今月は「牛乳月間」ですね。
この時期になると、いつも思い出して話題にするのが、この文書です。
「動物の乳は天然物の中で食糧として作り出されてくる唯一のものである」
私達が食べている食材を一つ一つ思い浮かべてみてください。
食糧として作られてくるものは、ほかにあるでしょうか。
果物や花の蜜のように、ほかの動物や昆虫に食べてもらうことを期待して作られるものもありますが、これらはタネや花粉を他所に運んでもらうために動物や昆虫を誘引するためのものであって、食糧として作られるものでありません。
乳は食糧として作り出される唯一の天然物であり、だからこそ、ほかの食材にない特別な能力を備えているのです。
~Dairy Japan 2009年6月臨時増刊号『ミルクの本』、伊藤敞敏より~
この文書、ぜひ皆さんの口からも、多くの人へ伝えてください。
画像は中央酪農会議「酪農イラスト素材集」より
https://www.dairy.co.jp/rsozai2021/index.html