フリーストール・ミルキングパーラー普及率は23%――北海道農政部
2014 年 9 月 18 日
北海道農政部畜産振興課は9月17日、北海道内のフリーストール牛舎およびミルキングパーラー(搾乳ロボット含む)導入状況の調査結果を公表した。
これは今年2月1日現在の道内の搾乳農家6330戸を対象に調査したもの。
フリーストール牛舎を導入している酪農家は1558戸(道内搾乳農家比24.6%)、ミルキングパーラーを導入している酪農家は1468戸(同23.2%)、そのうち両方とも導入している酪農家は1459戸(同23.0%)で、前年度に比べて7戸増加している。
フリーストール牛舎の導入については、近年、新規整備数が減少傾向にあるとともに、廃止(離脱)数が増加していることから、微減の状況が続いている。
フリーストール牛舎を導入している酪農家のうち、100頭以上の経産牛を飼養している経営が過半をしめており、とくに十勝では、484戸のうち約1割の44戸が300頭以上の経産牛を飼養する経営体となっている。
ミルキングパーラーの導入については、先と同様の理由から、一桁台の増加数にとどまっている。
搾乳ロボットについては年々増加して144戸に導入されており、ミルキングパーラー全体の9.3%を占めている。
ミルキングパーラーを型式別に見ると、ヘリンボーン型が最も多く497戸(32.2%)、次いでパラレル型が371戸(24.0%)、アブレスト型が326戸(21.1%)となっている。
飼養頭数規模が300頭以上の経営ではロータリー型の割合も高くなっている。
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