ほしければ買えばいいじゃん――それじゃつまんない

十勝管内のM牧場には、年代物(40年くらい前か?)のトラクターが、ロールカッターの駆動用に使われています。
実は、このトラクター、離農する人からわけてもらったものだとか。

「かなりひどい状態だった。エンジンはなかなか掛からないし、ようやく走るだけだった。ハンドアクセルも動かなかったし、燃料ポンプの付け根からはジャージャー燃料が漏れるし、ラジエーターもクーラントがザブザブ出てくるし…」
「でも、いい機会だから、自分で修理してみることにした」とMさん。

冬場で仕事がそれほど忙しくないときに、ディーラーに通いつめて、壊れている個所を見ては部品を取り寄せてもらい、ついに蘇らせた。

Mさんは、「お金を出せば何でもできる。ほしければ買えばいいじゃん。それじゃつまんない」と言う。

【関連】
Dairy Japan12月号(12月1日発売)の特集は『うちのDo It Yourself(自分でできる/自分でやろう)』です。
買うのは簡単。でも「自分に合ったモノがほしい」「使えるものは使っちゃおう」など、“こだわり”や“リサイクル感”から、農場には自作・手作りの施設がたくさんあります。
そこで、全国各地の“うち(牧場)のDo It Yourself”を集めました。
お楽しみに!

「高繊維/低エネルギー」プログラムは乾乳前後期のDMIの差を少なくするか

江別酪農研究会の例会に今週、参加しました。
今回のテーマは「乾乳期の管理について」、講師は(株)丹波屋・技術部・副部長の内田勇二氏です。

内田氏は「乾乳の栄養管理はいろいろある」と前置きしたうえで、乾乳前期に高繊維/低エネルギー(ハイ・ファイバー/ロー・エナジー)プログラムを行なって成果をあげている北海道の農場の事例を紹介しました。
その農場は、麦稈(輸入)、コーンサイレージ、ミックスヘイなどを使って同ブログラムを行い、乾乳前期の乾物摂取量(DMI)が12kg、乾乳後期のDMIは13kgでした。
同プログラムは、乾乳前期と後期のDMIの差を少なくすると言われていますが、そのとおりになった事例です。

内田氏は、併せて同プログラムを実施するうえでの注意点、ルーメンサイズやボディコンディション・スコア、DMIの動きをモニターすることの重要性、適切な乾乳期間などについても解説しました。

今年の牧草は単純な刈り遅れではないかも

昨日の「DJニュース」にあるように、今年は牧草もサイレージ用トウモロコシも収穫作業は例年に比べ、大幅に遅れました。
しかし牧草については、「今年は単純な刈り遅れではない」とホクレン・生産振興課は注意喚起しています。

というのは、「日照不足で光合成が正常に行われずに生長し、吸収した窒素を蛋白質に変換(同化)できず、非蛋白態窒素が多いことも考えられる」とのこと。
また、根釧農試・作物科も、「糖含量が低く推移して、サイレージの発酵品質が良くなく、SIP(溶解性蛋白質)が多いことも考えられる」とのことです。

なお、非蛋白態窒素のうち揮発性塩基態窒素は、粗飼料分析の際に熱がかかる(乾燥する)と揮散してしまいます。
ということは、「出穂初期で収穫し、早く刈ったわりには分析上のCP(粗蛋白質)が低い、という結果が出れば、非蛋白態窒素が多いかもしれないと疑ったほうがいい」(ホクレン)とのことです。

さらに詳しくは、来月号の本誌をご覧ください。

国産チーズの応援団:モスバーガー

大手ハンバーガー・チェーン「モスバーガー」(モスフードサービス)は一昨日(14日)から、国産食材にこだわるシリーズ・第3弾として、「北海道産チーズ」を使用した、とびきりハンバーグサンド「チーズ」と「きのこと根菜ソテー&チーズ」を発売しています。

早速、食べました。
美味しいー!
北海道生乳100%で作られたチーズを使用した、モスのオリジナル・チーズだそうです。

そして同社のHP(http://www.mos.co.jp/cp/tobikiri/091014/)を見ると、
「あなたはまだ、日本のチーズを知らない。」
「これが、日本のチーズだ。」
という見事なキャッチフレーズが目に飛び込んできます。

強力な「国産チーズの応援団」、うれしいですね。

便利な手作りサブパーラー

十勝管内のN牧場は、フリーストール牛舎を建てる前の増頭中、ここの連動スタンチョンに繋いで、エア管を長く引っ張って、バケットミルカーで33頭くらいまで搾っていたそうです。
そして育成舎にした今、一画をホスピタルペンにし、サブパーラーとして治療牛(もしくはショウカウ)を搾乳しています。

真空ポンプや調圧機は、酪農を辞めた農場からもらってリサイクル。
真空ポンプは当初は下に置いていたそうですが、作業の邪魔になることから、この位置に取り付けたそうです。
「下に置くよりも、ここに置けばまっすぐ管が行くから(曲がりゼロ)、むしろこのほうが楽です」とのことでした。