うちの柄はレッド

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北海道釧路管内にあるU牧場には、写真のように可愛らしい建物があります。
これは実習生用の家で、去年、写真のホルスタイン柄に塗り替えたとのことです。
もともとは柄のない普通の家でしたが、ご主人に聞くと、
「白黒ホル柄は多い。うちはレッドを数頭飼っているから、
レッド柄にしようと思った」と教えてくれました。
地元の建設業者に依頼し、実際にレッドの牛を見てもらい塗ってもらったそうです。
ご主人は「牧場として良い小屋になった」と出来に満足していました。

4月号の読みどころ

2014年4月号表紙

 寒さも和らぎ、やっと暖かくなってまいりました。月末には桜の開花も予想され、春の訪れを感じます。花粉症の私は、ここ数日、目がかゆくて仕方がありません。

 

 さて、Dairy Japan 4月号の読みどころを紹介します。

表紙には桜が描かれていてとても春らしいです♪

 

 4月号のルポ特集は「高受胎率をめざす繁殖管理」です。

 「どれだけ妊娠しているかで、今後1年間の売上(出荷乳量)は決まる」――酪農現場で、よく言われる言葉です。つまり、きちんと繁殖を回していくことが、強い酪農場を築き、強い酪農経営につながるということです。今回、繁殖成績の現状を整理し、高受胎率をめざす現場事例を取材いたしました。

 

 技術のページの注目記事は、「今注目の“海藻”~海藻で快走~」です。

海藻は人の健康食品をはじめ、果樹や野菜、コメ栽培に利用することで優れた効果を発揮し、幅広く応用されています。その海藻が酪農にも貢献することがわかりました。

今回、子牛の管理および暑熱ストレス対策に海藻を応用した研究成果、そして牛にも飼料畑にも応用して成果を得ている牧場の事例を紹介します。

 

 シリーズでは、乳房炎原因菌の検査を実施しているエムズ・デーリィ・ラボからの乳房炎コントロールに関するニュース・レター、「エムズ・デーリィ・ラボ便り」が新連載されますので、ここにも注目してみてください。

 

 ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事を、たくさん掲載しています。ぜひご覧ください。

カウガールスクール最終回!

 

先日、愛知県酪主催のカウガールスクールの取材に行ってきました(Dairy Japan2013911月号、20141月号参照)。今回で最終回です。

 今回のカウガールスクールは牛乳スイーツ作り!

牛乳プリンと牛乳寒天、どちらも牛乳が存分に生かされた優しい味わいでした♪CIMG2410
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その後はカウガール達による即興紙芝居、牛の出産のDVD鑑賞、ベガ(第1回目のスクールで2人が名前を付けた子牛)との久しぶりのご対面、そしてカウガールスクールの卒業式が行なわれました。

 

さすが保育士さん、即興紙芝居はとても上手でした!

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 4回の取材をとおして、カウガール達の牛乳や食べ物に対する心の変化を感じることができました。

また、私自身、このカウガールスクールの取材が初めての出張だったので、自分にとっても忘れられない良い経験となりました。

 

カウガールスクール第4回目の詳細は、Dairy Japan5月号で紹介する予定です!

ぜひぜひ、ご覧下さい♪

かわいらしい牛グッズ

メッセージボトル
栃木県那須塩原市の和泉牧場・和泉華奈さんを取材した際、かわいらしい牛グッズをいただきました。小さな薬瓶を使ったメッセージボトルです。この作品は、その彼女の手作り。現在、県内の数カ所で委託販売をする彼女の作品は、委託先からも高い評価を得ています。
酪農に家事・育児、そして趣味を兼ねた小物制作と、充実した酪農ライフを送る華奈さんの「On time & Off time」は、Dairy Japan5月号で。

《イベント情報》
sweet home +chaki 二人展
取り扱いアイテム:革小物、布小物、薬ビン、ステンドグラス風、アクセサリーなど
場所:カフェ セントロ(JR黒磯駅前)
日時:4月5~29日
時間:8:30~18:00
定休日:毎週木曜日・第一金曜日

「給飼」と「エサ寄せ」を自動で同時に

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十勝管内のM牧場は経産牛160頭。
搾乳牛は、搾乳ロボット2台と繋ぎ牛舎で管理されています。
搾乳ロボット牛舎の飼槽には自動給飼機が設置されていて、
混合飼料(濃度が薄め)が1日10回給飼されます。

M牧場は、その自動給飼機の下に「エサ寄せ板」を設置し、
「給飼」と「エサ寄せ」が自動で同時に行なわれるようにしています。
この自動給飼機は、動力と駆動が強力なので、それが可能なのだそうです。
ちなみに「エサ寄せ板」の部品は、国道沿いで見かける「防雪柵」の再利用だそうです。