供給目標数量は694万t(101.3%)
2013 年 2 月 12 日
中央酪農会議は2月8日、理事会を開き、平成25年度生乳計画生産対策の概要について決定した。中央酪農会議は今年度、生乳生産基盤の安定・強化を図るため3年間は減産しない中期計画生産を策定しており、25年度は2年目となる。
25年度の計画生産目標数量はこれまでと同様に、「販売基準数量」「特別調整乳数量」(合わせて供給目標数量)、「選択的拡大数量」の3階建て。
このうち、最もベースとなる販売基準数量は、j-milkが公表した25年度需給見通しのバターベース生乳需要量と脱脂粉乳ベース生乳需要量の中央値を基準に、インサイダー率を乗じた数量とした(684万9000t)。
「特別調整乳数量」は、
・前述のバターベースと「販売基準数量」との差(1万7000t)
・特定乳製品以外のカレントアクセス分の置き換え需要(1万4000t)
・生クリーム等向けの上振れ要素(4万t)
・牛乳需要拡大成果(2万t)
の合計にインサイダー率をかけた8万9000tとした。
この結果、供給目標数量は693万7450tで、今年度の実績見込み比で101.3%となった。
全国の供給目標数量と実績見込み比は以下のとおり。
北海道=341万6631t(101.6%)
東北=59万2966t(102.7%)
関東=115万6291t(100.7%)
北陸10万216t(101.1%)
東海=39万9764t(100.3%)
近畿=18万3344t(100.5%)
中国=29万5158t(100.4%)
四国13万3740t(100.9%)
九州=65万9340t(100.5%)
なお、選択的拡大数量については配分を希望する指定団体が5月末までに希望数量を中酪に申請し、配分する。
※今年度の実績見込みは2月8日時点。用途別販売数量から選択的拡大数量分を除算して中酪が算出。
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