年末年始の処理不可能乳発生は回避

2022 年 1 月 12 日

Filed under: — 前田真之介 @ 12:31 PM ニュース

【年末年始の処理不可能乳発生は回避:Jミルク】

Jミルクは1月11日、同会のホームページにて声明を公表した。内容は12月下旬から1月上旬にかけて処理不可能乳の発生が懸念されていたが、無事に回避できたというもの。

同会は、酪農家による出荷抑制や乳業メーカーによる最大限の乳製品向け処理など、酪農乳業界が一丸となって取り組んだ結果が表れたとしている。さらに、生乳需給の状況について広くメディアで報道されたこともあり、消費者からの応援や消費拡大に向けた取り組みが行なわれたと感謝の意を表した。

https://www.j-milk.jp/news/kinkyu2021kaihi2022.html

 

 

宇都宮賞が決定:山岸均氏(士幌町)・野原幸治氏(帯広市)

2022 年 1 月 11 日

Filed under: — djito @ 5:41 PM ニュース

宇都宮仙太郎翁顕彰会(瀧澤義一理事長)は1月11日、「第54回 宇都宮賞」の表彰者を以下の2氏に決定した。表彰式は例年どおり、同翁の命日にあたる3月1日に札幌市で開催する。

●酪農経営の部=山岸均氏(士幌町、64歳)
士幌高校専攻科に在学中、米国カリフォルニア州の大規模な搾乳専門牧場で1年間研修し、そこで飼養管理作業上の問題となる搾乳性や肢蹄のことを精力的に学び、フリーストール導入に役立つ知識を習得して、昭和54年に卒業と同時に就農。常に「現場第一主義」で家族経営を基本に酪農家の模範となる経営者になることを理念に、牛群は、海外から優良雌牛の導入や受精卵移植を活用した遺伝資源の改良により、体格得点のレベルが高く、資質に優れた搾れる牛群を整備し、飼料生産は、高栄養価で嗜好性の高い自給粗飼料を生産し、飼料分析による適正な飼料調製に努め、乳量、乳成分や乳価は地域や全道平均を上回る優れた成績をあげている。
平成31年には搾乳ロボットを導入して、大規模経営にあって家族による「ゆとりある酪農経営」を実践し、酪農経営の模範として高く評価されている。また、資源の有効利用を目指して、2戸共同型バイオガスプラントからの液体肥料を飼料畑に還元しており、これまでの土地改良により一番牧草やコーンサイレージ品質は、町内平均を大幅に上回る良質な粗飼料が生産されている。
経産牛186頭平均の乳量は1万445kg、乳脂率4.18%を達成し、遺伝評価では耐久性成分、疾病繁殖成分が全国上位で長命連産を実現するなど、乳牛の飼養管理技術は高く、共進会にも多数出品して優秀な成績を収め、地元の乳牛改良をリードしている。

●乳牛改良の部=野原幸治氏(帯広市、60歳)
昭和59年に酪農学園大学を卒業後、2年間アメリカの牧場で実習し、世界最先端の乳牛改良や飼養管理の技術研鑽を積み、平成元年に結婚と同時に義父の野原氏から経営移譲を受け就農。「土地作り・草作り・牛作り」を理念に、とくに体型形質に重きを置き長命連産性の牛群作りによる経済性を追求し、牛群検定や体型審査、優良受精卵の導入・採卵・移植等に取り組み、全道・全国の共進会等で数多くの賞を受賞しており、全道を代表する優秀牛群の一つとなっている。
経産牛98頭平均の乳量9546kg、乳脂率4.22%、無脂固形分率8.88%であり、除籍牛平均産次4.2産、産次別牛群構成において3産以上の割合45%と、いずれも全道平均を大きく上回る高いレベルにあり、長命連産性に富んだ牛群作りに務めている。
牛群体型審査では、これまでに30頭のエクセレント牛を輩出し、令和2年では52頭の平均体格得点85.9点、平均体型偏差値148.8という全国最高レベルの成績を収めており、遺伝評価において、平均体型得点はもとより長命性と深く関連する乳器や肢蹄の評価は群を抜いて高く、とくに耐久性成分で全国1%、疾病繁殖成分で全国上位6%にあり、長命連産を実現した牛群。その中でも「サニーフイールド ブラツド レニー ウイン」(8歳2カ月・6産)が3年11月に94点(4E)を獲得した。

カーフジャケット写真投稿で賞品が当たる:(株)ワイピーテック

2022 年 1 月 6 日

Filed under: — 前田真之介 @ 1:39 PM 未分類

【カーフジャケット写真投稿で賞品が当たる:?ワイピーテック】

(株)ワイピーテックは、スーパーカーフジャケットの新発売に伴い「カフコレ2022」をInstagramにて開催している。同社のアカウントをフォローしスーパーカーフジャケットを着用した仔牛の写真をInstagramに投稿することでエントリーが可能。ベストフィット賞や最優秀賞などの選考が行なわれ、当選者には賞品をプレゼント。

詳しくは同社Instagramアカウントで確認が可能。

 

「搾ロボ牛舎での労働効率を高めるコツ」4dBarnが1月に無料Webセミナー第2弾

2022 年 1 月 5 日

Filed under: — djito @ 6:19 PM セミナー開催案内

ロボット搾乳コンサルタント会社として世界で注目されている4dBarn社(フィンランド)が、1月18日の晩に「搾乳ロボット牛舎の労働効率を高める“ツール”」と題した無料のWebセミナーを行なう。
これは1月11日に開催されるWebセミナーの第2弾。
4dBarn社の獣医師であるVirpi Kurkela(ビルピ・クルケラ)が、搾乳ロボット牛舎での適切な管理・作業計画のコツと、搾乳ロボット牛舎の図面の評価に役立つ新しいツールを紹介する。
日本語での通訳あり。

■日時:1月18日(火)20:00~21:00
■参加費:無料
■参加方法:以下のフォームから1月16日までに申し込む。
https://campaign.4dbarn.com/webinar-18-1-2022-efficient-robot-barn-toolkit
もしくは
https://www.facebook.com/events/1811373832406443/?active_tab=discussion
参加手順とウェブ用リンクはWebセミナーの前日までに案内される。

引き合い強まり61.3万円

2021 年 12 月 29 日

Filed under: — djito @ 11:25 AM 業界情報

ホクレン家畜市場・初妊牛相場の12月集計(速報)がホクレン酪農部家畜販売課より発表された。

12月は、年明け以降の生乳生産についての不安は解消されないものの、春分娩需要から引き合いは強まり、平均価格61万3000円(前月比3万6000円高・前年比16万5000円安)と強含みで推移した。

1月は、情勢に対する様子見感は懸念材料として残るものの、春分娩需要は底堅く引き合いは強まると予測され、相場は強含みで推移することが予想される。

「低投資でロボット搾乳を」4dBarnが1月に無料Webセミナー

2021 年 12 月 28 日

Filed under: — djito @ 8:57 AM セミナー開催案内

ロボット搾乳コンサルタント会社として世界で注目されている4dBarn社(フィンランド)が、1月11日の晩に「ロボット搾乳移行への投資額を低減するには? ~フィンランドでの事例をご紹介~」と題した無料のWebセミナーを行なう。
4dBarn社の設計士であるJouni Pitkaranta(ヨーニ・ピッテカランタ)が、ロボット搾乳移行への投資額を低減するアイデアを、フィンランドでの事例とともにいくつか紹介する。
日本語での通訳あり。

■日時:1月11日(火)20:00~21:00
■参加費:無料
■参加方法:以下のフォームから1月9日までに申し込む。
http://campaign.4dbarn.com/webinar-11.1.2022-how-to-decrease-the-investment-cost
参加手順とウェブ用リンクはWebセミナーの前日に案内される。

酪農学園が消費拡大の協力

2021 年 12 月 9 日

Filed under: — djito @ 4:58 PM ニュース

脱脂粉乳・バターの過剰在庫解消、年末年始の処理不可能乳の回避が喫緊の課題となっている今、学校法人 酪農学園(酪農学園大学・とわの森三愛高校)は、牛乳乳製品の消費拡大に少しでも寄与しようと、緊急的な取り組みを実施する。その内容は以下の三つ。

1 国産(北海道産)牛乳乳製品の消費拡大運動への協力(業務用バター等の斡旋販売)
・対象者:学内教職員、学生、協定締結先機関の一部
・周知方法:学内メール配信、ポスター掲示、協定締結先への依頼
・斡旋商品:国産業務用ポンドバター、ポーションバター等

2 年末年始の処理不可能乳回避に向けた牛乳消費促進の周知
・Jミルク発行のリーフレット配布、ポスター掲示
・同学運営サイトおよびSNSでの周知

3 その他(検討中)
・動画を活用した周知活動(牛乳消費活動、レシピ等)
・小中学生への食育を通じた周知活動

VR牧場見学を開催中:デラバル(株)

2021 年 12 月 6 日

Filed under: — 前田真之介 @ 2:22 PM 未分類

【VR牧場見学を開催中】デラバル(株)

 

デラバル(株)は、同社HPにてバーチャルリアリティ(VR)牧場見学を開催している。

サイトでは、同社の主力製品「搾乳ロボット VMSシリーズ」を実際に導入している全国の牧場を紹介しており、牧場主によるインタビュー動画や製品紹介などを見ることができる。さらに会員登録をすると、牛舎内部をVR映像にて見学することができる(VRゴーグルなどは不要)。

搾乳ロボット導入や、新たな搾乳方法を考える際に、牛舎レイアウトや製品の詳細情報などを参考にすることができる。実際に農場を見ているかのように牛の状況まで確認することができるため、酪農家だけでなく一般の方にも楽しんでもらえる内容となっている。

サイトの詳細はhttps://vrtoursjp.delaval.com/より確認ができる。

 

フリーストール・パーラーが30%台に 北海道フリ・パラ調査

2021 年 12 月 4 日

Filed under: — djito @ 11:09 AM ニュース

北海道農政部畜産振興課はフリーストール牛舎・ミルキングパーラー・搾乳ロボットなどの導入状況を示す「新搾乳システムの普及状況について」(通称、フリ・パラ調査)を発表した。
令和3年2月1日現在の道内の酪農家数は5203戸であり、そのうちフリーストール牛舎・ミルキングパーラー(搾乳ロボット含む)を導入している酪農家を対象に調査したもの。

ミルキングパーラーを導入している酪農家は1590戸(道内酪農家比30.6%)、フリーストール牛舎を導入している酪農家は1641戸(同31.5%)、両方とも導入している酪農家は1579戸(同30.3%)で、初めてフリ・パラとも30%台となった。

ミルキングパーラーの導入状況については搾乳ロボットが年々増加しており、430戸で導入されミルキングパーラー全体の23.7%を占めている。
形式別ではパラレル型が447戸(24.7%)と最も多く、次いでヘリンボーン型が436戸(24.0%)となっている。

経産牛の飼養頭数規模が100頭未満の経営ではアブレスト型の割合が高く、100頭を超えるとヘリンボーン型やパラレル型、搾乳ロボットが多く、300頭以上の経営ではパラレル型に次いでロータリー型の割合が高くなっている。

「酪総研シンポジウム」2月に開催

2021 年 12 月 1 日

Filed under: — djito @ 11:00 AM セミナー開催案内

雪印メグミルク(株) 酪農総合研究所は2月3日に「酪総研シンポジウム」を、実開催(札幌市)とWEBを併用した二本立てで開催する。
●テーマ:「酪農現場のリスクを考える 3」~見えない敵から牧場を守る~
●日時:2月3日(木)13:00~17:00
●内容:
講演1「宮崎酪農からのメッセージ~口蹄疫の脅威を伝える~(仮題)」
 宮崎県経済農業協同組合連合会 酪農飼料部 部長 大村賢太郎 氏
講演2「牧場を守るワクチネーション最前線(仮題)」
 北海道ひがし農業共済組合 根室西部事業センター 診療2課 診療課長(獣医学博士) 加藤肇 氏
講演3「酪農現場での乳房炎の発生要因とその対策(仮題)」
 雪印種苗(株) 事業本部 トータルサポート室 岡本 武史 氏
総合討議(質疑応答)
●参加費:無料
●参加方法:以下サイトの参加申込フォームを開き、必要事項を記入し登録する。後日、参加申込フォームに記載されたメールアドレスに視聴用URLが届く。
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=8O2ZMlRwIkqOYwaC3Ej3r1go2XIfStdPmD_1V5jMKLtUQlNaSDIxVko3ODFBUlFLSExFV0Q5TDVFRC4u&wdLOR=c56E00028-6EB7-44B4-98D5-CCD515DF3A52
●締切:1月14日(金)
●実会場:TKP札幌ビジネスセンター 赤れんが前(札幌市中央区北4条西6丁目 毎日札幌会館5階)

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