遠くを見るのが好き

20150206stuffblog

「一クラスに必ず数名、初めは馴染めない子や、お調子者がいるんです」と言うのは、ある哺育・育成センターの場長さん。
人間の保育園や幼稚園、学校と一緒ですね。
馴染めない子については、馴染めるクラスに編入させたり、特別ケアしてあげたりします。
お調子者については……「度が過ぎたら叱るんですけど」と、これも人間と一緒。
写真の牛は「高いところから遠くを見るのが好きな子」だそうです。
「ちょっと危ないんですけど、いつもそうなんです」とのこと。
こういう子(いや大人も)、人間にもいますよね。

現場の知恵&工夫「クリップの色で中身がわかる」

知恵&工夫01

北海道宗谷管内M牧場は、100円ショップで買ったカラフルな洗濯ポール用のクリップを、分娩後の乳を入れたバケツに挟んで識別しています。
「赤のクリップは初乳、オレンジは2回目の乳、緑は3回目の乳というようにしているので、クリップの色で誰でもバケツの中身がわかるから便利です」とのことです。

冬は暖かいものを

冬は

北海道宗谷管内M牧場は、待機場で、牛にお湯(約40℃)を与えています。
「氷点下の厳寒期はとくに喜んで飲みます」と言います。
また、ディッピング剤は使用前に、お湯で温めて使っています(これも約40℃)。
「冷たいと牛もビクッとするからね」とのことでした。

あー… 牛乳のみてぇ

牛乳飲みてぇ

釧路管内K牧場の長女Mさんは女性後継者です。
就農当初は、スキル不足で自分の役割も居場所もよくわからず、体力不足も手伝って、挫折感を味わう日々だったそうです。
しかし、あることをきっかけに、牛が変わり、牧場が変わり、そして自分が変わりました。
今は充実した日々で、いつの間にか体力もつき、マラソンが趣味の一つになったほど。
そして、「ただ走るだけでは面白くないから、マラソン大会用として、牛乳をPRするユニホームを女子仲間で作っちゃいました」と披露してくれました。
詳しくはDairy Japan 1月号で。

サウスダコタ州での給与メニュー例

本日(11月13日)付けのDJニュースでアップした「低脂肪で使いやすくなったDDGS」の、アメリカ穀物協会セミナーで、米持千里氏(アメリカ穀物協会)は、「ガルシア教授から紹介された、サウスダコタ州の3000頭規模の酪農場の高泌乳牛への給与メニュー」を紹介してくれました。

DDGS