堆肥を極めし者

四国は某所に取材で訪れたときのお話です。

酪農場で出た糞尿は地域の堆肥処理センターに委託してとても助かっている。とのことで、訪ねてみました。

そこには100m×2の大きな施設があり、管理する皆さんの堆肥に対する考え方に感動しました。

同センターでは、発酵促進剤など人の手で外から何かを添加することは一切ないのだそう。

牛の腸の延長線をここで再現しているとのことでした。

菌、バクテリアが活発に活動する環境を実現するのに何年も試行錯誤を重ね、今ではできた堆肥は地域の畑に還元され活躍しています。

堆肥が良くなると作物も美味しくなるようで、さらにその堆肥は牛が良い糞尿をすることが大切なようです。

そのためには牛を健康に育てなければ。ということですね。

まさに、糞尿は宝ということを体感しました。