牛乳の大切さを知る特別授業開催

2013 年 5 月 31 日

Filed under: — maetomo @ 4:30 PM ニュース

tsurumaki 東京都新宿区立鶴巻小学校は5月31日、6月1日の「牛乳の日」からスタートする「牛乳月間」に合わせて「毎日給食で牛乳を飲む大切さを考える特別授業」を開催した。特別授業では1?5年生の児童130名が、酪農家の話を熱心に聞き、また実際に牛に触れることで牛乳の大切さを学んだ。

 埼玉県の酪農家・吉田恭寛さんは、児童らに乳牛の一生や酪農家の仕事について話した。そのなかで、酪農家それぞれが愛情を注いで乳牛を管理していること、牛乳は母牛の子牛に対する愛情だけではなく酪農家の愛情の詰まった飲み物であることなどを強調した。

吉田さんの説明を受けた児童からは、「どうして除角をするのか?」「搾乳はどうするのか?」などの質問があった。

乳酸菌(ガセリ菌)に免疫向上機能と内臓脂肪蓄積抑制効果

2013 年 5 月 29 日

Filed under: — maetomo @ 4:49 PM ニュース

雪印メグミルク株式会社は5月29日、都内で第1回乳酸菌ミニセミナーを開いた。セミナーでは同社が保有する乳酸菌株「ガセリ菌SP株」(Lactobacillus gasseri SBT2055株)の免疫向上機能と内臓脂肪蓄積抑制効果が説明された。 (more…)

プロバイオティクス製品などが好調で大幅増益:明治

2013 年 5 月 15 日

Filed under: — maetomo @ 3:03 PM ニュース

 明治ホールディングスは5月14日、都内で平成25年3月期決算を発表した。発表によると同期の連結売上高は1兆1265億円(前期比101.6%)、営業利益258億円(同28.1%)と増収・大幅増益だった。
 同社は市乳、とくにヨーグルト、プロバイティクス製品が堅調に推移し増収増益を牽引した。同期のヨーグルト部門の売上は1414億円で123.5%、プロバイオティクス製品は570億円で153%と好調だった。25年度もプロバイオティクス市場は伸長すると見込まれ、同社も「R1ヨーグルト」「LG21」などの拡売を視野に入れている。
 24年度の集乳量は北海道が86万1000t(103.7%)、都府県が51万9000t(101.5%)で全国で138万t(103%)だった。

原料乳コストなどを吸収できず減益:森永乳業

Filed under: — maetomo @ 2:57 PM ニュース

 森永乳業は5月14日、都内で、平成25年3月期の決算を発表した。発表によると、同期の売上高は約5920億円(前期比102.2%)、営業利益102億円(前期比77.1%)で、増収減益だった。また、同期の連結経常利益は、前期と比べ26億円減の106億円だった。
 ヨーグルトやプリン、流動食が好調で売上は拡大したが、原料乳価格の上昇、競争激化による販売促進費の増加ぶんなどをカバーできず、減益となった。
 同社は、ヨーグルトやチーズでの売上拡大、商品構成の改善、販売促進の効率改善等で、25年度は売上高5980億円、営業利益115億円の増収増益を見込んでいる。
 また、三浦幸男専務取締役は会見で、「25年度は輸入原材料価格が上昇基調にあることから、当社グループの原材料コストも上昇する見込み。これを吸収するため、収益力の向上につながる売上拡大とローコストオペレーションなど自助努力を進めることを重点課題として取り組む」と述べた。
 なお、24年度の集乳量は全国で82万5000t(101.7%)、北海道49万8000t(104.2%)、都府県32万7000t(100.9%)だった。

子牛の事故低減につなげる:子牛管理技術研究会

2013 年 5 月 14 日

Filed under: — djito @ 8:01 AM ニュース

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「子牛管理技術研究会」の定期総会および勉強会が13日、帯広畜産大学で開催された。
同研究会は、「子牛の適切な管理方法について探求し、その技術を農家および畜産関係者に情報発信して普及・啓蒙することにより、子牛の事故低減につなげること」を目的として、昨年(平成24年)8月に設立されたもの。

今年度第1回目の勉強会として、この日、以下のプレゼンテーション3題が行なわれ、活発な議論が交わされた。

プレゼン1「NOSAI保険データを使った子牛死亡率に関する回帰分析」
門平睦代氏(帯広畜産大学・畜産フィールド科学センター・家畜防疫研究室・教授)

プレゼン2「育成期の課題と対策を考える」
古川研治氏(十勝農業協同組合連合会・酪農畜産課)

プレゼン3
「子牛におけるiSTAT血液検査結果の簡単なまとめ」
栗栖睦幸氏(十勝NOSAI・上士幌家畜診療所・獣医師)

その後、定期総会で役員の改選が行なわれ、石井三都夫氏(帯広畜産大学・臨床獣医学研究部門・予防獣医療学分野・准教授)が会長に就任した。
石井氏は、「この会を続けていくために、会員の皆さん全員で盛り上げていきたい」と語った。

アイスクリーム協会:オフィシャルソングに合わせたオリジナルダンスを発表

2013 年 5 月 9 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:49 PM ニュース

 一般社団法人 日本アイスクリーム協会は5月9日、都内で、同協会のオフィシャルソング「アイスクリームレース」とオリジナルダンスを発表した。

「アイスクリームレース」は、アイスクリームにまつわる思い出やエピソードを一般公募し、選考の結果、最優秀作品に選ばれたエピソードを基に、シンガーソングライターの川嶋あいさんが作詞・作曲したもの。応募総数は2706通だった。 (more…)

原材料コスト増を販売物量でカバーできず増収減益

Filed under: — maetomo @ 3:57 PM ニュース

雪印メグミルクは5月9日、平成25年3月期決算を発表した。発表によると同期の売上高は5229億円(前期比102.7%)、営業利益150億円(同95.2%)で増収減益だった。

中野吉晴社長は会見で、原料乳価格の値上げなどコストアップ要因を販売物量の増で補いきれなかった、と減益要因を説明した。 (more…)

「牛乳の日・牛乳月間」統一ポスター・リーフレットを作成 Jミルク

2013 年 4 月 30 日

Filed under: — maetomo @ 5:47 PM ニュース

Jミルクは「牛乳の日」「牛乳月間」の取り組みとして、酪農乳業関係者が活用できる統一ポスターおよびリーフレットを作成した。
統一ポスターとリーフレットは、酪農乳業関係者が自由にダウンロードして、使用することができる。
掲載ページへは、こちらから。

牛乳の日 記念学術フォーラム

Filed under: — maetomo @ 5:42 PM ニュース

Jミルクは6月1日の「牛乳の日」に、都内の時事通信ホールで「牛乳月間」のキックオフイベントとして「牛乳の日 記念学術フォーラム」を開催する。
フォーラムのテーマは「牛乳は子どもたちを救えるか! 子どもたちの成長や食生活に向き合う」で、医師や栄養士、研究者等による最新の研究成果の報告とパネルディスカッションを行なう。

牛乳消費の将来予測:畜産経営経済研究会シンポジウム

2013 年 4 月 27 日

Filed under: — admin @ 9:06 PM セミナー報告,ニュース,業界情報

27日、畜産経営経済研究会(会長:小林信一日本大学教授)は平成25年度シンポジウムを都内で開いた。テーマは「畜産物とくに牛乳の消費予測について」。3つの講演と、演者らをパネリストにシンポジウムが行われた。

日本大学の小泉聖一教授は消費者行動学の視点で牛肉などの食肉および生協組合員の牛乳消費を報告した。それによると、A生協での消費動向調査では、牛乳の嗜好度と消費量に相関があるとしたうえで、「同生協の場合は価格よりも利便性が消費に影響を与えていると思われる。価格だけで消費を訴求することはできず、牛乳を軸にした生協であっても消費が減少している実態は深刻だ」とした。

日本乳業協会(J-milk)専務理事の前田浩史氏は、「牛乳乳製品に関する食生活動向調査2012」を概説。コミュニケーション戦略構築の視点から、生活者の牛乳関与の実態、健康・食生活意識と牛乳関与の関係、食育意識・思い出・共感意識、生活者の情報接触、牛乳の4大機能(骨、ストレス、生活習慣病、免疫)に対する取り組み意識、の5つに整理したうえで、牛乳消費の二極化が歴然としてきたこと、牛乳乳製品や牧場に良い思い出のある人ほど牛乳の飲用・利用頻度が高いこと、生活者の意識と牛乳乳製品の価値を結びつけるルートづくりが大事などと述べた。

元専修大学教授の森宏氏は、牛乳を例にしたコウホート分析による消費の近未来予測を報告した。将来予測(理論値)では、一人当たり年間消費量(加重平均)は2010年の26.90リットルが2015年は25.48リットル、2020年は24.79リットル、2025年には23.52リットルに減少するとした。

シンポジウムでは一人当たりの牛乳消費の減少要因とその打開策が論議された。若い世代が加速度的に牛乳を飲まなくなった傾向の中でターゲット別にコミュニケーション活動を推し進めることが大事などの意見が出た。

*関連ウェブサイト:日本酪農乳業協会 http://www.j-milk.jp/

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