実家に戻って3K農家(かっこよくて・感動があって・稼げる)になろう!

2010 年 1 月 12 日

Filed under: — djito @ 6:00 AM ニュース

日本の農業を「かっこよくて」「感動があって」「稼げる」=3K産業にしようと活動しているNPO法人(特定非営利活動法人)の「農家のこせがれネットワーク」(代表=宮治勇輔氏・神奈川県・養豚農家)は1月11日、北海道でもその活動が広がるきっかけ作りとして「REFARM設立発表会 in 北海道」を開催した。
後援は、北海道、北海道農協中央会、北海道農業開発公社、北海道中小企業家同友会、北海道農業法人協会、日本政策金融公庫など。

「これからの農業標準をつくる=REFARM」をコンセプトとしている同ネットワークは、日本の農業を元気にし、魅力的なものにしようと2008年に設立され、2009年には東京・関西・九州・中国・四国の各地で設立発表会を開催し、今までになかったその活動が注目されている。

日本の農業を最短最速で改革するためには、「農家のこせがれが実家に戻って農業を継ぐこと」とし、それを推進するために、実際に実家に戻って活躍している人たちと、これから実家に戻って農業をしたいと考えている人たちとの情報交換ネットワークを作ったり、農家と消費者が結びつくきっかけ作りとして東京・六本木でファーマーズ・マーケットやレストラン・イベントの開催などを行なっている。

宮治代表(写真)は挨拶のなかで、実際に自分が実家に戻って養豚農家を継ぎ、生産から消費者の口に入るまでを手がけることで農業に対する意識が変わったことを紹介し、「志と元気、夢と希望を持って農業をやっていることを情報発信し、こせがれが実家に戻って活躍できるよう背中を、みんなで後押ししたい」と話した。

また、北海道の実行委員会長・内山裕史氏(美唄市のアスパラ農家)は、「このネットワークは従来にないもので、熱い想いのあるもの。生産者も消費者も一緒になって、農業を素晴らしいものに変えていきたい」と話した。
その後、農家の若い後継者がパネラーとなって、パネルディスカッションなどが行われた。

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