プロバイオティクス好調に推移:(株)明治

2016 年 5 月 13 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:10 PM ニュース,発表会

 明治ホールディングス(株)は5月11日、都内で平成28年3月期決算説明会を開催した。発表によると同期の連結売上高は1兆2237億4600万円(対前期増減率+5.4%)、営業利益777億8100万円(同+50.9%)と、増収・大幅増益だった。
 ヨーグルト、牛乳類、乳飲料をはじめとする発酵デイリー事業において、「明治プロビオヨーグルトR-1」は2015年10月および11月に発売した新商品が売り上げ拡大に寄与し、2015年4月に発売した「明治プロビオヨーグルトPA-3」は当初の売上目標を大幅に上回った。牛乳類の主力である「明治おいしい牛乳」は、料理素材としての活用を訴求する継続的な取り組みも奏功し、全ラインアップにおいて前期を上回った。
 加工食品事業におけるナチュラルチーズは、カマンベールチーズの伸長がけん引し前期を大幅に上回り、プロセスチーズにおいてもスライスチーズが好調に推移し前期を上回った。
 なお、平成28年3月期の集乳量は全国で133万6000t(前年対比99.5%)であり、うち北海道が85万9000t、(同99.9%)、都府県が47万6000t(同98.8%)であった。

乳牛の管理のポイントと暑熱ストレス:講演会開催案内

2016 年 5 月 2 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:30 PM セミナー開催案内

ラレマンドバイオテック株式会社は6月16日、都内で、乳牛の管理のポイントと暑熱ストレスに関する講演会を酪農技術関係者を対象に開催する。

【概要】
日程:6月16日13:00~18:00
場所:TKPガーデンシティ品川

【講演会内容】
13:00 開会
13:05~14:25 「暑熱ストレスによる生理的変化とルーメン微生物の動態」Dr.Frederiqe CHAUCHEYRAS-DURAND,フランス国立農業研究所(INRA)/Lallemand Animal Nutrition,France
14:25~15:45 「暑熱ストレス下の乳生産効率とルーメン調節因子」Laurent DUSSERT,Lallemand Animal Nutrition,France
15:45~15:55 休憩
15:55~17:55 「適切な消化とパフォーマンスの為のカギとなるステージ」Dr Alex BACH,スペイン・カタロニア州立研究所(IRTA)反芻動物部門長

【問い合わせ】
ラレマンドバイオテック株式会社 マーケティング・企画部 小金
TEL 03-5418-8178
Mail:kikaku-LBIO-JP@lallemand.com

「酪農を知ろう! プロジェクト」:開催案内

Filed under: — Yayoi Uruno @ 9:30 AM イベント開催案内

日本獣医生命科学大学のサークル「牛活jr.」は5月15日、「酪農を知ろう! プロジェクト」を開催する。同イベントは、牛を見たり触れる機会が少ない都市生活の消費者に対し、酪農に関心・興味を抱くきっかけを作ること、また酪農家の生の声を聞いて正しい知識を学ぶことを目的としたもので、同大学学生が消費者と酪農家を結ぶ架け橋になろうと企画した。同イベントでは映画「ひかりのおと」の上映や、参加者と酪農家の交流会が行なわれる。

開催日:5月15日
■映画上映 「ひかりのおと」 14:00~15:35(チケット代:500円)
(舞台は岡山県の山奥。代々酪農を営む一家の長男が、酪農家として生きていけるかという迷いを抱きながらも踏み出していく物語)
■酪農家との交流会 15:45~17:00(参加費:無料)
場所:日本獣医生命科学大学 E棟 1階111号室

詳細はこちら(URL:http://ushilove515.wix.com/mysite

【初妊牛相場】やや落ち着くも74.4万円――ホクレン家畜市場

2016 年 4 月 30 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM 業界情報

相場04

ホクレン家畜市場の初妊牛相場4月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

4月については、春産みの手当需要が継続するなか、出回りの一部が夏産みとなったことに加え、初妊牛価格の高値推移による導入への警戒感も見られたことから、平均価格は74万4000円(前月比1万1000円安・前年比15万7000円高)と、やや落ち着いた結果となった。

5月については、夏産み中心の出回りとなり、都府県では暑熱事故を警戒する時期となるが、春産みの最終手当需要ならびに通常の更新需要が見込まれることから、相場は保ち合いで推移することが予測される。

大手畜産ソリューションメーカーのキーナン社の買収に合意:オルテック社

2016 年 4 月 28 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:05 PM ニュース

オルテック社は4月23日、アイルランドを拠点とする大手畜産ソリューションメーカーであるキーナン社の買収に合意したと公表した。
今回オルテックグループの一員となるキーナン社の買収は、2011年から進めている国際展開活動において14件目となる。
オルテック社は公表で、「技術・調査研究・農場用機械製造という異なるフィールドの統合を通じて、製品イノベーションを加速させ、顧客生産者へより高い価値を提供する」とした。キーナン社は引き続きアイルランドを拠点に、包括的な畜産ソリューションと動物栄養ソリューションをグローバルに提供する。

求められるのは中型サイズ牛 牛づくりの会

2016 年 4 月 20 日

Filed under: — djito @ 8:07 AM セミナー報告

牛づくり

「牛づくりの会」(代表=三好孝行氏/富良野市・酪農家、事務局=家畜改良センター十勝牧場)は4月19日、札幌市内で研修会を開催した。
酪農家はじめ乳牛改良関係者ら約50人が参加した。

基調講演として、まず、ジェネティクス北海道の伊藤克美氏が『海外の乳牛改良状況』と題して、北米の乳牛改良の状況を、ゲノミック評価の近況を交えながら紹介。
北米の乳牛改良は今や能力・体型だけでなく、管理形質の重みづけが高まっていて、なかでも飼料効率がキーワードの一つとなっている。
そのため中型サイズの乳牛が求められている。
大型よりも中型のほうが飼料効率が高く、長命で、かつ管理しやすいからである。
ちなみに中型サイズとは、初産牛では体重525-565kg・体高13-145cm、成牛では体重635-725kg・体高140-150cm。
また、新たな評価指数として、健康形質(耐病性)に重みを置いた『デーリィ・ウェルネス・プロフィット・インデックス』が研究開発され、すでに活用されている。
これは、乳房炎、跛行(蹄病)、子宮炎、胎盤停滞、第四胃変位、ケトーシスへの罹患率をゲノミック評価したもの。
さらに、新たな遺伝病として、致死遺伝子である『HCD(コレステロール欠乏症)』が昨年に発見され、それはモーリン ストーム系に保因されているという。

続いて、家畜改良センターの佐分淳一氏が『遺伝的能力評価をめぐる情勢』と題して、わが国の乳牛遺伝能力評価の現状、総合指数(NTP)のねらい、日本と海外諸国とでの選抜指数の内容の違い、ゲノミック評価への対応と現状などについて紹介した。

その後、全体討論が行なわれ、「日本もゲノミック評価をより積極的に進めて世界一の乳牛遺伝資源を持つ国になるという気構えで取り組んでほしい」「NTPの重みづけに酪農家の意向が反映されていないことが輸入精液の利用を高めているのではないか」「耐病性のゲノム評価は酪農生産現場では非常に価値があるのでNOSAIと一緒に取り組んでほしい」など多くの意見が出された。

28年度「生産獣医療技術研修」募集 帯広畜産大学

2016 年 4 月 19 日

Filed under: — djito @ 9:46 AM セミナー開催案内

帯広畜産大学は「生産獣医療技術研修」を以下の日程で開催する。
■期間:基礎コース=8月8-12日、発展コース=8月22-26日
■場所:帯広畜産大学 畜産フィールド科学センター
■募集人数
基礎コース=牛群検診未経験の産業動物臨床獣医師(20-40名程度)
発展コース=同経験を有する産業動物臨床獣医師(20名程度)
■研修内容
【基礎コース(牛群検診の基本技術)】
乳牛の飼料・栄養に関する用語解説、飼料品質鑑定法、アニマルウェルフェアとカウコンフォート、乳検データの見方と活用、飼料給与診断と飼料設計(CNCPS)・BCS・RFSの評価と活用、牛群検診・代謝プロファイルテストの原理と活用、牛群検診結果の説明、総合質疑
【発展コース(牛群検診の実践技術)】
乳検データの評価、事例演習:牛群検診の準備から指導まで、貯蔵飼料の品質鑑定、飼料給与診断と飼料設計、牛群検診現地実習、飼料給与診断と飼料設計(CNCPS/AMTS)、代謝プロファイルテストの診断、牧草の特徴と見分け方、乳牛疾病と酪農経営、農家への結果説明と指導の実際、事例発表会、総合質疑
■受講料:3万円(集合研修の教材費)または6万7500円(フォローアップ希望者、集合研修の教材費+フォローアップ研修の血液検査料)
■問い合わせ
《研修内容に関すること》
帯広畜産大学 畜産フィールド科学センター 教授 木田克弥
TEL 0155-49-5652 FAX 0155-49-5654
E-mail:kidak @ obihiro.ac.jp
HP:http://www.obihiro.ac.jp/~fcasa/extension.html
《受付に関すること》
帯広畜産大学 地域連携推進センター 社会貢献室 小島
TEL 0155-49-5776 FAX 0155-49-5289
E-mail:syogai@obihiro.ac.jp
■申込期限:7月8日

今年も伝統のオークション! サツラク青年同志会

2016 年 4 月 16 日

Filed under: — djito @ 3:12 PM ニュース

サツラク春祭り

サツラク農協(札幌市)のサツラク青年同志会は4月16日、石狩管内恵庭市で恒例の「春祭り」を開催し、多数が参加した。

この春祭りの発端は、44年前の昭和47年に第1回目が開催された「遊休農機具セール」にさかのぼる。
春を迎え、畑仕事が始まる前に、組合員各自が遊休農機具などを持ち寄り、オークション販売したのが始まり。
以後、ガレージセール、春祭りと名称を変えつつも、同農協組合員とその家族、同農協職員、関連企業などが集まり、農繁期前の一日を楽しく過ごす貴重なイベントとして受け継がれている。

開催にあたり米村光喜会長は、「今年は雪解けが早く、畑作業に向けて気ぜわしくなってきているが、今日一日は、春祭りをゆっくり楽しんでいただきたい」と挨拶した。
その後、協賛企業の展示ブースを巡回しながら提供商品を競りにかける「企業オークション」、同志会が仕入れた飼料添加剤や酪農機器・資材、電化製品など200点にも及ぶ多数の商品を入札や競り販売する「大オークション」が行なわれ、競り合いや落札金額に笑いと拍手で盛り上がった。
婦人同志会コーナーでは、ドーナツやコーヒーの無料提供、縁日、子ども抽選会などが行なわれ、子ども達も、思い出となる楽しい一日を過ごした。

なお、オークションによる売上の一部は、熊本県で発生した大地震による被災地への義援金にあてられる。

生産性向上支援セミナー「乳房炎コントロールの未来を拓く!!」~損失乳量軽減への新戦略~:開催案内

2016 年 4 月 13 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:30 PM セミナー開催案内

共立製薬(株)は5月に、全国各地で生産性向上セミナー「乳房炎コントロールの未来を拓く!!」を開催する(後援:(株)ファームノート)。同セミナーでは、乳房炎を取り巻く現状と課題を整理、把握し、そのうえで日本に初めての導入となる「乳房炎用ワクチン」の特性を理解し、最大限に有効活用するために方法を伝える。またランチョンセミナーでは、(株)ファームノートより、生産性向上を実現するデータ活用術を伝える。

【日時・場所】
5月10日 東京会場:UDXギャラリー
5月12日 帯広会場:北海道ホテル
5月13日 中標津会場:トーヨーグランドホテル
5月16日 名古屋会場:名古屋栄東急REIホテル
5月17日 岡山会場:国際会議場CONVEX岡山
5月18日 熊本会場:阿蘇熊本空港ホテルエミナース
※いずれの会場も11:30開場、12:00開会、17:30閉会

【プログラム】(敬省略)
・ランチョンセミナー「酪農の未来を拓くファームノートの挑戦」
(株)ファームノート 代表取締役:小林 晋也

・乳房炎のコントロールの現状と課題
東京・熊本会場:麻布大学獣医学部衛生学第一研究室 河合 一洋
帯広・中標津会場:十勝NOSAI幕別家畜診療所 大林 哲
名古屋会場:(有)あかばね動物クリニック 鈴木 保宣
岡山会場:(株)ボーバインベットサービス 濱田 将臣

・乳房炎用ワクチン「スタートバック」活用による経済効果について
東京・帯広・中標津会場:英国ノッティンガム大学獣医学部 アンドリュー・ブラッドレー
名古屋・岡山・熊本会場:英国コーネル大学獣医学部 パオロ・モローニー 通訳:共立製薬(株)テクニカルマネージャー 齊藤 文俊

・乳房炎用ワクチン「スタートバック」の国内データの紹介
共立製薬(株)開発本部 川上 和夫・江口 佳子

<申し込み・問い合わせ>
共立製薬(株)PA営業本部 PA営業推進部
TEL:03-3264-7559

飼料プレミックス事業に関わる全事業所にてISO22000認証を取得:日本ニュートリション(株)

2016 年 4 月 11 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:00 PM ニュース,未分類

日本ニュートリション(株)は3月28日、昨年の鹿島工場に続き、平成28年3月18日付けで飼料用プレミックス事業に関わる全事業所にて「ISO22000(食品安全マネジメントシステム)の認証を取得した」と発表した。
ISO22000は、フードチェーンのあらゆる組織を対象としており、食品安全衛生を認証する世界で最初の世界標準規格のこと。
同社は「今回、ISO22000を飼料用プレミックス事業に関わる全事業所に導入することにより、さらなる安全・安心を求め、提供するすべての飼料・飼料添加物を通じて畜産物の食品安全に寄与していく」と発表した。

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