活発なバーンミーティング

11月8日、9日は、広島大学酪農技術セミナーに参加しました。そのうち9日はバーミーティングが開かれました。

ミーティング先の農場で約2時間、隅々まで視察させていただき、その後、広島大学で熱心なディスカッションが行われました。

講師は全酪連顧問で元・農業改良普及員の村上明弘先生。村上先生が視察中に撮影した写真を基に、さまざまな角度から農場の良い点、課題点を見つめていきました。

そして、1枚の写真から読み取れることを参加者が順に発表する会で、多くのことが上がりました。糞の状態から読み取れたこと、足から読み取れたこと、床材の問題など多岐に渡ります。

こうした手法は想像力と洞察力を鍛えるベターな手法です。また参加者がそれぞれ見えたことを共有できるため、視野を広げてくれます。ぜひ、皆さんも1枚の写真を基に、仲間とディスカッションしてみてください。

最新デバイス

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来春発刊を目指す新書籍のため、最新のウェラブルカメラによる撮影テストを行なっています。

書籍のテーマは護蹄。跛行の原因や対処、農場でできる蹄ケアなどを盛り込みます。その一部として、跛行を見る目を養う動画や、酪農家による蹄ケアを付録としてつけることになりました。ウェラブルカメラは蹄ケアの様子を作業者目線で撮影できるため、ポイントがよくわかります。

これから鋭意、編集に入ります。どうぞお楽しみ!

ちなみに、カメラは下の写真のようにセットして使います。これは面白い!

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作業の心得

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写真は群馬県のR牧場で見つけた搾乳作業の心得です。ミルキングパーラー舎のホワイトボードに大きく書かれています。
人は、とかく「早く作業を終わらせたい」と思いがち。また作業への慣れが、丁寧さを徐々にスピードに置き換えがちです。雇用酪農では、作業のマニュアル化、平準化による作業品質の安定を図ることはもちろんですが、常に初心を忘れず「丁寧」な仕事をしてもらいたいですね。
当たり前のことかもしれませんが、こうした心得を目につく場所にはっきりと示すことで、改めて心得を刻んでいるようです。
こうした心得は、事故防止にも役立ちます。食品工場などでもさまざまな場面で安全への心得の掲示を見ることがあります。
みなさんの牧場でも、実践してみてはいかがでしょうか?

昼搾乳

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台風や大雨による被害を受けられた酪農家さん、関係者の皆様にお見舞いを申し上げます。

さて、朝霧高原にお邪魔しています。こちらは台風や大雨による被害はなく、朝霧メープルファームでは牧草の刈り取りも無事に終了したとのことです。

久しぶりにお昼の搾乳を見せていただいています。今年入社した新人スタッフもすっかり搾乳作業に慣れた様子で、先輩スタッフと何ら変わらない仕事ぶりで元気に働いていました。

いつ見ても、個人差のない搾乳作業と落ち着いた牛の様子から、牛達自身が搾られる喜びを感じているように思えます。

搾乳は酪農の収穫作業ともいえますね。牛に優しく、そして生理に合った作業でていねいに搾乳して、ロスをなくしたいですね。

熱中症にご用心

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編集部のある東京は晴天に恵まれています。写真で見ると爽やかな感じがしますが、12時現在の気温は32度、湿度77%で暑いお昼を迎えています。

暑い日が続くとランチを考えるのも億劫になります。どうしても偏食気味かつ食欲低下に陥ります。そんなときは、牛乳とチーズで栄養バランスを補正するようにしています。牛乳にはバランス良く多くの栄養が詰まっているので、夏バテ気味の体には嬉しい食品ですね!

下の写真は、本日のランチです(笑) あと一品で3-A-Day達成です。

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