この「牛群管理ソフト」は重宝  北酪検「検定員中央研修会」その2

2019 年 2 月 28 日

Filed under: — djito @ 5:13 PM セミナー報告

中央研修会2

研修プログラムの二番目は、釧路市阿寒で乳牛600頭以上(搾乳牛約330頭)を飼養する(有)阿寒グリーンヒルファーム 取締役・鈴木悠也氏が、「私の酪農経営」と題して講演した。
同農場は年間生乳生産量約3400t、平均乳量1万kg超、平均体細胞数は6.4万。

省力化や作業の効率化の取り組みとして、大型作業機の導入、自動給飼器(自走式)の導入、発情発見機の導入、ストール清掃機(自走式)導入を紹介した。

さらに、「頭数が多すぎて牛群を把握できない。治療経過や授精記録をわかりやすく記録・閲覧したい」ことから、各種の「牛群/繁殖管理ソフト」を比較した結果、「牛群検定WebシステムDL」を選んだ理由を解説。
同システムの活用法として、「今日すべきことが一覧表示される」「個体の経済性が一目で判断でき、淘汰予定牛を簡単に追跡できる」「異常牛が早期発見できる」「モバイル版で情報を従業員と手軽に共有できる」などを紹介した。

また、SNS(Facebook、twitter)発信で、酪農をもっと知ってもらい、「働いてみたい」と思われる会社作りに活用しているなどの取り組みも紹介した。

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment

Copyright (C) 2005 Dairy Japan Corporation. All Rights Reserved.