“長もの”は体調(ルーメン発酵)モニターに役立つ

2010 年 1 月 8 日

Filed under: — maetomo @ 7:30 AM 未分類

北海道上川管内のG牧場は、フリーストール牛舎および産褥牛用フリーバーン牛舎の一部に乾草を置くスペースを確保し、牛が自由に“長もの”を食べられるようにしています。
「TMRを食べている牛は“長もの”があると、それを食べて自らの体調(ルーメン発酵)を調整します。だから体調のモニターにも役立つんです。とくに産褥牛群は、それをやる価値は大きいです」と言います。
ちなみに、その乾草の横には、塩、重層も置いてあります。

ルーメンといえば、待望の2月臨時増刊号「ルーメン8」が来月発刊されます(2月5日発行)。
ご期待ください。

かわいいオブジェがお出迎え

2010 年 1 月 1 日

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM 未分類

あけまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

さて、Dairy Japan 1月号および付録DVDは、既にご覧いただけたと思います。
その付録DVDの「お宅の搾乳、見せてください/鹿追町・國枝牧場」のオープニングで目を引くのが、この、かわいいオブジェです。
國枝牧場では、このオブジェが訪問者をお迎えし、また道路の通行人を和ませてくれます。
このオブジェ、よく見るとディッピング剤の容器(本体部分)と鉄板(屋根部分)で作られています。
これは奥さまの手作りで、牛の絵も奥さま作です。

ホクレン家畜市場:12月の初妊牛相場は49万1000円と保ち合いで推移

2009 年 12 月 28 日

Filed under: — djito @ 2:24 PM 未分類

ホクレン家畜市場の初妊牛相場・12月集計分が、ホクレン・酪農部・家畜販売課より発表された。

12月については、一開催における出回り頭数は増加傾向にあったが、一部春産みが出回り始めたことで、一定の需要が確保されたため、平均価格49万1000円(前月に比べて4000円高・前年同月に比べて6000円高)と保ち合いで推移している。

1月については、春産み中心の出回りとなることから、堅調な相場展開が予測される。

遺伝的能力評価が来年から、より正確になる

2009 年 12 月 25 日

Filed under: — djito @ 11:16 AM 未分類

(独)家畜改良センターは、平成22年2月23日に公表を予定している「乳用牛評価報告2010-1(国内種雄牛および雌牛)」から遺伝的能力評価手法を改善・変更する。

そのうちの一つは、乳量や乳成分に関する評価を、月に一度個体ごとの記録から305日間の能力を推定する「乳期モデル」に代え、記録情報をそのまま用いる「検定日モデル」という新たな手法を導入するもの。
「検定日モデル」は、予め305日間の能力を推定する必要がないため、遺伝的能力をより正しく評価することができる。
また、「検定日モデル」の導入より、評価対象となる雌牛の頭数が増加する、新しい種雄牛の評価のタイミングが早くなる、遺伝的能力をグラフで見ることができる、2008年11月に開始した「泌乳持続性」(※)も目で見ることができる、などのメリットがある。

なお、この他にもいくつかの変更点があり、これらの改善・変更により、個体ごとの評価結果が一時的に変動する可能性があるが、従来以上に正確な遺伝的能力を計算することができることから、国内乳用牛のより一層効率的・効果的な改良が期待できる。

さらに詳しくは、(独)家畜改良センターのホームページ(http://www.nlbc.go.jp)へ。

※【泌乳持続性】=泌乳最盛期と泌乳後期の乳量の違いを示す指標。泌乳持続性が優れているほど泌乳曲線がなだらかになり、管理がしやすく疾病に罹患しにくいと考えられる。
※《参考》Dairy Japan 2009年7月号「平準化した泌乳曲線を持つ牛群づくりへ」(富樫研治氏)
※《参考》Dairy Japan近刊で「泌乳持続性の育種価評価の特徴とは?」を予定しています。

函館名物「moomoo-TAXI」

Filed under: — maetomo @ 9:30 AM 未分類

世界三大夜景で有名な函館市。

                                                                                            

その函館市で、牛柄の「moomoo-TAXI」をよく目にします。

moomoo-TAXI」代表の小川司さんは、「北海道といえば、牧場にいるのんびりとした牛。タクシーで、牛のようにゆったりと観光案内できたらいいだろうな…私は酪農家の生まれだから、牛に愛着を感じているんだよね」

ということで牛柄の「moomoo-TAXI」を作ったらツアー客に大人気。

11月で4年目を迎え、今もその人気は変わりません。

                                                

moomoo-TAXI」の観光ツアーには、地元牧場やメーカーで作っている牛乳や乳製品などを提供してくれるツアープランもあり、お子さま連れにも大好評です。

また、「黒」のみならず「赤」「黄」「ピンク」そして「ゴールド」という各1台しかないプレミアタクシーもあるそうです。

moomoo-TAXI」= http://ogawa-taxi.cbiz.co.jp

あずきかぼちゃ+クリームチーズ

2009 年 12 月 23 日

Filed under: — maetomo @ 1:26 PM 未分類

昨日(22日)は冬至でした。
冬至といえば「かぼちゃ」、とくに食べたくなるは「あずきかぼちゃ」です。
その「あずきかぼちゃ」に「クリームチーズを入れると美味しい」と聞き、試してみました。
これは美味しい!
あずきと「クリームチーズ」、かぼちゃと「クリームチーズ」は、相性バッチリです。
ぜひお試しあれ。

農場の自販機

2009 年 12 月 18 日

Filed under: — maetomo @ 5:30 AM 未分類

最近、大型農場でよく見かける、缶コーヒー、お茶、清涼飲料の「自動販売機」。
従業員さんやパートさんたちに、けっこう「好評良い」とのことです。

「昼食時に買って飲んだり、従業員さん同士で、おごったり・おごられたりされています。(自分の仕事を)手伝ってくれてありがとう、って」
「従業員さんやパートさんの、コミュニケーションに一躍かっているんです」とのことです。

大根には「形」があり、牛乳には「形」がないのは、なぜ?

2009 年 12 月 11 日

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM 未分類

12月7日付けのDJニュースで報告した教育セミナーで、酪農教育ファーム活動をしている恵庭市・村上牧場・村上隆彦氏は、酪農教育ファーム側の実情を本音で紹介し、セミナーに参加した小・中学校の先生たちは、非常に興味深く聞き入っていました。

そのなかで村上さんは、牧場で子どもたちに話していことの一つとして、「大根」と「牛乳」の違いの話しを紹介しました。

大根と牛乳は、水分はどちらが高いでしょう?

大根の水分は約95%、牛乳の水分が約87%で、大根のほうが水分は高いんです。

では、それだけ水分があって、大根には「形」があり、牛乳には「形」がありません。
なぜでしょう?

牛乳に形がないのは、子牛が飲むためです。
つまり、「大根は命のあるもの」「牛乳は命を育てるもの」だからなのです。

恵庭・村上牧場のHP=http://www.murakami-farm.com/

「萌えプリン」はいかが? 北海道発「ミルキーゴールド」好評発売中!

2009 年 12 月 4 日

Filed under: — maetomo @ 8:30 AM 未分類

 道南・長万部町の(株)精華堂さんで販売している「ミルキーゴールド」

「私たちは牛の恩恵によって生活している。しかし、牛乳消費量は減り続く一方。私たちお菓子業界で、何か出来ることはないか?そして北海道産業を活性化できないか」と日々悩み、この「ミルキーゴールド」にたどり着いたと担当者の佐藤さんは話す。                   

              

超濃厚な味わいで、主原料にもこだわり、牛乳はもちろん、卵も砂糖も北海道産!

テレビや観光雑誌などで「パンにも塗ってもおいしいプリン」として紹介され注文が殺到!

                                     

最近は、イラスト作家、西又葵先生デザインの

「萌え系美少女バージョン」も新登場。

おみやげやプレゼントにいかがでしょう?

また現在、精華堂さんでは2人の美少女の名前を募集しています。

詳しくはここへアクセス!

http://www.seikado.net/category/90/1/1.html

臭いの少ないスラリー

2009 年 12 月 1 日

Filed under: — maetomo @ 9:17 AM 未分類

酪農学園大学(江別市)の圃場で昨日、スラリー散布が行われていました。
このスラリーはバイオガス・プラントの消化液であるうえに、スジ撒きなので、そばにいても、ほとんど臭いが感じらません。

同大学の松中照夫教授は11月に行なわれた北海道TMRセンター連絡協議会・研修会で、この方式になってから、近隣住宅地からのスラリー臭いの苦情はほとんどなくなったと話していました。
(関連記事=Dairy Japan12月号・P.94-95)

ちなみに、この散布タンカーの容量は14tで、圃場10a当たり3tから4tのスラリーを散布しているとのことでした。

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