最優秀賞に芹川恵介さんと芳賀ひとみさん:全国酪農青年女性酪農発表大会

2016 年 7 月 15 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 1:00 PM ニュース,発表会,未分類

全国酪農青年女性会議および全酪連は7月14~15日、名古屋市内で第45回全国酪農青年女性酪農発表大会を開催した。
酪農経営の部では「酪農の魅力『ゆとり』を作り出す酪農経営」を発表した熊本県の芹川恵介さんが最優秀賞に選ばれた。芹川さんは、作業と経営の効率化の両立を目標に、さまざまな先進技術を導入し活用するなどして、家族経営に大きなゆとりを生み出していると評価された。
また、搾乳ロボットをいち早く自らの基本技術として習得し、省力的な規模拡大を実現している、「この時間も牛たちは搾乳されています」を発表した愛知県の森富士樹さんに対して、審査員特別賞が授与された。
酪農意見・体験発表の部では、自家の経営を周囲の助けを借りながら客観的理論的に分析し、自分の経営をしつつあるところなどが評価され、「ひとみ25歳で経営主になる」を発表した北海道の芳賀ひとみさんが最優秀賞に選ばれた。

「第2回 広島大学酪農技術セミナー」11月に開催 テーマは繁殖

2016 年 7 月 13 日

Filed under: — djito @ 1:20 PM セミナー開催案内

広島大学 日本型(発)畜産・酪農技術開発センターは今年1月、酪農技術に関する最新の情報などを現場へ発信し社会に貢献する目的で、酪農家・酪農関係者を対象として「第1回広島大学酪農技術セミナー」を開催した。
その2回目を11月に開催する。テーマは「乳牛の繁殖問題とその対策~研究者・獣医師・普及員の視点~」。

●11月8日(火) 10:00~16:30
場所:東広島芸術文化ホールくらら(http://kurara-hall.jp
□基調講演
10:05~12:05 「酪農業の近未来像を探る!」
 村上明弘氏(全国酪農業協同組合連合会技術顧問)
□セミナー「乳牛の繁殖問題とその対策」
 司会進行/杉野利久(広島大学大学院生物圏科学研究科 准教授)
13:00~14:00 「乳牛の飼養管理と繁殖:研究者の視点」
 大場真人氏(アルバータ大学酪農栄養学 教授)
14:05~15:05 「積極的に繁殖を管理する:現場獣医師の視点」
 芦沢博道氏(ROMデーリーアシスト)
15:10~16:10 「繁殖は何を生み出し経営をいかに回すか:普及員の視点」村上明弘氏
16:10~16:30 パネルディスカッション(質問コーナー)
□懇親会 17:30~
●11月9日(水) 8:00~17:00頃
□バーンミーティング(定員15名程度)
 講師:村上明弘氏、生徒:大場真人氏、杉野利久氏
●参加費:無料
●申し込み方法:電子メールで、広島大学 日本型(発)畜産・酪農技術開発センター/西嶋奈美(nanishij@hiroshima-u.ac.jp)へ。表題に「酪農技術セミナー参加申込み」と表記し、本文に氏名・所属・電子メールアドレス・懇親会参加の有無を記載する。バーンミーティング参加希望者はその旨も記載する(ただし定員あり)。
●申し込み締め切り:10月31日
●問い合わせ:杉野利久 TEL 082-424-7956
E-mail:sugino@hiroshima-u.ac.jp
●主催:広島大学 日本型(発)畜産・酪農技術開発センター、共催:広島大学大学院生物圏科学研究科、協賛:広島県酪農業協同組合、後援:全国酪農業協同組合連合会

 

ラレマンドバイオテック(株)社員募集

2016 年 7 月 12 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 12:00 PM 業界情報

ラレマンドバイオテック(株)は社員を募集している。募集要項は以下のとおり。

(1)
役職:営業部マネージャー
仕事の内容:飼料メーカーとの機能性飼料の取引推進
経験:機能性飼料または飼料関連業務経験5年以上が望ましい
学歴:大学卒業
勤務地:東京
待遇:応相談、各種社会保険完備
資格等:自動車普通免許、英語力尚可
勤務時期:可能な限り早く

(2)
役職:営業部地域マネージャー
仕事の内容:地域販売会社と協働し畜産農家への機能性飼料の販売推進
経験:機能性飼料または飼料関連営業経験5年以上が望ましい
学歴:大学卒業
勤務地:北海道
待遇:応相談、各種社会保険完備
資格等:自動車普通免許、英語力尚可
勤務時期:9月~

(1)(2)
選考方法:書類選考後、面接
応募方法:履歴書、職務経歴書を下記住所に郵送または、メールにて送信する
〒105-0014
東京都港区芝2-3-3芝二丁目大門ビルディング
ラレマンドバイオテック株式会社 財務経理・管理部 採用担当 鈴木
e-mail:HR-LBIO-JP@lallemand.com

「第19回International Short Course」開催案内

Filed under: — Yayoi Uruno @ 11:30 AM セミナー開催案内,セミナー開催告知

ウイスコンシン大学Dairy ScienceのコーディネーターであるKaren Nielsen氏は10月3~5日、アメリカのウイスコンシン州で酪農セミナーを開催する。
【概要】
セミナー名:「第19回International Short Course」
■10月3日
・8:00~10:00 「正確にデータを記録することが重要。子牛管理で重要なデータを記録することで目標達成できる」 講師:Dave Rhoda, Larson Acres veterinarian and professor of the UW Short Course Program
・10:15~12:15 「世界の酪農は多様である。その実態を知ることがあなたの牛の飼養管理のヒントとなる。世界のどこへ行っても飼養管理のキーとなることは同じ。小さなことの積み重ねが大切」 講師:Bob Kaiser, UW professor and Mark Stephenson, UW professor
・13:30~14:15 UW-Madison campus tour
・14:30~16:00 牧草の品質ラボ
・16:15~17:45 繁殖器官、ET、超音波
■10月4日
・8:00~10:00 「高泌乳牛の繁殖」 講師:Paul Fricke, UW professor
・10:15~12:15 「分娩後のケトーシスと四変を防ぐ“Goldilocks”と呼ばれる飼養管理方法」 講師:Gordie Jones, Veterinarian
・14:00~17:45 農場訪問
■10月5日
・8:00~10:00 「粗飼料の生産と品質」 講師:Michel Wattiaux, UW professor
・10:15~12:15 「乳房炎は人と環境の管理だけ」 講師:Pamela Ruegg, UW professor in the Department of Dairy Science and is a veterinarian.
・12:45~14:30 修了証書授与
【申し込み方法】
以下のURLから登録(URL:http://globalcow.com/shortcourse/
受講料:8月末までの登録で一人500ドル
会場のMadison Concourse Hotel宿泊は受講申し込みサイトで同時登録可能。すべての朝食とランチ受講料に含まれている。ツアーの主催はないため個人参加となる。
【問い合わせ】
(株)イーアニマル 担当:上野
e-mail:kazutoshiueno@eanimal.jp
岐阜県山県市藤倉527番地
HP:www.eanimal.jp TEL:0581-36-2358

選別精液でホル交配率が増加―北海道家畜人工授精師協会

2016 年 7 月 11 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM ニュース

北海道家畜人工授精師協会は、平成27年(1月1日~12月31日)「乳・肉用牛人工授精実施成績」の取りまとめ結果を発表した。

授精成績は以下のとおり。カッコ内は前年比。
●乳用牛—-初回授精受胎率
未経産・経産合計:42.8%(+0.4%)
未経産:54.8%(+0.5%)
経産:37.2%(前年と同じ)
●肉用牛—-初回授精受胎率
未経産・経産合計:59.7%(-1.3%)
未経産:62.7%(+0.3%)
経産:59.3%(-1.6%)

乳用牛授精実頭数での、精液種類別交配割合は以下のとおり。
ホル種通常精液:73.5%(-2.0%)
F1:17.6%(-0.5%)
性選別:8.9%(+2.4%)
性選別精液の増加で、ホル種精液は82.4%(+0.4)。

黒毛和種交配割合、全国で35.3%

2016 年 7 月 5 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 3:00 PM ニュース

日本家畜人工授精師協会は7月5日、平成28年第1四半期(平成28年1~3月期)の乳用牛への黒毛和種の交配状況を公表した(中間集計)。これによると、黒毛和種の交配割合は全国で35.3%となり、34.6%であった前期より0.7ポイント増加、34.4%であった前年同期より0.9ポイントの増加となった。また北海道では21.6%(前期より0.9ポイント増加、前年同期より0.8ポイント増加)、都府県で50.8%(前期より0.4ポイント増加、前年同期より1.0ポイント増加)となった。
また、今期から新たに公表する性判別精液の割合は、全国において8.3%(前期より0.9ポイント増加)となった。

※日本家畜人工授精師協会HPより

※日本家畜人工授精師協会HPより

ホームページ開設:ラレマンドバイオテック(株)

2016 年 7 月 4 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 11:30 AM ニュース

ラレマンドバイオテック(株)は7月1日、ホームページを開設した。
同ホームページでは、同社の会社紹介、商品紹介、イベントの案内などを掲載する。
順次商品情報を充実させるとともに、製品に関するSDS(安全データシート)なども掲載する予定。

HPアドレスhttp://lallemandanimalnutrition.com/ja/

【初妊牛相場】やや弱含みの68.6万円―ホクレン家畜市場

2016 年 6 月 30 日

Filed under: — djito @ 9:55 AM 業界情報

相場06

ホクレン家畜市場の初妊牛相場6月集計分(速報)が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

6月については、夏分娩中心の出回りとなり、都府県では暑熱事故への警戒感から導入需要が落ち着いたため、平均価格は68万6000円(先月比7000円安・前年比12万5000円高)とやや弱含んだ結果となった。

7月については、本格的な暑熱期に入り、都府県を中心に導入意欲が弱まる時期となるが、一定量の更新需要は引き続き見込まれることから、底堅い価格での取引が予測される。

ミルクがなければ未来はない―雪メグ株主総会

2016 年 6 月 28 日

Filed under: — djito @ 5:15 PM ニュース

雪メグ

雪印メグミルク株式会社は6月28日、札幌市で「第7回 定時株主総会」を開催した。
西尾啓治代表取締役社長が議長を務め、監査・事業・財務などの報告後、定款一部変更や取締役選任など6議案が審議を経て承認された。

総会後の会見で、生乳生産基盤の維持・回復に向けた同社の対応と取り組みについて、西尾社長は、日本酪農青年研究連盟(酪青研)への支援、酪農現場の声を聞いて経営に活かす酪農諮問委員会の開催、酪農総合研究所が実施している実証農家への支援、雪印種苗が寄与する“TACSしべちゃ”への支援などを紹介。
「当社は国内酪農生産への貢献を企業理念に掲げている。地道な活動を展開しながら、国内酪農の活性化に向けて、農系の総合乳業メーカーとして引き続き貢献していく」と語った。

また、小板橋正人取締役常務執行役員は、「当社は“未来は、ミルクの中にある。”をスローガンにしているがゆえ、ミルクがなければ当社の未来はない。酪肉近では750万tという意欲的な生産目標数値を掲げている。その達成に向けて、酪農乳業ともに意欲的に取り組んでいきたい」と語った。

写真:株主総会後の会見。左より、池浦靖夫常務執行役員、西尾啓治代表取締役社長、小板橋正人取締役常務執行役員

『アニマルウェルフェア認証』がスタート その2

2016 年 6 月 19 日

Filed under: — djito @ 2:15 PM ニュース

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『一般社団法人 アニマルウェルフェア畜産協会』設立記念セミナーで、ノースプレインファーム(オホーツク管内・興部町)の代表取締役社長・大黒宏氏、美瑛ファーム(上川管内・美瑛町)のスタッフ・牛丸穂菜美氏が話題提供。

大黒氏は、“有機(オーガニック)JAS認証”取得の経緯や利点を紹介し、「有機JAS認証と同様に、アニマルウェルフェア畜産認証も、条件不利地域や小規模酪農・畜産を守るために非常に大事だ」と語った。

牛丸氏は、帯広畜産大学の卒業研究で取り組んだ、アニマルウェルフェアと放牧を取り入れた牛乳(よつ葉『放牧生産者指定ノンホモ牛乳)について紹介し、「アニマルウェルフェアは情報を持っている側から発信しなければ広がっていかない。牛への“声かけ”は一番身近で誰にでもできるアニマルウェルフェアである」と語った。

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