五つの重点課題への取り組みにまい進:乳業賀詞交歓会
2013 年 1 月 8 日
一般社団法人日本乳業協会など乳業13団体は1月8日、平成25年新年賀詞交歓会を開催した。乳業関係者など多数が出席した。
開会にあたり、日本乳業協会・中野吉晴会長は「東日本大震災発生の後、二度目の新年を迎えるが、今も多くの方々が不自由な生活を送られている。また、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う食品への放射性物質の問題に関しては、生乳を始めとして新基準値が昨年4月に設定され、モニタリング検査の継続的な実施等により安全の確認が行なわれている。しかし、風評被害は完全に払拭されない状況が続いている。乳業界も風評被害払拭や除染対応への働きかけ等に助力するとともに、一日も早い復興を祈念している」と挨拶した。
また、乳業界の課題として以下の5点をあげ、その取り組みを進めるとした。
1.品質及び安全性の向上による消費者の安心・信頼の確保、2.牛乳乳製品の普及啓発と需給の均衡、3.国際化の進展への対応、4.環境・リサイクル対策の推進、5.乳事業の改善と合理化の推進。
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