もぐもぐタイム

十勝管内N牧場の事務所の一角で、お菓子がたくさん入っているカゴを発見!
N牧場には「おやつ係」という当番があって、担当者はこのように「おやつ」を調達してきて定期的に補充します。
「ちょっとつまめるものが常にあるようにしてるんです。これで皆のモチベーションが上がりますよ」とS代表は楽しそうに笑っていました。

快適な牛舎は見る人も幸せな気分にさせてくれる

先日、香川県のA牧場にお邪魔しました。
乳質の高さで定評があるA牧場は、いつ訪れても乳牛達が快適に過ごしている様子を見ることができます。
TMRをたっぷりと喰い込み、そしてベッドでゆったりと横臥する。言葉にすると当たり前のように感じるこの行動。それをいつでもできるようにマネジメントするA牧場は、基本に忠実に管理することをモットーとしています。
A社長は、「とにかく衛生的であること。朝晩の除糞の際には徹底してきれいにする。それが基本」と話します。
快適そうな乳牛を見ると、取材している私もとっても幸せな気分になります。

取材先にて

【取材先にて】

先日取材に伺ったI牧場。

事務所にお邪魔するとこんなものを発見しました。

 

DairyJapanでした。笑

いつもご愛読していただいてありがとうございます。「見たよ」とか「この記事は~」などの反応をいただけると、素直に嬉しいです。

また、まめに情報に触れている方は、改良や選択の際に考え方の引き出しが多いのかな、とも思いました。

キレイで気持ちの良い牛舎にお邪魔しました!

 

酪農・牛乳ファンを増やしたい

先日、東京都内で唯一、搾乳ロボットを導入しているS牧場を訪ねました。
平成17年に搾乳ロボットを導入してから、作業の効率化を図りつつ、酪農・牛乳乳製品ファンを増やしたいと酪農教育ファーム活動にも取り組んできました。
新型コロナウイルス感染症の影響によって、現在は酪農教育ファーム活動は積極的に取り組めない状況ではありますが、毎年11月から春先にかけて数多くの受け入れを行なってきたとSさん。
そんなS牧場は今年2月、搾乳ロボットを最新モデルへと更新すると言います。最新モデルへの更新によって、より効率的な酪農へ転換できることはもちろん、「見せる牧場」として酪農イメージの向上にも積極的な展開を広げていくため、都や町とも協議を進めているそう。
搾乳ロボットのアップデートが完了したら、またぜひお邪魔したい牧場です。

子牛の管理

先日、久しぶりに広島大学にお邪魔しました。テーマは子牛の管理について。
広島大学では、分娩後、すぐに子牛のリッキングをし、その後に初乳の搾乳。初乳はBrix計で品質をチェックし、即飲めるだけの量を給与していると言います(抗体量が少ないときは粉末初乳をブレンド)。
そして、移行乳など販売できない生乳をを中心とした全乳哺育に取り組んでいると言います。
初乳をしっかりと飲むこと、初乳給与後も数日間は移行乳を給与することは、消化管の絨毛発達にプラスの影響があると杉野利久教授は言います。
初乳給与の大切さ、今一度見直してみませんか?
それにしても、哺育舎に入ると、子牛達のかわいらしい姿にいつも癒やされます。すくすくと、元気に育ってほしいものですね。
ルポの様子は2022年2月号で。