あったかいんだからぁ~だから毛刈り

毛刈り

北海道オホーツク管内のK牧場です。
外気温に近い(寒い)育成・乾乳牛舎から、温かい搾乳牛舎に上がってきた初産牛を毛刈りしています。
「初産牛はとくに、寒いところから温かい牛舎内に連れてくると汗をかくんです。それがストレスとなり採食量が減ります。毛刈りすると移動気温差ストレスが緩和され、採食量が落ちないし、良い発情が来ます」とKさんは言います。

牛のデザイン生地

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酪農の町・北海道根室管内別海町の某ビジネスホテルのドアを開けると、躍動感のある牛が描かれた、大きな美しいデザインボードが飾ってあります。
これは北欧フィンランドのデザイン生地だそうで、その美しいデザインに魅せられたホテルの奥さんがお取り寄せして、それをボードに貼ってオブジェにしたのだそうです。

「ほかにも根室地域と共通する動物や自然が色鮮やかにデザインされた生地がたくさんあるので、各お部屋にも飾ってあるんですよ」とのこと。
なるほど1号室はステキな鹿デザインの生地が壁に飾ってありました。

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オシャレな郵便ポスト

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北海道根室管内のK牧場の入口には、オシャレな郵便ポストが備え付けてあります。
そう、これは牛乳缶を利用したものです。
「昔はこれに搾った乳を入れて、水槽で冷やしていたんだよ」とKさん。
この牛乳缶は古い牛舎の2階から出てきたのだそうです。
それを奥さんのアイデアで、ホル柄の郵便ポストにしたのだそうです。

遠くを見るのが好き

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「一クラスに必ず数名、初めは馴染めない子や、お調子者がいるんです」と言うのは、ある哺育・育成センターの場長さん。
人間の保育園や幼稚園、学校と一緒ですね。
馴染めない子については、馴染めるクラスに編入させたり、特別ケアしてあげたりします。
お調子者については……「度が過ぎたら叱るんですけど」と、これも人間と一緒。
写真の牛は「高いところから遠くを見るのが好きな子」だそうです。
「ちょっと危ないんですけど、いつもそうなんです」とのこと。
こういう子(いや大人も)、人間にもいますよね。

現場の知恵&工夫「クリップの色で中身がわかる」

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北海道宗谷管内M牧場は、100円ショップで買ったカラフルな洗濯ポール用のクリップを、分娩後の乳を入れたバケツに挟んで識別しています。
「赤のクリップは初乳、オレンジは2回目の乳、緑は3回目の乳というようにしているので、クリップの色で誰でもバケツの中身がわかるから便利です」とのことです。