2020年の幕開け♫


新年明けましておめでとうございます!

記念すべき2020年がスタートしました!
今年は全共や東京五輪など、酪農業界そして日本全体が盛り上がる大イベントがありますね!皆様にとって素晴らしいものとなるよう願っております。

今年もDairyJapanでは、皆様のお役に立つ技術情報を
わかりやすくお届けしていきます!
2020年が世界中の人々にとって素敵な年となりますように♪

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

わかりやすく伝える

搾乳衛生なくして良質乳なし――釧路管内の牧場で、この標示を見て、改めて思いました。
それと同時に、時代は変われども、ルールを正確に伝えて順守してもらうためには、この方法が最良であることも改めて思いました。

大事なことを、わかりやすく、正確に伝える――Dairy Japanは来年も、それを大切にしていきます。
皆さま、良いお年をお迎えください。

自動搾乳システムの可能性

先日、デラバル株式会社が主催する「AMSカンファランス」にお邪魔しました。カンファランスでは同社のVMSやAMRユーザーなどが多数参加していました。
国内外のデラバル職員や研究員の方々がVMSやAMRの機能説明をするだけでなく、付帯設備の有効な使い方、ソフトウェアの利活用方法、そして搾乳ロボット牛舎設計のヒントなどを講演していました。海外ではVMSとAMRを組み合わせた農場システムを展開する牧場もあるようで、フレッシュ群や治療群をVMSで、通常の搾乳牛をAMRで搾乳するという方法をとっているようです。
そして興味があったことの一つが、メガロボット牛舎での群分け。とくにVMSのようなボックス型の搾乳ロボットを複数台、複数牛群での管理する際の群分けについてでした。能力や泌乳ステージに応じて群分けをするのか、泌乳ステージなどを加味せずに頭数割で群分けするのかといった具合です。前者では飼料設計の幅が広がり、より適切な栄養管理ができるメリットがある反面、群を移動させることによるストレスがネガティブ要因になります。後者は飼料給与メニューを一本化できるため給飼管理が楽になる、群移動のストレスがないといったメリットがあります。結論は、「経営者判断」ということになりますが、こうしたカンファランスは、「これから搾乳ロボットを導入したい」という人にとって非常に有用なものだなと感じてました。

待望の新刊! クスリ(笑)で学ぶ!


 本誌連載でお馴染みの島本獣医師の“マンガ学習”が一冊の本になりました!
 農場作業マニュアルの作り方と利用の仕方、アニマルウェルフェアの基本、現場でできるダウナー牛の看護療法、農場の安全対策の在り方、子牛の事故低減のための管理方法、抗生剤の基礎知識、牛への鍼灸、初乳管理の基本など、現場で役立つ管理技術がマンガで楽しく学べます。
 描き下ろし漫画「マンガでわかる初乳管理」を収録。


『お気酪獣医 クスリの処方箋』
【著】島本 正平(NOSAI宮崎・獣医師)
 B5判/284頁
 定価:3300円+税(送料込)

 ただいまご予約受付中!ご注文・詳細はこちらから。
 書店にてお取り寄せ、Amazonでのお取扱いもございます。

飼料の分析現場

先日、全酪連分析センターへ行ってきました!

多様化する酪農経営ですが、どの形においても基礎となるのは”乳牛の健康”——それをコントロールするために日々どのような飼料を与えているか把握することは必要不可欠です。
”正確かつスピーディーに”をモットーに、日々分析に励んでる分析センターの皆さんを取材しました。
Dairy PROFESSIONAL Vol.16で紹介します。お楽しみに!