十勝管内のM牧場では、子牛のカウハッチに驚くものを利用していました。
それはなんと、使わなくなった軽ワゴン車です。
子牛の乗っている軽ワゴン車はなんとも不思議でした。
M牧場では、基本的に、いわゆるカウハッチに子牛を入れていますが、
分娩が重なり、ハッチが足りないようなときに軽ワゴンハッチを使用しています。
牧場の施設レイアウト上、乾乳牛舎が分娩房と離れており、
分娩が近くなったら分娩房へ移すのだそうですが、移す前に産まれてしまった場合は、この軽ワゴンで乾乳牛舎まで迎えにいくそうです。
さらに、車を利用することで、雨風から子牛を守ることができ、
窓を開ければ、換気もしっかりできます。
カウハッチならぬ、カーハッチですね。