酪農と養豚はウィン・ウィンの関係にある

2011 年 2 月 11 日

Filed under: — maetomo @ 6:46 AM 未分類

Dairy Japan 3月号の「マイ・オピニオン」は、(有)ビィクトリーポーク(本社農場/仁木町、樽前農場/苫小牧市))の代表取締役であり、昨年8月に設立された北海道ホエイ豚協議会の会長を務める中岡勝氏のインタビューです。

ヨーロッパ等では、酪農と養豚は一つの地域に同居し、チーズの生産に伴って出てくるホエイの処理を、養豚が当たり前のように行なっているケースが多いそうです。
つまり酪農と養豚は本来、補完し合う関係にあるのです。

「北海道の乳業工場にとってはホエイの処理費の軽減につながり、養豚生産者にとっては北海道ブランドという地域性を出すことができる。つまり、お互いウィン・ウィンの関係になれる(双方が良い結果をもたらす)」と中岡氏は語ってくれました。

ちなみに(有)ビィクトリーポークは、北海道日高乳業(株)のホエイを自前のローリーで運んでいます。
(写真提供=(有)ビィクトリーポーク)

雪中での取材

2011 年 2 月 4 日

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

晩のTMR調製――厳寒の十勝での取材です。
日は暮れて、雪がサラサラと降ってきました。

そうしたなかで写真を撮る場合、フラッシュを使うと、降っている雪が反射してうまくいきません。
だからフラッシュ無しで、カメラがぶれないように、脇を締めてカメラを構えて…。
しかも、レンズが濡れないように迅速に…。

というのが、この写真です。
27立米・ツインオーガー式、どデカいミキサーです。

ヒーター入り「踏み込み消毒槽」

2011 年 1 月 28 日

Filed under: — maetomo @ 6:31 AM 未分類

家畜改良センター新冠牧場(北海道新ひだか町)の事務所入り口に設置されている「踏み込み消毒槽」です。
ヒーターを入れているので、真冬日(一日の最高気温が摂氏零度未満の日)が続く厳寒期でも、消毒液が凍結していません。

このヒーターは熱帯魚用のもので、ペットショップなどで買えるのだそうです。
同牧場内は同様のものを、各所に設置しているそうです。

中国語版、韓国語版、英語版の「口蹄疫」侵入防止対策ポスター

2011 年 1 月 21 日

Filed under: — maetomo @ 6:08 AM 未分類

19日付け「DJニュース」にあるように、北海道は冬の観光シーズンを迎え、外国から多くの観光客が訪れることから、口蹄疫侵入防止対策を強化しました。

そして啓発ポスターとして、日本語版をはじめ、中国語版、韓国語版、英語版を作成しました。

ちなみに北海道を訪れる外国人観光客は、平成21年度上半期(4月から9月)で約27万人。国別では、台湾(27%)、韓国(24%)、香港(22%)、中国(12%)、シンガポール(4%)などとなっています(北海道観光入込客数調査より)。

北海道内空港で口蹄疫侵入防止対策を強化

2011 年 1 月 19 日

Filed under: — djito @ 5:41 PM 未分類

北海道は19日、道内で供用されている12空港のすべての国内線において、靴底消毒を実施することとした。
この対策は、これから冬の観光シーズンを迎え、雪まつりをはじめ観光イベントが数多く開催され、国内外から観光客が訪れることとなり、この期間の口蹄疫の侵入防止対策に万全を期すためのもの。
実施内容は、靴底消毒マットの設置、啓発ポスターの掲示、靴底消毒実施のアナウンス。
実施主体は各地区家畜自衛防疫組合などで、道は実施に係る経費を助成する。
実施期間は、当面、冬期間の観光イベントが多く開催される2月末までとしている。

今年もがんばろう!

2011 年 1 月 14 日

Filed under: — maetomo @ 6:30 AM 未分類

でかい門松!
十勝管内の600頭規模の牧場です。
牧場も大きいですが、門松も大きい。
横の自動販売機、ドアと比較すると、いかに大きいかが、おわかりいただけると思います。

この門松を見て、牧場の発展、酪農の発展を祈りつつ、
「今年もがんばろう!」と思い、前向き思考が湧いてきました。

増産のための戦略

2011 年 1 月 7 日

Filed under: — maetomo @ 6:05 AM 未分類

あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、当ホームページ12月21日付け「DJニュース」にあるように、来年度の生乳計画生産は「増産を目指す」という傾向です。
ところが、「生産が回復しない・伸びない」という地域が多いのが実際です。

そんななか、十勝管内のY牧場は、「飼養頭数は変わらないのに、年間出荷乳量が900tから1100tに増えた」と言います。
では何が変わった(変えた)のか?
それはサイレージでした。
サイレージの品質を良くするためにYさんは、周囲の協力のもと、大幅に調製方法を変えて、素晴らしいサイレージをつくることに成功しました。
そしてYさんは、そのサイレージの喰い込み量の多さに驚いたそうです。

Y牧場のように、「飼養頭数は変えずに、ボトルネック(制約カ所)を改善して年間出荷乳量を増やす」
――増産のためには今、この戦略が必要ではないでしょうか。

どれも力作! 小中学生の「牛の絵」展示会

2010 年 12 月 31 日

Filed under: — maetomo @ 6:44 AM 未分類

「牛やミルクのある風景」をテーマに、道内の小中学生が描いた絵画コンクールの入賞作品展が24日から28日まで、北海道庁1階ロビーで開かれました。
主催は北海道牛乳普及協会、ホクレン、後援は日本酪農乳業協会、北海道、北海道教育委員会です。

本コンクールは今年で23回目、今回は115校から704点も応募があったそうです。
どの作品も実に見事で、牛が活き活きしています。
見学者からは「観察力が凄い」「アップは迫力ある」「牛がそばにいる感じがする」などの感想が聞かれました。
また、「こうした展示会は消費拡大につながる。牛=牛乳、チーズだから」といった感想もありました。

入賞作品の一覧は、ミルクランド北海道のホームページでも見ることができます。
また、作品の一部は、1月に開催される『ミルク&ナチュラルチーズフェア2011』(札幌市と帯広市)でも展示されるそうです。

今年は今日が最後、また来年もよろしくお願いします。
みなさま良いお年をお迎えください。

牛の前膝が痛くないように

2010 年 12 月 24 日

Filed under: — maetomo @ 5:52 AM 未分類

先週に引き続き、北海道十勝管内・K牧場です。
繋ぎ牛舎の飼槽と牛床の間仕切りにゴムマットを当てて、牛の前膝が痛くないようにしています。
Kさんがご自分で牛床マットを切って、アンカーボルトでとめたそうです。
牛は快適!

「すんなり起きられない牛」のために

2010 年 12 月 17 日

Filed under: — maetomo @ 6:55 AM 未分類

「寝起きが下手で、または軽い低カル気味で、すんなり起きられない牛って、日本中どの牧場にもいますよね」と北海道十勝管内・K牧場のKさん。

そういう牛は、通常よりもヘッドスペース(頭の突き出しスペース)を広くしてやれば寝起きが上手くいくと言います。
そこでKさんは、繋ぎ牛舎のマセン棒を部分的(1頭ごと)に取り外せるようにしています。
いつまでも寝起きが下手な牛の場合は、マセン棒を取り外しっぱなしです。

「寝起きが下手で、怪我したり、乳頭を踏んだりしたら、その損害は大きすぎるから」とKさんは言います。

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