農林漁業成長産業化ファンド:来年2月初旬をメドに機構設立

2012 年 12 月 6 日

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12月3日に法律が施行された株式会社農林漁業成長産業化支援機構法について農水省は6日、意見交換会を開いた。

同法は、農林漁業者が主体となって新たな事業分野を開拓する事業活動に、出資枠や経営支援を行なう枠組みを定めたもの。国(平成24年度は200億円)や民間等からの出資を得た株式会社農林漁業成長産業化支援機構が、サブファンドを通じて六次産業化法の認定事業者に融資を行なう。

同省は、従来の補助金や融資と比べて、パートナーやファンドの出資が活かされることで、自己資金の20倍程度の規模の事業も考えられ、基本的にビジネスモデルは民間主導となり、自由度は高いとしている。

同法における出資は、二次、三次産業分野に対しての出資を旨とし、現在は支援基準を策定中。意見交換会では「現行の六次産業化法との整合性」「六次産業化事業体(合弁事業体)の出資比率」などについて意見が出た。同省では、それらの意見などを汲みながら年内に支援の基準づくりを進め、来年2月初旬に同機構を設立したい、としている。

なお同機構は、20年間の時限組織となっている。(文責:関東支局)

自給飼料および畜産物への放射性物質移行とその低減:畜草研がシンポジウム

2012 年 12 月 5 日

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農研機構畜産草地研究所は5日、東京都内で「自給飼料および畜産物への放射性物質移行とその低減技術」に関してシンポジウムを開いた。東北および関東を中心に関係者ら200名以上が参加した。
これは、同研究所が蓄積した研究データを、原発事故の影響を受けた当該地域の農業の復興に資することを目的にしたもの。

基調講演で、農水省草地整備推進室長の小倉弘明氏は、原発事故発生から今日までの同省の施策を振り返るともに、被災地の飼料生産・利用体制を強化するために平成25年度に向け自給飼料生産・調製体制の再編の支援を概算要求する、などと述べた。

草地飼料作に関する研究では、山本嘉人氏(畜産草地研究所)が草地での放射性物質の低減技術として草地の完全更新(プラウによる深耕)が有効であること、原田久富美氏(同)が10アール当たり3トン程度の堆肥を継続的に施用することは飼料用トウモロコシに有効であること、天羽弘一氏(同)が、放射性物質を含んだサイレージを圃場に鋤き込んでも後作への影響は殆ど認められなかったこと(試験圃場の場合)などを報告した。

生乳への放射性物質の移行では、小林洋介氏(同)がベントナイトやゼオライト、プルシアンブルーなどのセシウム吸収阻害物質の試験結果などを報告し、これらの物質の利用については、さらなる技術的な検討が必要とした。(文責:関東支局)

自給飼料活用型TMRセンターの最新情報交換会を開く:畜草研と全酪連が主催

Filed under: — admin @ 6:27 PM セミナー報告,ニュース

農研機構畜産草地研究所と全酪連は4日、5日の両日、東京都内で「平成24年度自給飼料活用型TMRセンターに関する情報交換会」を開き、関係者ら約200名が参加した。今回のテーマは、トウモロコシサイレージ等の高栄養・高品質自給粗飼料を活用したTMRの調製・給与。

基調講演で、大下友子氏(北海道農業研究センター)は、飼料用トウモロコシの有利性と留意点を解説したうえで、イアー(雌穂)コーンサイレージの生産技術とTMRセンターでの取り組みを報告し、今後は畑作農家と連携し輪作体系を組み立てる必要があると述べた。

行政施策の紹介では、小倉弘明氏(農水省草地整備推進室長)が、コントラクターやTMRセンター関連事業の平成25年度の概算要求額などを示し、幅広い対策を推進させていくとした。

事例紹介では、北海道・有限会社ドリームアグリの奈良岡靖男氏が、北限地帯におけるサイレージ用トウモロコシ定着への現状を発表し、長期の作付け継続と再生産できる機械体系の確立が急務とした。
また、静岡県・浜名酪農協の伊藤光男組合長が、同酪農協のTMRセンターとコントラクターを報告。全酪連の田中真二郎氏が、結(ゆい:集落単位で行われる共同作業)型組織のTMRセンター例として「有限会社TMRうべつ」から共同化のTMRの可能性を示唆し、立地条件と合理的な運営が重要と述べた。さらに、北海道農業研究センターの青木康浩氏は、トウモロコシサイレージの広域流通における課題などを整理し、報告した。

技術紹介では、とう野英子氏(東北農業研究センター)が、来年から発売される予定の牧草「フェストロリウム(フェスク属とロリウム属の交配種)」(東北1号)の、耐寒性や耐湿性などの有用性について報告し、耕作放棄地などへの作付にも適しているとした。
また、橘保宏氏(生研センター)が、高速作業が可能なトウモロコシ不耕起播種機の開発について動画などを用いて発表し、平成24年度中の実用化を目指しているとした。さらに、武内徹郎氏(徳島県畜産研究所)は、大きさの異なるロールベールに対応するロールグラブの開発について報告し、直径75から120cmのロールを変形することなく保持できる試作機を披露した。

パネルディスカッションでは三輪達雄氏(全酪連)を座長に、「TMR飼料の価格設定」「エコフィードの扱い法や購入方法」「イアーコーンの位置づけ」などが話された。(文責:関東支局)

*関連記事
「近未来の自給タンパク質飼料:大豆WCSとは」とう野英子 Dairy Japan 2012年4月号
「新しい国産濃厚飼料イアーコーン」大下友子  Dairy Japan 2012年9月号

海外種雄牛評価値(2012・12)を公表 : 家畜改良センター

2012 年 12 月 4 日

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独立行政法人家畜改良センターは4日、乳用牛(海外種雄牛)2012・12評価(参考)情報を公表した。総合指数上位10頭は以下の通り。
詳しくは同センター・ホームページからダウンロードできる。
http://www.nlbc.go.jp

キングスランソム B ル-ブル
ロングラングス オ-マン オ-マン ET
エンセナダ タブ- プラネツト ET
バルモラル オルテイマ
コ-プ ボスサイド マツセイ ET
メインストリ-ム マニフオ-ルド
ビユ-トワ バハマス ET
オコナ-ズ ジエイ ET
ビオリス スリ-マン
デス- ジレスピ- ET

酪農経営は、粗収益が増加するも経費増加で、農業所得は8.9%減:農水省が発表

2012 年 12 月 3 日

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農水省は3日、平成23年の農業経営統計調査を発表した。
それによると、酪農では全国357経営体の平均で、農業粗収益は4262万円(前年比2.2%増)、農業経営費3606万円(同4.5%増)で、農業所得は656万円(同8.9%減)となった。
搾乳牛頭数は平均42.3頭、販売数量は352543kg、自家農業労働時間6124時間。

搾乳牛頭数別に農業所得をみると、
20頭未満は151万6000円、20から30頭未満は393万8000円、30から50頭未満は856万8000円、50から80頭未満は970万7000円、80から100頭未満は1256万1000円、100頭以上は1271万2000円。
地域別では北海道は平均837万7400円、都府県は同587万4000円だった。

全国平均の所得率は15.4%(前年比1.9%減)、農業従事者一人当たりの農業所得は310万9000円(同9.8%減)だった。

これを搾乳牛頭数規模別にみると、
20頭未満は同11.5%で同105万3000円、20から30頭未満は同14.2%で同208万4000円、30から50頭未満は19.3%で同369万3000円、50から80頭未満は同16.0%で370万5000円、80から100頭未満は14.7%で424万4000円、100頭以上は同9.4%で同469万1000円となった。

詳しい結果は、農水省HPの統計情報からダウンロードできる。
http://www.maff.go.jp

「飼料イネ・放牧を利用した水田利用技術の展開」でシンポジウム:中央農総研が開催

Filed under: — admin @ 6:11 PM ニュース

独立行政法人農研機構中央農業総合研究センターは3日、茨城県つくば市内で「飼料イネ・放牧を活用した水田周年利用技術の展開」シンポジウムを開いた。

挨拶で、寺島一男同センター長は、「飼料自給率26%の中で、飼料イネや飼料米などの利用が伸びてきたが、一方で政策リスクもかかえている。水田を畜産の飼料用に活用することには合理性があるが、その経済的メリットを証明する必要がある」と同シンポジウムの趣旨を述べた。

講演で中村靖彦氏(東京農業大学客員教授)はTPP問題に触れ、米国は自国の主張を通すのが上手な国であり、現況では日本にとって交渉参加は国益にならないだろうとの考えを示した。そのうえで、水田を活用して国内の飼料を増産させるためには、耕作放棄地の活用、(遊休)農地の公有化などの施策の後押しが必要などと話した。

シンポジウムは、平成21年度から、茨城県常総市の畜産農場と水田農家が連携した営農ベースで「飼料イネ活用型周年放牧モデル」を開発・研究している千田雅之氏(同センター)ら9名の演者が、牧草および栽培管理技術、家畜への栄養、経産牛肥育も含めた肥育の産肉特性、家畜の衛生管理、周辺圃場への影響などを含めた環境評価、営農評価などを発表した。

同センターでは、これらの研究が結合した、補助金がなくても成立し得る畜産経営と水田作経営の発展を目指しており、4日には現地視察と秋田、福井、岡山の実践現場からの報告などが行われる。(文責:関東支局)

農・食と消費が直接交流する 「農業フロンティア2012」が開催される

2012 年 12 月 1 日

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農水省主催の「食と農林漁業の祭典」は2月にキックオフし、11月に多くの行事が集中的に開かれた。そして今年最後のイベントとして「農業フロンティア2012」が1日(土)、東京都有明の東京ビッグサイトで開かれ、多数の農業者や消費者が集まった。

会場は、直売:日本のおいしさ体験ゾーン(各地の食材や郷土料理の販売など)、先端技術展示・体験ゾーン、農育・食育ゾーン、動物ふれあいゾーンなどに分かれ、各企業・団体・研究所などが展示や即売を行なった。

酪農では、関東生乳販連が子牛との触れ合いやホットミルクの販売、成田ゆめ牧場が動物との触れ合い、畜産草地研究所がチーズホエー飲料やGABA含量の高いチーズの試飲・試食、JA茨城みずほがドリンクヨーグルトなどを紹介した。

付帯行事として「農業・農村を核としたビジネスプランコンテスト・決勝大会」が行なわれた(主催:農業技術通信社)。
同コンテストには10題の発表があり、北海道の耕種農場である柳原農園は「国産、飼料用トウモロコシの生産」と題し、麦、大豆の連作障害の防止に、飼料用トウモロコシの子実部分だけを収穫し、畜産農家へ提供し、茎葉部分は畑に還元し土壌改良を行なっている事例を報告し、今後の国産飼料穀物への展開などを述べた。

同イベントは2日(日)も開かれる。(文責:関東支局)

「農場衛生管理システム」でマッチングフォーラム:動物衛生研究所が開催

2012 年 11 月 28 日

Filed under: — admin @ 8:42 PM ニュース

独立行政法人農研機構は28日、茨城県・動物衛生研究所で「食の安全を高めるための農場衛生管理と認証制度」フォーラムを開いた。これは同機構が昨年から、農場の微生物汚染低減を目指した日本型家畜飼養管理システムを研究課題とし、産学が連携して多面的に研究を進めていこうというもの。今回のテーマは農場HACCP等の認証制度や個体識別システム。

話題提供として「乳牛の農場衛生対策としての農場HACCPの普及と課題」(静岡県畜産技術研究所・赤松裕久氏)、「養豚の農場衛生対策としての農場HACCPの普及と課題」(日本養豚開業獣医師協会・武田浩輝氏)、「管理獣医師から見た肉牛生産農場の課題:FMVA認証制度」(農場管理獣医師協会・大橋邦啓氏)、「豚個体識別システムの現状と今後」(株式会社ファーストマネージ・川村博光氏)、「牛トレーサビリティ制度と牛個体識別業務」(家畜改良センター・八木武夫氏)が話した。

酪農分野で報告した赤松氏は、HACCPの基本を概説したうえで、それを運営する農場・人のマネジメントシステムの重要性を指摘し、農場HACCPの目的は「食の安全および自律的に改善する農場づくりにある」と示唆し、認証酪農場の事例を紹介した。

各講演や総合討論では、今後の食の貿易自由化への動きに鑑み、農場だけでなく流通加工段階を含めたフードチェーン全体で連携して衛生意識をさらに高め、食の安全・安心に向けて取り組むことが必要などの意見が出た。(文責:関東支局)

*参考記事
DairyJapan 2012年7月号、8月号「HACCP認証酪農場を訪ねる」(北海道、静岡県)

黒沢賞と太田賞を兵庫県・高橋まり子さんが受賞

Filed under: — maetomo @ 5:37 PM ニュース

 日本酪農青年研究連名(酪青研)は11月28日、茨城県つくば市で第64回日本酪農研究会を開催した。最優秀賞は兵庫県の高橋まり子さん(西播地方連盟)が受賞した。また高橋さんは黒沢賞と太田賞を同時に受賞した。

高橋牧場は昭和57年に就農し、ご主人は規模で兵庫一番を目指し、まり子さんはアイスクリームショップを夢見てそれぞれ役割分担を明確にしながら経営してきた。平成6年には低コスト・省力化の6頭ダブルミルキングパーラーとフリーバーン牛舎を建築し、経産牛140頭規模にまで拡大してきた。また平成23年には耕種農家と契約して稲WCSの生産に取り組み始めた。現在高橋さんは有限会社高橋牧場として経営を
法人化しており、夫婦と長女夫婦、次女、3女がそれぞれの酪農とアイスクリームショップ内で明確な役割分担をしながら経営している。

ホワイトリバー ヒンペル バレンタイン(愛媛県:入船牧場)にGC:全日本B&Wショウ

2012 年 11 月 23 日

Filed under: — admin @ 8:06 PM ニュース,共進会

全国ホルスタイン改良協議会は23日、静岡県御殿場市内で「第8回全日本ブラック&ホワイト・ショウ」を開き、多くの人が参集した(大会運営委員長:松島喜一氏・熊本県)。出品頭数は、全国35都道府県の213頭。審査員は山口寿典氏(十勝家畜人工授精所)、アシスタント審査員は瀬能剛氏(北海道・酪農家)。結果は次の通り。

☆グランドチャンピオン・シニアチャンピオン(4歳以上5歳未満の部1位)
ホワイトリバー ヒンペル バレンタイン(父カルブレツトアイ HH チヤンピオン ET)
出品 愛媛県 入船篤志氏

☆リザーブグランドチャンピオン・インターミディエイトチャンピオン(30月以上36月未満の部1位・BU)
クリーン HL テンプター(父ハピイイースト アール エス テンプター ET)
出品 北海道 有限会社田中牧場

☆ジュニアチャンピオン(18月以上20月未満の部1位)
TMF ゴールド ルーフアス ビスタ ET(父ブレイデール ゴールドウイン)
出品 静岡県 岩崎藤和氏

☆リザーブシニアチャンピオン(4歳以上5歳未満の部2位・BU)
フイーンランド ジエスロ ボルトン(父サンデイバレー ボルトン ET)
出品 茨城県 弓家直人氏

☆リザーブインターミディエイトチャンピオン(42月以上48月未満の部1位・BU)
GW ダンデイー ダーハム ジユラー(父ブレイデール ゴールドウイン)
出品 静岡県 大橋嘉孝氏

☆リザーブジュニアチャンピオン(18月以上20月未満の部2位)
ラブリーフアーム ダミオン ブラツク(アーバクレス ダミオン)
出品 群馬県 長坂仁司氏

*10月以上12月未満の部1位
ラッキーホン シーバー コールトン(父REW シーバー ET)
出品 岡山県 吉本卓弘氏

*同部2位
KCF BB アツトウツド スリツク(父メープルダウンズアイ GW アツトウツド)
出品 群馬県 有限会社KC牧場

*12月以上14月未満の部1位
エルムレーン アイオーン エミリア(父ミツドフィールド CCM アイオーン)
出品 山梨県 シンジケート サマンサ

*同部2位
MBF ダンデイー ジエミニ(父ダンデイー ET)
出品 愛知県 伴 英之氏

*14月以上16月未満の部1位
ドラマチツク アシユリン ET(父ジエンマーク ストーマテイツク サンチエス)
出品 東京都 たまごクラブ

*同部2位
TMF セプテニー チーズ アトウツド フオーゼ ET
(父メープルダウンズアイ GW アツドウツド ET)
出品 北海道 佐藤孝一氏

*16月以上18月未満の部1位
SJフアーム ロイ エクスペデイシオン(父ロイレーン ジヨーダン ET)
出品 京都府 有限会社BIG TREE FARM

*同部2位
ハイロード デモリツシユ ルアン(父バドジョンニツチー デモリツシユ ET)
出品 北海道 小椋 淳一氏

*20月以上22月未満の部1位
ハリマ ローリン デイーオ ツネ(父デンケー マーシヤル LL ローリン)
出品 兵庫県 播磨農業高等学校

*同部2位
IBフアーム アストロ スパート ET(父シーダーウオール スパイアート)
出品 千葉県 伊藤裕介氏

*経産3歳未満(後代検定娘牛)の部1位
クズマキ ケネデイ エボニー(父パインツリー リヨウ エボニー)
出品 岩手県 葛巻町畜産開発公社

*同部2位
サンライズ ハイ マセラテイ(父NLBC エルフイン マセラテイ ET)
出品 熊本県 株式会社SUNRISE

*経産3歳以上4歳未満の部(後代検定娘牛)の部1位・BU
フイフテイ ストーム ラウンド アツプ レベツカ
(父スプリング ヒルオー テイー ラウンド アツプ)
出品 宮城県 有限会社半澤牧場

*同部2位
キー マークリー リン ミツキー(父NLBC エルフイン マセラテイ ET)
出品 熊本県 松島喜一氏

*経産30月未満の部1位
MMS ジエツト ダーハム(父ダーハム ET)
出品 群馬県 三輪圭吾氏

*同部2位・BU
ゴツドフレイ レジエンド サリー(父ゴツドフレイ レジエンド)
出品 群馬県 有限会社神澤牧場

*30月以上36月未満の部2位
パインツリー フアースト ロイ クリスマス ダンデイ(父ダンデイー ET)
出品 栃木県 中山真介氏

*36月以上42月未満の部1位・BU
サンノー スター ミント(父MD デライト ダーハム アトラス ET)
出品 千葉県 大網高等学校

*同部2位
リバーフイールド ゴールドウイン キム ET(父ブレイデール ゴールドウイン)
出品 山梨県 江野澤伸一氏

*42月以上48月未満の部2位
パラダイス チヤンピオン クレア(父カルブレツトアイ HH チヤンピオン ET)
出品 静岡県 渡辺 稔氏

*5歳以上6歳未満の部1位・BU
ハリマ ダンデイー ツネ(父ダンデイー ET)
出品 兵庫県 播磨農業高等学校

*同部2位
ハイエクセル スカイチーフ ラブリン ET(父ドナンデール スカイチーフ)
出品 千葉県 高橋秀嘉氏

*6歳以上の部1位・BU
パインサイド アパツチ ロイロイ(父ロイレーン ジヨーダン ET)
出品 静岡県 内田利光氏

*同部2位
セブンスヘブン BJ ダーハム(父ダーハム ET)
出品 岩手県 鈴木 稔氏

山口審査員は「口蹄疫、東日本大震災を乗り越え、牛づくりにかける全国の酪農家の熱意、牛を愛する皆さんのまなざしを感じながら審査させてもらった」などと評した。経産各部の最高乳量牛にベストプロダクション賞、農業高校の出品牛に特別賞としてメダルが贈られた。

*詳しい順位は同協議会HPへ http://hcaj.lin.gr.jp/html3/index.html

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