ミルク缶の再利用

2012 年 7 月 20 日

Filed under: — maetomo @ 8:34 AM 未分類

根室管内のN牧場では、今では使わなくなったミルク缶に色を塗り飾っています。
牛柄に塗られたミルク缶は、処理室の入り口に花と一緒に置かれており、
入り口付近が華やかになっています。
これは、牛大好きな娘さんが自分でペンキを使って牛柄を描き、
色が薄くなってきたらその都度塗り直して綺麗にするそうです。
自宅にはたくさんの牛グッズも揃えており、
「やっぱり牛飼いだから牛好きだし、牛グッズも飾りたい」と言います。

ピンク大好き!

2012 年 7 月 13 日

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

根室管内S牧場に行くと、色鮮やかなフリーストール牛舎が目に飛び込んできます。
「ピンク色が大好き」という奥様。
バルク室の外壁のみならず、内壁も各所がピンク色です。
灯油タンクもピンク色です。

Sさんご夫妻は「仕事をするのが楽しくなる」と言います。
確かにウキウキしてきます。

牛好きの牛好きによるオブジェ

2012 年 7 月 6 日

Filed under: — maetomo @ 5:31 AM 未分類

十勝管内S牧場には可愛らしい「牛のオブジェ」が飾られています。
中央にそのオブジェが置かれた花壇は、道路を走っていてもよく見えるところにあり、
思わず見てしまうほどきれいに飾られています。
さらに牛の周りには緑色のシートを敷くことで、よく牛が映えるようになっています。
この牛オブジェは同牧場の奥さんの手作りで、
ディッピング液の空容器と木板からできており、
完成までに少々時間はかかったそうですが、それを見る彼女は終始笑顔でした。
このオブジェの他には、大きな“牛だるま”も別の場所にたたずんでいます。

もともと酪農家の娘だった彼女は、
小さい頃から酪農家の嫁になることを思い描いていたそうです。
今では牛が好きで好きでしょうがないくらいだといいます。
「牛好きだし牛飼いでもあるから、牛を飾りたいものです」と言いますが、
それを手作りしてしまうところに牛好きさを感じました。

地中熱交換システムを利用した換気

2012 年 6 月 29 日

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

釧路管内S牧場の哺育牛舎は、「地中熱交換システム」を利用した換気方式です。
それは、外気を地中80cmの深さに埋めたパイプに通し、
地中の温度になった空気を哺育牛舎中に入れて、
換気量をコントロールするというものです。

ご承知のように、地中の温度は外気に比べると、
夏は暑さが和らぎ、冬は寒さが和らいでいます。
その和らいだ温度の空気が入ってくるのですから、
S牧場の哺育牛舎内は快適です。

このシステムにしたら、
「肺炎がほとんどなくなったし、子牛達は幸せそう」
とSさんは話していました。

今年も始まりました

2012 年 6 月 22 日

Filed under: — maetomo @ 5:44 AM 未分類

今月上旬には十勝管内の鹿追町で牧草収穫が始まりました。
これを皮切りに各地で収穫開始または収穫準備に忙しくなってきた頃ですね。
今週は根室管内の別海町ならびに中標津町に足を運んでいます。
北海道根室振興局によれば、
一番草の生育は平年並み(6月15日現在)ということです。
また、デントコーンについては、生育が低温のため、
こちらは今のところやや遅れ気味とのこと。
別海町の酪農家さんは、
「最初はやや出遅れた感はあったけど、ここにきてグッと伸びてきた。
あとは急激な伸びで成分的な部分がどうなるか気になる」とのことです。
また、「早く雨が上がって、来週からスッキリと畑に入りたい」
とウズウズ感が伝わってきました。

北海道農政部によると、全道的には牧草もデントコーンも、
宗谷・日高・根室によって多少差はありますが、
平年並みに生育しているとのことです(6月15日現在)。

※農繁期に突入するにおいて、機械の調子を整えることが大切になります。
Dairy Japan7月号の付録DVDでは、「トラクターのセルフメンテナンスについて」
を取り上げていますので、ぜひご覧ください。

オート・スクレーパー用の「糞尿はね防止パネル」

2012 年 6 月 15 日

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

北海道根室管内S牧場のフリーストール牛舎での除糞はオート・スクレーパーです。
そのスクレーパーが牛舎端のピットに糞尿を掻き落とす際、糞尿がはね散って周囲が汚れるのが嫌だったSさんは、
写真の「糞尿はね防止パネル」を考えて特注しました。
これで糞尿がはね散って汚れることはなく、周囲はきれいで衛生的です。
なお、冬の凍結防止のため、パネルはアクリル板で日差しが通るようにしています。

灯油タンクの再利用で

2012 年 6 月 8 日

Filed under: — maetomo @ 5:27 AM 未分類

十勝管内Y牧場では、灯油タンクを新しくしたことで
使わなくなったタンクを再利用して新しく花壇として作り替えています。

写真の花壇はYさん自ら切断・溶接して作ったもので、こうして作られた花壇は、
家の前や牧場の道路側に置くことで環境美化に一役買っています。
灯油タンクの下側は、もともとあった足をそのまま利用し、
上側には足に使えそうな鉄パイプを溶接して利用しています。

Yさんはもの作りが大好きで、
仕事の合間に時間を見つけてさまざまなものを生み出しています。
灯油タンクを使った花壇の他にも、
子どもが遊べるようにブランコやシーソーまで手作りしてしまうほどです。

これらの材料は、すべて廃品だというから驚きです。

酪農家は羊も飼える

2012 年 6 月 1 日

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

オホーツク管内のT牧場は乳牛約200のほかに、3年前から羊も約100頭飼っています。
このヒツジは「テクセル」という品種だそうです。
飼料は、子牛用配合飼料、チモシー乾草で、すべて乳牛用のものが使えます。

1歳齢から毛を刈り、1頭から2、3枚のセーターが作れるそうです。
肉は非常に美味しく(ごちそうになりました)、
こだわりレストランで使われているそうです。

Tさんの話を聞いていると、酪農ライフ、カントリー・ライフを、とても楽しんでいる様子が伝わってきます。

ミニTPPといわれる「韓米FTA」の実態を解説

2012 年 5 月 25 日

Filed under: — djito @ 7:59 PM 未分類

北海道地域農業研究所(藤田久雄理事長)は25日、札幌市内で、「韓米FTAと韓国農業の将来」と題した通常総会特別講演を行なった。
講師は、韓国江原大学農業資源経済学科の李炳旿(イ・ビョンオ)教授。
同教授は、韓国におけるFTA(自由貿易協定)推進の現状、韓米FTAの農産物の交渉結果、農業への影響、政府の対応と将来の展望などを解説した。

韓国は2002年10月にチリと初めてFTA締結し、その後9年半の間に47カ国とFTA締結、うち46カ国と発効している。
そのうちの一つ、韓米FTAは2006年に交渉開始、2007年に妥結されたが、農家の強い反発もあって5年後の今年3月に発効した。

韓米FTAの農産物の交渉結果は、米国は農業大国であり、あらゆる品目を持っていることから、他国のFATと異なり品目ごとに開放の内容が非常に細かくなっている。
対象になる1531品目のうち、関税撤廃から除外されたものはコメおよびコメ関連製品16品目(1%)のみ。
韓国農業への影響は、畜産と果樹の被害が大きく、牛肉、豚肉、鶏肉、りんご、ぶどう、柑橘、乳製品の順に被害が大きい。

畜産物においては、牛肉は15年、豚肉は10年以内に関税を撤廃し、この期間中にAGS(関税の減縮によって輸入が一定の水準以上に急増した場合、関税を上げて国内市場を保護する措置)を適用する。
鶏肉は10から12年以内に関税を撤廃する。
脱脂粉乳、全脂粉乳、練乳は現在の関税を維持して(176%)5000tのTRQ(無関税または低率関税で輸入されるクォータ数量。これらの品目については無期限に毎年3%ずつ複利で増量する)を提供する。
混合粉ミルク、調剤粉ミルク、チェダーチーズ、バターは10年以内に関税を撤廃する。

FTAによる農業への影響に対する対応として政府は、長期対策として、品目別の競争力強化、農業の体質改善(農業者の能力強化など)、短期対策として、被害補償直接支払、廃業支援などを行なってきたが、影響が今までに以上に大きい韓米FTAに対応する農業支援対策として新たな対策を加えた。
それは、畜舎施設の近代化、粗飼料生産基盤の拡充、糞尿処理施設、飼料産業の総合支援、種畜施設の近代化、刹処分補償金などで、畜産部門の競争力強化のための支援対策が多く盛り込まれている。

同教授は「韓国農業の将来予測は、ネガティブ要素もポジティブ要素もあることからむずかしい」としながらも、「製品などの差別努力によって輸入品との代替を抑制し、被害を最小にすることが重要である。複雑な韓米FTA内容を詳しく分析し、韓国農業にとって得になるように今後、工夫していくことが大切である」と語った。

事務所を飾る

Filed under: — maetomo @ 6:46 AM 未分類

オホーツク管内にあるT牧場の事務所の一角にある棚は
ミニチュア農機と牛や酪農グッズで飾られています。
これらのミニチュアは、愛着のある農機のものを集めたものだそうです。
写真をよく見ると、農機の横にはロールも置かれています。
棚に直接置かず、緑の敷物をするところにも
Tさんのこだわりを感じます。
酪農家さんのみならず、
牛や農機など、自分の好きな置物で事務所などを飾ると、
見ているこちらも気持ちが良くなります。

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