更新需要の活発化で44.4万円 ホクレン家畜市場 初妊牛相場(11月集計)

2023 年 12 月 1 日

Filed under: — djito @ 5:41 PM 業界情報

ホクレン家畜市場・初妊牛相場の11月集計(速報)が、ホクレン酪農部家畜販売課より発表された。

11月は、前月に比べ出回り頭数は増加するなか、通常の回転需要に加え更新需要の活発化により、平均価格44万4000円(前月比1万4000円高・前年比4000円安)と保合いで推移した。

12月は、上場の一部が春産みとなり、全国的に導入需要が強まることが予測されることから、相場は強含みで推移することが予想される。

「酪総研シンポジウム」2月に開催

Filed under: — djito @ 11:40 AM イベント開催案内

雪印メグミルク(株)酪農総合研究所は2月1日に「酪総研シンポジウム」を実開催(札幌市)とWebを併用して開催する。
●テーマ:今こそ飼料の国産化を!Part 2
 ~飼料自給率向上に向けた課題とは~
●日時:2月1日(木)13:00~16:30(実開催会場の受付開始12:15)
●内容:
□講演1 自給飼料利活用に係る北海道現場事例
「高品質な自給飼料を確保する」北海道更別村・更別TMRセンター 代表取締役・林中潤氏
□講演2 自給飼料利活用に係る都府県現場事例
「酪農経営において国産飼料100%へのチャレンジ」千葉県いすみ市・高秀牧場 代表取締役・高橋憲二氏
「共創その先へ~地域丸ごと農場計画~」岡山県津山市・LAアライアンス 代表理事(酪農家)・永禮淳一氏
□総合討議
座長:雪印種苗(株)トータルサポート室長・松本啓一氏
ゲストコメンテーター:酪農学園大学 教授・日向貴久氏
●参加費:無料
●参加方法:事前申込が必要。以下から「2023年度酪総研シンポジウム開催参加申込フォーム」を開き必要事項を記入し登録する。
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=8O2ZMlRwIkqOYwaC3Ej3r1go2XIfStdPmD_1V5jMKLtUNTdMQjA4Q0pWUlY4VDBJMFhEOFVQMFQ1NC4u
●申込締切:1月19日(金)
●実開催会場:TKP札幌駅(北口)カンファレンスセンター
 (札幌市北区北7条西2丁目9 ベルヴュオフィス札幌3階)

牛のお産–感動体験実習「石井塾デイリーサマーキャンプ2023」記録ムービー

2023 年 11 月 29 日

Filed under: — djito @ 10:17 AM ニュース

今年8月に開催された「石井塾デイリーサマーキャンプ2023」の記録動画がYouTubeで配信された。
本企画は乳牛のための分娩管理を実際に体験する現場実習で、今年で9回目の開催。
場所は十勝管内新得町の友夢牧場。
塾長はDairy Japan連載「酪農家を楽にする 牛のためのお産」でお馴染みの石井三都夫獣医師(石井獣医サポートサービス代表)。
本記録動画はキャンプ実習内容はじめ、参加者インタビュー、塾長インタビューなども盛り込まれている。
塾長の石井獣医師は「また来年もぜひ開催したい」と意気込みを語っている。
視聴は以下で。
https://www.youtube.com/watch?v=Dg5Su9q25m0

外国人農業人材「技能実習」と「特定技能」の違いは 北海道TMRセンター連絡協議会 研修会

2023 年 11 月 14 日

Filed under: — djito @ 4:48 PM ニュース

北海道TMRセンター連絡協議会(小林康紀会長)は11月14日、札幌市で第18回定期総会と研修会を開催した。

研修会では、基調講演「外国人農業人材の受け入れの現状とこれからできること」(株式会社ONODERA USER RUN・木村遼氏)、「人口減少時代に地域企業が果たすべき役割」(中央コンピューターサービス株式会社・入交里奈氏)の2題が、その後、情勢報告「飼料の情勢について」(農水省畜産局飼料課・齋藤将司氏)が行なわれた。

木村氏は、在留資格「技能実習」と「特定技能」の制度の違いを解説。前者は外国人に技能を学んでもらう国際貢献を目的とするもの、後者は日本の労働力不足を補うことを目的とするもので、目的が違うことを強調。そして政府は現在、人材確保と人材育成を目的とする新制度の作成などを検討していることなども紹介した。

「酪農学園大学&雪印種苗 酪農セミナー」申し込み開始

2023 年 11 月 1 日

Filed under: — djito @ 11:02 AM セミナー開催案内

■日時:12月6日(水)9~15時(受付開始8時30分)
■場所:酪農学園大学 中央館 学生ホール(定員150名)
 ※ZoomによるWeb配信も行なう。
■プログラム:
1.「換気 極めて 感極まる」
 Y’s Company・小出佳正氏
2.「哺育牛舎の陽圧換気について」
 トータルハードマネージメントサービス・奥啓輔氏
3.「牛舎の暑熱対策~プッシュプル換気における最適な環境づくり~」
 パナソニック環境エンジニアリング・下野衛氏
4.「ホルスタイン種における環境要因が胚移植の受胎率に及ぼす影響」
 酪農学園大学・西寒水将氏
5.「軽症乳房炎牛に対して抗菌剤を投薬せず経過観察した一農場の経済効果」
 北海道NOSAI十勝更別家畜診療所・來原加奈氏
■申し込み方法:以下へアクセス
 https://www.snowseed.co.jp/kyosaiseminar2023/
■参加費用:無料
■申し込み締切日:12月1日(金)

出回り頭数増加で43万円 ホクレン家畜市場 初妊牛相場(10月集計)

Filed under: — djito @ 10:28 AM 業界情報

ホクレン家畜市場・初妊牛相場の10月集計(速報)が、ホクレン酪農部家畜販売課より発表された。

10月は、更新需要を中心とした一定量の導入需要が見られたものの、出回り頭数が増加したため、平均価格43万円(前月比4000円安・前年比2万5000千円安)と保合いで推移した。

11月は、下牧を迎えて出回り頭数は前月と並んで多くなる時期であるものの、引き続き一定量の更新需要に加え、暑熱事故などの代替需要が見込まれることから、相場は保合いで推移することが予想される。

新しいBVDワクチン『ボベラ』 ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン

2023 年 10 月 30 日

Filed under: — djito @ 6:52 PM ニュース

ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン(株)は10月30日、新しいBVD(牛ウイルス性下痢)生ワクチン『ボベラ』の発売を記念して、札幌市で「BVDコントロールの最前線」と題したセミナーを開催した。北海道大学の迫田義博教授が座長を務め、3題の講演が行なわれた。

日本獣医生命科学大学の青木博史教授は「日本のBVDコントロールの現状と未来~BVD撲滅を目指して~」と題して、BVDの基礎、防疫対策、そして「BVD対策推進コンソーシアム」について講演。同コンソーシアムは今年5月に発足し、BVDに関する教育機会の提供、対策協力、対策提案などを行ないながらBVD撲滅を図っていくもの。事務局はベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン(株)。

ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン(株)の柿崎竜二郎氏は「新しいBVD生ワクチン『ボベラ』のご紹介」と題して、同ワクチンの製品概要と特長、有効性データなどを紹介。同ワクチンは国内初となる「胎子への垂直感染の防止」の承認を取得し、妊娠牛にも安全に使用できる。

ベーリンガーインゲルハイム社のマット・ヤーノル氏は英国からオンラインで「生産現場でのBVDコントロールの実例~EUの経験に学ぶ~」と題して、ドイツやイギリスでの『ボベラ』によるBVDコントロールと清浄化などを紹介した。

栃木・群馬・千葉の農業高校生が北海道の共進会を体験

2023 年 10 月 28 日

Filed under: — djito @ 8:03 PM ニュース,共進会

「2023北海道ホルスタイン ウインターフェア」(主催:十勝乳牛改良同志会連合会)が10月28日、十勝農協連家畜共進会場(音更町)で開かれた。今年は同フェア創設20年目の節目にあたり、共進会を盛り立てる企画が行なわれた。それは都府県の農業高校生を招待し、北海道の共進会をフル体験してもらうというもの。招待されたのは、栃木県立那須拓陽高校、群馬県立吾妻中央高校、千葉県立安房拓心高校の3校7名の学生達。

そのうちの一人、藪中勇行さん(安房拓心高校3年生)は「滅多にないチャンスで参加が待ち遠しかった。共進会前日から荷物搬入、牛洗い、除糞、毛刈りなどを手伝わせてもらった。北海道の牛は乳房の幅や付着がすばらしく勉強になった。リードマンコンテストでは、その牛の良いところを見てもらうように引いて上位を取りたい」と楽しそうに話してくれた。

主催会長の吉田智貴さん(上士幌町)は、「学生の皆さん積極的で、体験どころかメインの手伝いも行なってくれている。今回の企画で、全道各地の酪農家が参加してくれて通常よりも多くの出品頭数となり、大いに盛り上がっている」と当企画の相乗効果を語ってくれた。

【再掲】第8回広島大学酪農技術セミナー

2023 年 10 月 27 日

Filed under: — maetomo @ 9:46 AM 未分類

【開催案内】第8回広島大学酪農技術セミナー

広島大学日本型(発)畜産・酪農技術開発センターは11月13日、東広島市内で第8回広島大学酪農技術セミナーを開催する。テーマは「乳牛にまつわるエトセトラ(テーマなし!)Part2」で、栄養管理や乳房炎、牛群改良などの第一人者が最新の研究を講演する。11月14日15日は「普及員研修会」も開催する。なおセミナー資料費および協賛広告掲載費は昨今の物価高騰下により前回より値上げせざるを得ないとして、主催者は理解を求めている。

●開催日時
セミナー:11月13日(月)
普及員研修会:11月14日(火)・11月15日(水)
●場所
セミナー:東広島芸術文化ホール「くらら」大ホール(http://kurara-hall.jp)
普及員研修会:みよしまちづくりセンター
●参加費用
・参加費:無料
・資料費:8000円
・普及員研修会:1万円(食費別途)
※懇親会はなし。
※セミナーの資料費は専用サイトから申し込み後、クレジット決済または振り込みのいずれかの方法で、原則として事前に支払うこと。普及員研修会参加費は当日支払うこと。
※セミナーは定員600名(酪農関係者、先着順)。
※※普及員研修会は定員20名。
●参加申し込み方法
・セミナー:以下、申し込み専用サイトから。
https://www.knt.co.jp/ec/2023/rakuno/
※参加申し込みは9月15日から(締め切り11月6日、ただし定員に達し次第申し込み終了)。
・普及員研修会:e-mailにて。表題に「研修会参加申し込み」と表記し、本文に氏名、所属、e-mailアドレスを記入のうえ以下の宛先に送信する。
※以下のメールアドレスはセキュリティのため「アットマーク」を大文字にしています。半角に置き換えたうえで送信してください。
e-mail送付先:広島大学大学院統合生命科学研究科 新居千佳(niichika@hiroshima-u.ac.jp)
●協賛広告
5万円/一口(モノクロA4版・1頁まで,1名参加費込み)
●問い合わせ
内容・広告に関する問合せ先:杉野 利久(sugino@hiroshima-u.ac.jp)
セミナー参加に関する問合せ先:rakuno8@or.knt.co.jp
普及員研修会参加に関する問合せ先:新居 千佳(niichika@hiroshima-u.ac.jp)
※両問い合わせとも電話は082-424-7956まで。
●プログラム
・11月13日
【広大小ネタ集】(10:00〜12:00)各20分
乳に関わる細菌と薬剤耐性菌 中山達哉 准教授
乳房炎診断の新たな局面
1.その日の細菌,その日のうちに 鈴木直樹 助教
2.その菌,死んでませんか?磯部直樹 教授
消化管ホルモン「GLP-2」に着目し、仔牛の健全な発育を目指す 稲生雄大 助教
地域資源を活用した持続的畜産(酪農生産)の可能性 長命洋佑 准教授
低タンパク質飼料による環境負荷低減への取組 杉野利久 教授
【基調講演】(13:00〜17:00)
13:00〜 乳房炎「周産期乳房炎の防除」
講師:篠塚康典(岡山理科大学 教授 )
14:10〜 牛群改良「遺伝的改良を考慮した種雄牛選択」
講師:山口誠司(株式会社デーリィ リプロテック 代表取締役)
15:20〜 栄養管理「フレッシュ牛の栄養管理:常識と非常識」
講師:大場真人(アルバータ大学 教授)

・パネルディスカッション
(16:30〜17:00)
司会:杉野利久(広島大学)

・11月14日・15日
【第7回普及員研修会】
酪農徹底討論 「普及員の視点養成講座」
ファシリテーター:村上 明弘、中田 悦男、永井 秀樹(全酪連技術顧問)、森本 慎思(大分県東部振興局生産流通部)
聴講生:大場 真人、杉野 利久

今回をもって村上先生のファシリテーターは最後になります。また、当日までに日程調整の上,Webにて基礎講座(中田先生)を開催。
牛舎検討会は広島県北広島町の福原牧場で実施する予定。牛舎検討会後、みよしまちづくりセンター(宿泊ホテルは事務局で手配)に移動し、2日間、現場普及のあり方に関して徹底討論する。普及のプロから直接学べる絶好の機会。また、村上先生から直接学べる最後の機会でもある。とくに現場での普及指導に悩む若い方にとって、実践的な普及技術を学べるプログラムとなっている。毎回全国から参加者が集うため、地域を超えた情報共有も可能。今回は、つなぎ牛舎、分離給与、自給粗飼料作付けという酪農の基本がテーマとなった。

ボーマチック・ルートサービス釧根エリアへ拡大 デーリィ・ソリューション/野澤組

2023 年 10 月 26 日

Filed under: — djito @ 3:37 PM 業界情報

(株)野澤組のグループ会社で酪農機械のメンテナンスを行なう会社として2014年に設立された(株)デーリィ・ソリューションは十勝を拠点としてボーマチック社製の搾乳機器ユーザー向けにルートサービス事業を展開していたが、この10月から釧路市内に道東サテライトオフィスを構え、釧根エリアでの同サービス事業を開始した。

デーリィ・ソリューションは、これまで十勝を中心に酪農機械の定期点検や消耗品の部品交換といったメンテナンスとルートサービスカーによる定期巡回をボーマチックユーザーをはじめとした酪農生産者に各種サービスの提供を行なってきた。
このサービスはボーマチック社の基本方針である「Gently(優しく)・Quickly(素早く)・Completely(完全に)」に則り、適切な搾乳が行なわれ、搾乳システムが常に支障なく作動し続けるように、衛生商品(洗剤やディッピング剤など)や農場で常備される消耗交換部品の供給をはじめ、その扱い方や交換方法などの技術情報も定期的なコミュニケーションを通じて保守管理担当者に提供し、それにより「より安心・安全・安定の提供につながる」としている。

【問い合わせ】
(株)デーリィ・ソリューション 北海道事業所
北海道帯広市西18条北1丁目1-2
TEL 0155-35-1115
https://dairysolution.co.jp/

※写真は、ボーマチックのユーザーを定期巡回するルートサービスカーと、ルートサービス担当の山田修平さん

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