トウモロコシのシカゴ相場がブッシェル当たり8ドルを記録
2012 年 7 月 20 日
米国シカゴの穀物先物相場(期近・セツルメント)は19日、トウモロコシでブッシェル当たり8ドルを記録した(1ブッシェル:トウモロコシでは25.4キロ)。これは2008年6月の7.73ドルを超える史上最高値である。
トウモロコシはエタノール燃料などで2008年に高騰し、日本の穀物飼料高をまねいた。その後下がったものの、2011年には再び上昇し始め、2012年6月に急騰し、7月に入ってから7ドル後半台で推移していた。
今回の高騰の要因は米国中西部の熱波や干ばつ、投機的色彩などとされる。2008年当時は1ドルが90円から110円だったが、現在は80円弱のため、トウモロコシ価格の高騰を実感しにくいが、大豆なども高騰しており、日本への影響は免れないだろう。(文責:関東支局)
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