『らくコネ』ミニ酪農講座
今回は、㈲知多大動物病院の鳥羽雄一先生に「蹄のおはなし」というテーマでお話していただきました。
視聴はこちらからできますので、ぜひ、ご覧ください!
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『らくコネ』技術情報:違いに気づけるアンテナを
また、来週アップ予定の「ミニ酪農講座」では、現場で活躍する方が登場しますので、お見逃しなく!
https://rakuconne.net/journal/412/
リラックスできる秘訣
こんにちは!
Dairy Japan本社のある東京は、まだ4月だというのに30度近い気温になる日もちらほら……
本来なら気持ちが良い陽気が多いこの季節にこの気温だと、夏にはどうなってしまうのかと今から頭を抱えてしまいます……
さて、本日は牛をリラックスさせるための群馬県のS牧場取り組みをご紹介します。
牛にとってストレスは”乳量低下”や”疾病”につながる重要な部分です。
「牛がリラックスできるように」とS牧場では牛舎内に心地の良いジャズが流れています。
ジャズだけではなく、朝はラジオ、昼はジャズ、夜はJ−popが流れているそうです。
音楽が牛にリラックス効果を与えているのかはわからないそうですが、
日々音楽を流すことで、牛が音に慣れ、農場の従業員以外が訪れても牛は立ち上がったりすることなく、横臥したままのんびりと反芻を続けているそうです。
実際に、取材した際にも牛達がリラックスしている様子が見られました。
このような農場での取り組みなどをDairyJapanのInstagramでも発信していますのでぜひフォローお願いします。
カナダの乳製品事情
[カナダの乳製品事情]
先日カナダの農場を取材した際、現地のスーパーマーケットなどを覗いてみました。
先に感想を述べさせていただくと「全てが大きい」。これに尽きます。
店の大きさ、陳列棚の大きさ、チーズ売り場の大きさ、チーズや牛乳、バターの大きさなど、全てが大きかったです。
また、「バターやチーズ向けの乳量が多いのかな」なんて思いながら、同時に「脱脂乳も上手に使っているな」と感じました。脱脂乳の使い道は「乳×プロテイン(蛋白質)」の印象が強かったです。
以下に写真を複数アップするので、フォトギャラリーのようにご覧ください。
スーパーの全景です。全貌がわからないほど大きいですね。
「DAIRY」乳製品エリアです。スーパーのなかでも存在感がすごいです。皆牛乳乳製品が大好きなようです。
チーズエリアです。「クリームチーズなどソフト系」と「ゴーダやミモレットなどハード系」とそれぞれ独立して棚が存在していました。
バターです。デカいですね……
ヨーグルトです。ギリシャ風ヨーグルトがほとんどだったように思います。とても美味しかったです。
ミルクコーナーです。乳脂肪率や蛋白質量が訴求ポイントのようです。種類が豊富でした!これが一番現実的なサイズですが、デカいですね。
ハンディサイズの「味付きミルク」は人気商品のようです。いろいろなところで見かけました。これも結構美味しかったです!
1日1頭1Kgの価値
先日取材で訪ねたM牧場さんの事務所に貼ってあった紙。「毎日これを見て、モチベーションを高めています」とのことでした。
例えば45頭搾乳の牧場で、日乳量が1kg 多かったら?とMさんは日々考えます。
乳価が110円だとすると、45頭×1kg×110円=4950円/日増収です。
それが毎日、1年間続くと……4950円×365日=180万6750円/年増収です。
毎日の牛のためのひと手間(水やエサ、搾乳などさまざまな場面で)を頑張ると、未来の自分にこんなに大きなお金を残せるのだとMさんは言います。
もちろん、そのベースアップのために、哺育・育成にもしっかり投資すると言います。
確かに、哺育・育成で1頭1日30円多く投資したとして、その牛達が強く育ち1頭1日2kg多く乳を生産してくれたら、投資は大成功ですね。
こうして目につくところに貼って、毎日見るというのも大切のようです。