カウガールスクール最終回!

 

先日、愛知県酪主催のカウガールスクールの取材に行ってきました(Dairy Japan2013911月号、20141月号参照)。今回で最終回です。

 今回のカウガールスクールは牛乳スイーツ作り!

牛乳プリンと牛乳寒天、どちらも牛乳が存分に生かされた優しい味わいでした♪CIMG2410
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その後はカウガール達による即興紙芝居、牛の出産のDVD鑑賞、ベガ(第1回目のスクールで2人が名前を付けた子牛)との久しぶりのご対面、そしてカウガールスクールの卒業式が行なわれました。

 

さすが保育士さん、即興紙芝居はとても上手でした!

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 4回の取材をとおして、カウガール達の牛乳や食べ物に対する心の変化を感じることができました。

また、私自身、このカウガールスクールの取材が初めての出張だったので、自分にとっても忘れられない良い経験となりました。

 

カウガールスクール第4回目の詳細は、Dairy Japan5月号で紹介する予定です!

ぜひぜひ、ご覧下さい♪

かわいらしい牛グッズ

メッセージボトル
栃木県那須塩原市の和泉牧場・和泉華奈さんを取材した際、かわいらしい牛グッズをいただきました。小さな薬瓶を使ったメッセージボトルです。この作品は、その彼女の手作り。現在、県内の数カ所で委託販売をする彼女の作品は、委託先からも高い評価を得ています。
酪農に家事・育児、そして趣味を兼ねた小物制作と、充実した酪農ライフを送る華奈さんの「On time & Off time」は、Dairy Japan5月号で。

《イベント情報》
sweet home +chaki 二人展
取り扱いアイテム:革小物、布小物、薬ビン、ステンドグラス風、アクセサリーなど
場所:カフェ セントロ(JR黒磯駅前)
日時:4月5~29日
時間:8:30~18:00
定休日:毎週木曜日・第一金曜日

「給飼」と「エサ寄せ」を自動で同時に

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十勝管内のM牧場は経産牛160頭。
搾乳牛は、搾乳ロボット2台と繋ぎ牛舎で管理されています。
搾乳ロボット牛舎の飼槽には自動給飼機が設置されていて、
混合飼料(濃度が薄め)が1日10回給飼されます。

M牧場は、その自動給飼機の下に「エサ寄せ板」を設置し、
「給飼」と「エサ寄せ」が自動で同時に行なわれるようにしています。
この自動給飼機は、動力と駆動が強力なので、それが可能なのだそうです。
ちなみに「エサ寄せ板」の部品は、国道沿いで見かける「防雪柵」の再利用だそうです。

だから神は農家を作った(和訳)

2月23日で既報の「だから神は農家を作った」を、
照井英樹氏〔酪農学園大学 講師(非常勤)〕が翻訳してくださいました。

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そして8日目。
神は自らが作り給うた楽園を見おろし、こう言った。
「世話をする者が必要だ」
だから神は農民を作り給うた。

神はこう言った。
「空が暗いうちに目を覚まし、乳を搾り、一日中畑仕事をし、また乳搾りをし、夕食が終わってから出かけ、夜中過ぎまで学校の役員会の会合をする。そんなことができる者が必要だ」
だから神は農民を作り給うた。

神はこう言った。
「若牛を押さえつけるような強き腕を持ち、その腕で自分の孫を抱きかかえるような繊細さを持つ者が必要だ。
ブタを追い集め、轟音をとどろかせる機械を操り、腹ペコで家へ帰っても奥さんの友人たちが帰るまで昼食をじっと我慢し、彼女たちが帰る時にも 穏やかに『お気をつけて。またどうぞ』とほほ笑む者が」
だから神は農民を作り給うた。

神はこう言った。
「馬のお産のために徹夜ができる者が必要だ。そして、その仔馬がすぐに死んだとしても、静かにその死を看取り、涙を拭いて上を向き、『来年また頑張ろう』と言える者が。
斧を磨き、その柄を固い木から削り出し、蹄鉄を打ち付け、乾草ベールのトワインからロープやモクシ、オーバーシューズを編み上げられる者が必要だ。
播種や収穫シーズンには、一週間が終わっても40時間以上働き続け、トラクター腰痛に耐え、その後またすぐに72時間働き続ける者が」
だから神は農民を作り給うた。

「でこぼこ道を長時間 トラクターに乗り続け、雨雲が見えたら倍のスピードで牧草を運び、隣で困りごとがあったら、畑の真ん中に自分のトラクターを置いたまま助けに向かうような者が必要だ」
だから神は農民を作り給うた。

神はこう言った。
「大木を切り倒し、ベールを軽々と担ぐ力持ちでありながら、仔羊を抱き上げ、子豚に哺乳し、孵ったばかりの雛鳥の世話や、牧草を刈るときに怪我をしたヒバリを見つけたら、モアーを止めて足に添え木をするような優しさの持ち主が必要だ。
深く、真っ直ぐ耕起し、角もきちんと耕す。ディスクをかけ、種を播き、雑草を取り、エサをやり、繁殖をし、草を集め、羊毛を紡ぎ、ミルクフィルターを取付け、フィーダーを補充し、ヘトヘトに働き続けた一週間を終え、10km以上も離れた教会に来る者が。
ソフトだが強い絆で家族をまとめ上げる者が必要だ」

「ある日息子が、父親がしてきたのと同じことをして一生を過ごす決心をしたとき、それを聞いて笑い、ため息を一つつき、目を細め、無言の笑顔を以て息子に応える者が」
だから神は、農民を作り給うた。

だから神は農家を作った

Dairy Japan 3月号「海外だより」で紹介されているように、
米国で昨年、最も優れている広告(CM)として選ばれた一つが、
車メーカーのクライスラー社の標記だったそうです。
以下のYouTubeで見ることができます。