今回で第5回目となる「北海道酪農技術セミナー」が、11月に帯広市で開催される。
これは、酪農現場で活躍しているコンサルタント、大学、研究機関、メーカーなどの技術者から、現場で役立つ最新酪農技術を幅広く学ぶとともに、参加するさまざまな職種の人達と意見交換できることを目的とした北米タイプのセミナー。
酪農家、普及員、団体職員、獣医師、メーカー、営業マンなど、酪農に関わる全員が対象で、誰でも参加できる。
●開催日 2015年11月5日(木)~6日(金)
●場所 北海道帯広市/帯広市民文化ホール・大ホール(帯広駅南口から徒歩3分)
●参加費用
・セミナー参加費:一般1人6000円。学生1人3000円。夫婦は2人で8000円。参加費には講習料、講演要旨1冊、期間中の飲み物代が含まれる(昼食代、懇親会代、宿泊代は含んでいない)。
・懇親会参加費:1人5500円。懇親会参加は任意なので、希望者は申し込み時に参加の有無を必ず明記する。参加費および懇親会費は当日会場にて現金で支払う。
●参加申し込み方法
住所、氏名、職業(所属先)、電話番号、ファックス番号、メールアドレス(携帯メールは不可、返信可能なものに限る)、懇親会参加の有無を明記して、下記にメール、またはファックスする。なお、定員になり次第、受付を締め切る。
FAX:0155-60-2112 e-mail:Takenaka@company.email.ne.jp
●宿泊
各自で帯広市内のホテルに直接申し込むか、JTB北海道帯広支店(担当:織笠、TEL 0155-22-7451)へ。
●企業協賛の募集
1)広告掲載スポンサー(20カ所程度):1カ所5万円で講演要旨に広告を掲載する(A4の1/2サイズ・白黒)。1名分の参加費と懇親会費が無償となる。
2)展示ブース出展スポンサー(20ブース程度):1ブース(1.8×0.9mの机1台と椅子2脚)10万円。2名分の参加費と懇親会費が無償となる。
3)物品提供スポンサー:ペン・ノート・袋などを提供。講演要旨に会社名が掲載される。
4)協賛スポンサー:広告や出展をしない場合でも一口5万円で何口でも協賛できる。一口で1名分の参加費と懇親会費が無償となる。講演要旨に会社名が掲載される。
●問い合わせ
北海道酪農技術セミナー事務局(武中)
携帯:090-6873-0097 FAX:0155-60-2112 e-mail:Takenaka@company.email.ne.jp
プログラム
■プレ・コンファレンス・ワークショップ
●11月5日(木)
9:20-10:40 「米国における最新の牛舎換気技術」Michael J. Wolf, DVM(VES Environmental Solutions LLC)、鷲山順慈(鷲山コンサルティングサービス)
■北海道酪農技術セミナー2015
●11月5日(木)
10:50-11:00 開催の挨拶
《セッション1》栄養関連――コーディネーター=武中慎治(メイプルズクレストコンサルティングサービス)
11:00-12:00 「乳牛栄養理論の進化とその現場活用」村上求(ハードサポート)
12:00-13:00 昼食(各自)
《セッション2》疾病関連――コーディネーター=安富一郎(ゆうべつ牛群管理サービス)
13:00-14:00 「牛ウイルス性下痢ウイルス(BVDV)感染症」田島誉士(酪農学園大学)
14:00-14:20 休憩
《セッション3》施設関連――コーディネーター=鈴木保宣(あかばね動物クリニック)
14:20-16:40 パネルディスカッション「ロボット搾乳について~ロボットの特徴と使用上の注意点~」パネラー=DeLaval、GEA、LELYの販売会社3社とそのユーザー
16:40-17:00 休憩
17:00-17:45 「ロボット搾乳についての総合ディスカッション」DeLaval、GEA、LELYの販売会社3社とそのユーザー、安富一郎
18:30-20:30 懇親会(ホテル日航ノースランド帯広)
●11月6日(金)
《セッション4》哺育育成・育種関連――コーディネーター=武中慎治
9:40-10:40 「獣医師のはじめた哺育預託牧場 その戦略と課題」佐竹直紀(トータルハードカーフサービス)
10:40-11:00 休憩
11:00-12:00 「牛群改良の手法とそのモニター:交配プログラムとゲノミックデータの利用」安富一郎
12:00-13:00 昼食(各自)
《セッション5》繁殖関連――コーディネーター=黒崎尚敏(トータルハードマネージメントサービス)
13:00-16:20「乳量3万ポンド&妊娠率30%を達成するためのキーポイント~米国で急速に改善されつつある繁殖パフォーマンス:四つ積極性~」Dr. Paul Fricke(ウィスコンシン大学、通訳=松井基純・帯広畜産大学)
16:20-16:30 閉会の挨拶