世界的牛乳の祭典の始まり:WDS
2013 年 10 月 28 日
国際酪農連盟日本国内委員会は、10月28日、横浜市内で、国際酪農連盟ワールドデイリーサミット2013の開会式を行なった。
開会式には、農林水産大臣の林義正氏、横浜市長の林文子氏、国際連盟日本国内委員会会長の海野研一氏、国際酪農連盟会長のジェレミー・ヒル氏、日本乳業協会会長の中野吉晴氏、2013サミット組織委員会委員長の田中要氏が出席し、それぞれ挨拶を述べた。
国際連盟日本国内委員会会長の海野研一氏は挨拶で、「科学的知見を総動員して、牛乳乳製品および酪農乳業の、古くから言われてきた効能と、近年発見された新しい価値を再構築しよう――そう意味でこのサミットのテーマを“牛乳の再認識”としている。このワールドデイリーサミットが、実りある行事となるよう、かつ皆様に楽しんでいただけるよう祈っている」と述べた。
また、秋篠宮殿下も御臨席し、「この度のサミットのテーマ「Rediscovering Milk」は、牛乳の持つ多様な機能を探っていくという、今までわかっていなかった牛乳の新たな価値を見い出し、そのことについて酪農乳業専門家が議論を深め、次なる進展につなげていこうという意味であると理解している。皆、お互いに協力し合う良好な関係のなかで、食糧需給、飼料、環境、エネルギー、疾病と家畜福祉等、諸問題の解決に向けて前進することにより、酪農乳業を世界規模で発展させ、人類のさらなる繁栄に寄与することができるのではないかと思う。本サミットが、世界の酪農乳業の科学的、技術的、経済的な面での発展に大きな役割を果たすことを願う」と、挨拶を述べた。
なお、ワールドデイリーサミットは10月28日~11月1日まで開催される。
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