工夫された哺育牛舎

20130624

宗谷管内・豊富町大規模草地育成牧場は、4日齢からの哺育牛を受け入れています。 集荷された子牛達は、まず、個別飼養する受入調整牛舎に入ります。

その受入調整牛舎にはカーフハッチが、間口をずらして並べられています。 これは子牛同士の、吸い合いを防ぐためです。

また、子牛が冷えないように、ハッチは牛床マットの上に起かれ、 そして清潔な敷料がたっぷり入っています。

詳しくは、Dairy Japan 7月号「ルポ特集/子牛を元気に育てる。わが農場の流儀」で

Dairy Japan北海道支局だよりと本ブログを統合

いつもDairy Japanスタッフブログ並びに北海道支局だよりをご愛読いただきまして、ありがとうございます。

Dairy Japan北海道支局だよりは本ブログと統合させていただきました。

これまでDairy Japan北海道支局だよりでご紹介した内容につきましては、本ブログ中の「旧・北海道支局だより」にまとめさせていただいております。

旧来の情報を必要とされる方は、右側「カテゴリー」で「旧・北海道支局だより」を選択していただくようお願い申し上げます。

今後とも、本ブログをよろしくお願い申し上げます。

(編集部)

暑熱対策にホールディングエリアでシャワー

ホールディングエリア天井に設置したスプリンクラーとファン
ホールディングエリア天井に設置したスプリンクラーとファン

写真は、三重県のある農場のホールディングエリアで、天井付近を写したものです。赤丸で囲んだ部分はスプリンクラーで、青丸で囲んだ部分はファンです。

この農場では、6月頃から暑熱対策の一環として、朝夕の搾乳の間、1日で最も気温が高くなる1時から2時頃に搾乳牛をホールディングエリアへ連れていき、シャワーを浴びてもらうようにしています。写真のスプリンクラーだけでは、全頭に十分な水が行き渡らないので、さらにホールディングエリア外からホースを使って牛達に水をかけてあげます。

この時間にシャワーを浴びてもらうのは、ヒートストレスに曝された牛体を直接冷やすことと、搾乳時には牛体がドライであってほしいから。そしてホールディングエリアでのシャワーなら、通路やベッドを直接濡らさずに牛体を冷ましてあげることができます。

このシャワーを始めた結果、暑熱期の乳量の落ち込みが少なくなったのはもちろん、夏期から秋期にかけての受胎率も向上したといいます。

牛達もシャワーの時間を心待ちにしていて、自主的にホールディングエリアに向かうといいます。

7月号の読みどころ

Dairy Japan2013年7月号
Dairy Japan2013年7月号

皆さんはじめまして!

4月に入社しました編集部の宇留野です。

私は牛乳スイーツ、そして今流行の乳和食など、美味しいものを中心にスタッフブログに載せていきたいと思っております♪

 

さて、初投稿の内容は「編集部から見た!Dairy Japan 7月号の読みどころ」です。

ページをめくってまず、1番に飛び込んでくるのが「ルポ特集」です。

今回のテーマは「子牛を元気に育てる。わが農場の流儀」。

元気な子牛育てることは、将来の牧場のためにも、とても大切なことですよね。

今回取材に伺った3牧場は、それぞれ違った各牧場ならではの方法で、元気な子牛を育てています。

なかには、より良い子牛を育てるため、他の牧場で働いていた方をハンティングしたという大胆な行動に出た牧場もありました。ハントされた方は他の従業員が驚くほど牛の観察力がすごいとか。

 

今月号のルポ特集も必見です!

 

突然ですが皆さん、牛乳飲んでいますか? 私は毎日飲んでいます!

知っている方も多いと思いますが、6月1日は「牛乳の日」、そして6月は「牛乳月間」です。

ところで、なぜ6月1日が牛乳の日なのかご存知ですか?

「そういえばなんでだろう?」と思った方!

答えは7月号のどこかにあります。探してみてください!

ついでに私の入社初の署名記事も探してみてくださいね♪

 

他にも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、たくさん載っています!

そして今回は付録にDVDも付いています!映像だとまた新鮮なものが見えてくるでしょう。

 

Dairy Japan 7月号、是非ご覧下さい!

対象牛を簡単に確保できるキャッチ・ゲート

20130614

6カ月齢からの育成牛はもちろん、4年前からは、
4日齢からの哺育牛も受け入れている豊富町大規模草地育成牧場。
きめ細かな飼養管理により、元気で、良い牛に育つことで評判です。

火曜と金曜は診察日で、気になる子牛がいたら、獣医さんに診てもらいます。
そのとき重宝するのが、180度回転する二つのキャッチ・ゲート。

このキャッチ・ゲートがあれば、対象牛を優しく、簡単に確保できます。
同牧場では、このキャッチ・ゲートは、すべての牧区に設置されています。

もっと詳しくは、来週発売のDairy Japan 7月号で。