人材が宝

釧路管内の牧場の、従業員さん用の休憩室です。
社長のEさんは若い頃、大手不動産会社の支店を切り盛りした経験があります。
「自主的でなければ仕事の質は上がらない」「前向きでなければ良い結果は出ない」「協力してくれる人がいて自分は幸せになれる」「協力し合いながら成長し合う」「皆で達成するから楽しい」と百戦錬磨の営業マン経験で得た経営哲学を語ってくれたEさん。
「これらが実感できる職場の仕組みと環境を作るのが社長の仕事だ」と日夜全力で臨んでいる様子が強く伝わってきました。
詳しくは、Dairy Japan 5月号のルポ特集「酪農の人材マネジメント」で。

好評連載 仔牛と向き合うアイの法則とは

「仔牛は宝」です。宝だと思うことができると、傷つけないように、壊さないように、汚さないように、失わないように、大切に大切に扱うことができるはずです。「1%の意識」「1%の習慣」小さなことに心を込めれば、凄い奇跡が起こります。
——–Dairy Japan 4月号 連載中の「仔牛と向き合うアイの法則とは」の一節です。
著者は十勝清水町・(株)ファーム山口の山口鮎美さん。

「仔牛と向き合う」を第一として試行錯誤しながら独自の哺育方法を編み出した山口さん。
初乳は制限なし。
生後2週間目から12~18リットル。
生後3週間目から18~24リットル。
これは「私が出した答えではなく、仔牛が出した答えです」と言います。
ファーム山口の仔牛は、抜群のフレーム、高い健康度で、評判を呼んでいます。

4500頭以上の仔牛から学んだ「仔牛と向き合うアイの法則」が詳しく解説されています。
ぜひお読みください。

新シリーズ「酪農家を楽にする 牛のための お産」Dairy Japan 4月号

Dairy Japan 4月号には新シリーズが二つあります。
その二つめは、「酪農家を楽にする 牛のための お産~もし、あなたが牛だったら、どんなお産を望みますか?~」(著者:石井三都夫氏/石井獣医サポートサービス)です。

当シリーズは、とかく人の都合に合わせたり、牧場ごとでさまざまな形や方法で行なわれてきた牛のお産管理を、本来の野生動物として営む自然分娩をイメージしながら、「牛目線」で検証し改善していこう、というものです。

第1回めは、「今、なぜ、お産が大切なのか?」と題して、お産の成否が牛の生産性に大きく影響し、それが、その農場経営を左右する大きなカギとなることが解説されています。
読んで、なるほど!

Dairy Japan ご購読は、以下へアクセスを。
https://dairyjapan.com/shop/products/detail/64

新シリーズ「あなたは乳牛をどこまで知っていますか?」Dairy Japan 4月号

Dairy Japan 4月号には新シリーズが二つあります。
その一つは、「あなたは乳牛をどこまで知っていますか?~牛本来の動きから飼養管理を追求する~」(著者:田中義春氏/デーリイサポート・タナカ)です。

当シリーズは、乳牛の「本能」や「習性」を理解して上手に飼養管理しよう、というものです。
第1回めは「牛は周りを見渡せるが遠近や色は苦手な生き物だ」と題して、草食動物であるがゆえの乳牛の視野・視界・見え方などが紹介されています。
そして、「牛目線」で、牛を移動させるコツ、牛舎内レイアウトのポイントなどが解説されています。
読んで、なるほど!

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驚くほど体細胞数が減った

写真は、北海道オホーツク管内・T牧場で取材させていただいたときの1枚です。
ミルキングパーラーに近いバルク室の壁にはTさんの工夫で必需品が整理整頓され、3定管理されています(決まったものが、決まった場所に、決まった量ある)。
このように几帳面で細やかな乳質管理に取り組んできたT牧場は、体細胞数10万以下をキープしていました。
そんな折、あることをきっかけに、「搾乳がとても穏やかになり、驚くほど体細胞数が減った」という出来事が起こりました。
詳しくは、Dairy Japan 4月号(来週発売)ルポ特集「乳質向上へのチャレンジ」で。