新製品3アイテム:フジタ製薬(株)

2014 年 2 月 14 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 11:40 AM ニュース,新商品

フジタ製薬()は、牛適応の新製品3アイテムを発売した。詳細は下記のとおり。

エンロフロキサシン注射液『エンロフロックス®10%』

―有効成分「エンロフロキサシン」―

ニューキノロン系抗菌剤であり、グラム陽性菌、多くのグラム陰性菌およびマイコプラズマに対して効果がある。

【成分および分量】エンフロックス注製品写真[1]

本剤 1 mL 中エンロフロキサシン100mg

【用法および用量】

11 回、体重 1 kg 当たりエンロフロキサシンとして下記の量を牛では頸部皮下に、豚では頸部筋肉内に注射する。

牛:肺炎 2.5 ~5 mg 3~5日間

大腸菌性下痢症 2.5 mg  3日間

【効能または効果】

有効菌種:本剤に感受性の下記菌種

大腸菌、パスツレラ・ムルトシダ、アクチノバシラス・プルロニューモニエ、マイコプラズマ・ボビス、ウレアプラズマ・ディバーサム

適応症:第一選択薬が無効の場合の下記適応症

牛:肺炎、大腸菌性下痢症

【有効期間】36カ月

【包装】100mL

チルミコシン注射液、『チルミコシン注300「フジタ」』

―有効成分「チルミコシン」―

・マクロライド系の抗生物質であり、タイロシンリン酸塩を原料とした半合成によって得られる。シス-チルミコシンおよびトランス-チルミコシンなどの混合物。

・グラム陽性菌及びマイコプラズマ以外にも、パスツレラを含むグラム陰性菌に対しても強い抗菌力がある。

【成分および分量】チルミコシン注製品写真[1]

本剤1mL中チルミコシン300mg(力価)

【用法および用量】

体重1kg当たりチルミコシンとして下記の量を1回皮下に注射する。

牛(生後15月を越えるものを除く):10mg(力価)

【効能または効果】

有効菌種 パスツレラ、マイコプラズマ

適応症 牛:肺炎

【有効期間】36カ月

【包装】20mL100mL

ピレスロイド系殺虫剤、『フルメトール®

―フルメトリン製剤「フルメトール®」―

本剤は昆虫類の神経細胞上の受容体に作用し、脱分極を生じさせる作用を有するピレスロイド系化合物、「フルメトリン」を主成分とする油性の殺虫剤。

【成分および分量】フルメトール1L製品写真[1]

本剤 100 mL中フルメトリン1.0g(但し、トランスZ1体及びトランスZ2体として)

【用法および用量】

体重1kg当たりフルメトリンとして1mg(製剤として10 mL100kg)を牛の背中線に沿って、寄生状況に応じ、適宜鼻部から尾根部までの皮膚に、注射筒又はピペットなど計量できる器具又は容器を用いて滴下する。

【効能または効果】

牛に寄生する外部寄生虫の駆除:マダニ、ハジラミ、シラミ及び疥癬虫(ショクヒヒゼンダニ)

【有効期間】36カ月

【包装】1L2.5L

【問い合わせ】

フジタ製薬株式会社

東京都品川区上大崎2丁目132

TEL 042-661-5528

http://www.fujita-pharm.co.jp

第一線での活動の成果:家畜人工授精優良技術発表全国大会

2014 年 2 月 13 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 6:00 PM ニュース,発表会

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一般社団法人日本家畜人工授精師協会は、213日、都内で、第42回家畜人工授精優良技術発表全国大会を開催した。本大会は家畜人工授精の第一線での活動の成果、知見、調査研究についての発表の場であり、実践的かつ直接的な活動評価に結び付く大会となっている。今回は家畜人工授精において第一線で活動している11名が全国から集まり、優良技術の発表を行なった。

 

本大会の優秀賞である西川賞に輝いたのは「黒毛和種牛におけるメトリチェックによる膣粘液スコアと受胎率との関係」を発表した宮崎県の永住公さんと、「ホルスタイン種未経産牛の育成発育調査~養老牛乳牛改良同志会の取り組み~」を発表した北海道の中條匡晃さんであった。

 

選考委員の中尾敏彦氏は講評で、「永住公さんの発表は、生産現場における受胎率向上対策として有効的なものであった」と述べた。また、中條匡晃さんの発表については、「近年、とくに育成期の栄養状態が、分娩後の健康、生産性、繁殖性に、長期間にわたって重要な影響を及ぼすということが明らかにされている。そうしたなかで、今回の発表は良い着眼の元に行なわれ、貴重なデータを提供しており、今後非常に可能性のある貴重な発表であった」と述べた。

 

26年度供給目標数量は1.4%増

Filed under: — maetomo @ 5:37 PM ニュース

中央酪農会議は2月13日、平成26年度の生乳計画生産対策の概要について発表した。26年度の生乳供給目標数量は682万9000tで、25年度実績見込み対比1.4%増となる。
中央酪農会議は24年度から、酪農家の生産意欲を喚起する計画生産対策が必要だとして、3年連続の増産型計画生産を進めてきた。26年度は、その最終年度となる。
26年度の生乳計画生産対策については、目標数量の設定方法(3階建て)など基本的な考え方は今年度と同様。
なお中酪では、供給目標数量の配分は、25年度実績確定後、5月21日までに行なうとしている。

中酪は、天候不順や円安による飼料コストの増大やTPPによる先行きの不安感など、多くの要因によって「国内生乳生産基盤の弱体化が危惧されている」と生乳需給についてまとめた一方で、「26年度の乳製品需給はひっ迫傾向で推移すると見込まれており、生産基盤の弱体化に歯止めをかけ、これ以上国産乳製品需要の縮小を招かないよう、安定的に生乳を供給する必要がある」として、25年度以上の生乳生産に取り組んでほしいとしている。

※供給目標数量=販売基準数量+特別調整乳数量

【販売基準数量】=674万4000t
・チーズ向けを除く生乳需給予測(バター・脱脂粉乳ベースの中央値)にインサイダー率を乗じた数量から新規就農枠(2500t)を差し引いた数量。
【特別調整乳数量】=8万2000t
・チーズ向けを除く生乳需給予測におけるバターベースを基本に、中期的な観点から予測する数量にインサイダー率を乗じた数量を供給目標として設定。その数量から販売基準数量および新規就農枠を差し引いた数量。
【選択的拡大数量】
・チーズ向けや全乳哺育向け、輸入品との置き換え需要など、通常の国内生乳市場と区別された生乳需要量。

畜産経営者必携の一冊:中央畜産会

2014 年 2 月 12 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:51 PM ニュース,新商品

公益社団法人中央畜産会は、「畜産経営者のための青色申告の手引き―平成25年度制度改正対応―」を発刊した。

内容は下記のとおり。

「畜産経営者のための青色申告の手引き―平成25年度制度改正対応―」

森剛一・志渡和男 共著[A4130ページ 価格・税別2,800]

本書は平成15年版、18年版、20年版、22年版の改訂版で、各種奨励金・補填金、肉用牛免税や共済金・共済掛金等の経理処理といった最新の事業制度に対応。畜産経営者・経営指導者必携の一冊。

[主な内容]

・青色申告の制度

・畜産経営の簿記記帳実務

・決算と確定申告

・事業継承と法人化の税務

【問い合わせ】

(公社)中央畜産会 経営支援部(情報)

〒 101-0021

東京都千代田区外神田2-16-2(第2ディーアイシービル)

TEL 03-6206-0849 FAX 03-5289-1R2

E-mail book@jlia.jp URL http://jlia.lin.gr.jp/

第三者継承についての新刊書籍:中央畜産会

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:48 PM ニュース,新商品

公益社団法人中央畜産会は、「畜産経営における第三者継承―地域の生産力を維持・増進するために―」を発刊した。

内容は下記のとおり。

「畜産経営における第三者継承―地域の生産力を維持・増進するために―」

山崎政行 著[A496ページ 価格・税別2,000]

第三者継承を円滑に進めるためのノウハウを、事例を交えてわかりやすく紹介。

[主な内容]

・第三者継承とは―今なぜ第三者継承が注目されているのか―

・第三者継承の多様な形態

・「経営継承法人」という新たな手法

・資産の継承に関する特徴と留意事項

・第三者継承と資金調達

・第三者継承の失敗事例

・第三者継承の成功事例

・親子間継承の成功事例

・第三者継承に関する支援策

・地域で取り組む第三者継承

【問い合わせ】

(公社)中央畜産会 経営支援部(情報)

〒 101-0021

東京都千代田区外神田2-16-2(第2ディーアイシービル)

TEL 03-6206-0849 FAX 03-5289-1R2

E-mail book@jlia.jp URL http://jlia.lin.gr.jp/

写真展:「牛のまなざし」

2014 年 2 月 10 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 11:20 AM イベント,イベント開催案内,ニュース

 

動物写真家の高田千鶴さんは、411~13日、都内で、写真展「牛のまなざし」を開催する。

農業高校で牛と出会い、その魅力に心を奪われ、牛を愛し、たくさんの牛と友達になりたいと、全国の牧場を巡り、牛を撮り続けた高田さん。今回の写真展で、牛とともに歩んだ20年間を約50点の写真とともに振り返る。詳細は下記のとおり。

【展示会情報】

高田千鶴 写真展「牛のまなざし」

会期:411~13

開場:11日 1300~1900  1213日 1000~1900

会場:南大沢文化会館 B1F展示・多目的室

住所:八王子市南大沢2丁目27番地

TEL042-679-2202

料金:入場料無料

 

【高田千鶴さんプロフィール】

1979年生まれ 東京都八王子市在住 牛写真家

牛が好きで酪農業の職務経験を経て動物写真家へ転身。

カメラ片手に全国の牧場を巡り、牛の写真を撮り続けている。

主な書籍は「うしのひとりごと」「もふもふはなこ」「スマイル☆アルパカ」など。

公式HPhttp://yamato.chips.jp/

牧場訪問ブログ:http://blog.ushi-camera.com/

 

「移動式インバーター水冷扇」:三洋貿易

2014 年 2 月 3 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:10 AM ニュース,新商品

三洋貿易(株)は、「移動式インバーター水冷扇」を発売した。本機は蒸発式でミスとは発生せず、水の気化熱によって強力な冷風を送り出す装置。同時にマイナスイオンを発生させる。チリやホコリを取り除き、空気を浄化させる効果もある。移動式なので牛舎内の温度の高い場所へ移動でき、設備工事がいらない。自動給水機構を備えているので、面倒な補水作業も不要。貯水タンクに氷を入れることで、より高い冷却効果を得ることができる。畜舎の他にも各種農業施設、加工場、倉庫、オフィス、イベント会場など、さまざまな場所で利用できる。同社はこの他にも、「移動式送風機」も取り扱っている。

《問い合わせ》

三洋貿易(株)

東京都千代田区神田錦町2-11

TEL:03-3518-1074 FAX:03-3518-1232

HP:http://www.sanyo-trading.co.jp

液状混合飼料「ホコスター」:三洋貿易

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:00 AM ニュース,新商品

三洋貿易(株)は、各種ビタミン、ミネラル、鉄分をバランス良く配合したドリンクタイプの混合飼料「ホコスター」を発売した。

《特長》

・ナノサイズのビタミンは吸収速度が速く、またミネラルと鉄分はキレート処理によって吸収率が高い。

・出生直後の子牛、虚弱や導入によるストレス、分娩後の母牛等、ステージを選ばずに給与できる。

・与えやすいドリンクタイプ。

《問い合わせ》

三洋貿易(株)

東京都千代田区神田錦町2-11

TEL:03-3518-1074 FAX:03-3518-1232

HP:http://www.sanyo-trading.co.jp

優良登録員12名を表彰 北ホル農協

2014 年 1 月 24 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM ニュース

登録員表彰式2

北海道ホルスタイン農業協同組合と日本ホルスタイン登録協会北海道支局が主催する「第39回 優良登録員表彰式」が1月23日、札幌市内で行なわれた。
同組合は、北海道内で長年にわたり登録業務に精励している登録委員のなかから毎年、関係団体からの推薦を得て表彰している。

齋藤眞澄同組合専務理事は挨拶で、「酪農経営は厳しさを増すなかで当組合は、登録、体型審査、牛群検定の各事業の一層の推進を図るとともに、ゲノミック評価値の提供や、近交回避のための的確かつ使いやすい情報を登録農家に還元し、乳牛改良の基礎集団の構築と維持に努め、酪農経営を支援していく。酪農現場で活躍している登録員の皆さんに、登録の重要性と情報の活用について、より一層の普及啓発をたまわりたい」と述べた。

今年度の表彰者は以下の12名(敬称略)。
藤本勝久(石狩地区農業共済組合)
佐原健一郎(美瑛町農業協同組合)
佐伯勝則(ようてい農業協同組合)
亀尾孝幸(新函館農業協同組合)
坂下敏明(しずない農業協同組合)
三浦均(帯広大正農業協同組合)
戸水節雄(大樹町農業協同組合)
五十嵐正男(釧路地区農業共済組合)
松原清美(釧路丹頂農業協同組合)
門脇博(標津町農業協同組合)
中田敏之(オホーツク農業共済組合)
小山政憲(天塩町農業協同組合)

牛乳への共感的価値:Jミルク

2014 年 1 月 23 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 6:00 PM ニュース

一般社団法人Jミルクは1月23日、都内で、「牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013」の主な10の知見を発表した。

Jミルクでは、牛乳乳製品の価値向上を推進するための基本情報を得ること、普及関連事業の効果検証の基礎とすることを目的に、平成24年度から「牛乳乳製品に関する食生活動向調査」を毎年度実施する継続調査として開始している。15~60歳代の男女1万人を対象としている。

25年度調査結果のうち、牛乳類飲用頻度は、「毎日」が30%、週1~6日が34%、「週1未満」が20%、「飲まない」が16%で、前年度と比較するとやや減少している。牛乳を飲む量や回数が減った理由として「価格の上昇」をあげる層が顕著に増加した。また、牛乳は米に次いで「国産優先意識」が持たれており、「明らかに高くても国産優先」「やや高くても国産優先」と答えた人の比率は53%、「同価格なら国産優先」を加えると、国産優先の比率は98%となった。

生活者の牛乳に関する「上限需要価格」を効果的に引き上げるのは「4大重点訴求機能の認知」や「美味しさ実感」といった機能的価値よりも、「酪農家への共感意識」や「牛乳に関する国産優先意識」などの共感的価値であった。牛乳の共感価値を高めるため、酪農家の日常的な努力への認知や、食の安全性への影響について訴求することが効果的と、Jミルクは発表した。

詳細は、後日Jミルクのホームページに掲載予定。

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