原材料コスト増を販売物量でカバーできず増収減益
2013 年 5 月 9 日
雪印メグミルクは5月9日、平成25年3月期決算を発表した。発表によると同期の売上高は5229億円(前期比102.7%)、営業利益150億円(同95.2%)で増収減益だった。
中野吉晴社長は会見で、原料乳価格の値上げなどコストアップ要因を販売物量の増で補いきれなかった、と減益要因を説明した。
同社は「カテゴリーNo,1戦略」の一環として、海老名工場における「ナチュレ恵」の生産能力増強、大樹工場における「雪印北海道100 さけるチーズ」の生産能力増強を完了しており、25年度はその効果が発揮されるとし、25年度は売上高5400億円、営業利益170億円の増収増益を見込んでいる。
なお、24年度における同社の集乳量は、北海道が73万5000t(101.2%)、都府県が39万4000t(107.1%)で全国では112万9000t(103.2%)だった。
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