農業新技術2012 に「泌乳持続性」のある乳牛改良:農水省が公表
2012 年 3 月 19 日
農水省は、農業関係の研究機関による研究成果のうち、早急に農業生産現場へ普及する必要がある技術を、新農業技術として毎年選定しているが、このほど2012年版を公表した。
今年も、生産コストの低減、作業の省力・軽労化の推進、および収量増加と品質の向上のための研究成果を選定し、行政、普及組織、研究機関が相互に連携し、生産現場への迅速な普及に取り組むこととしている。
今年の新技術の中で、酪農関係では「泌乳持続性の改良」が取り上げられた。
テーマ:酪農の経営改善に貢献する泌乳持続性の高い乳用牛への改良
泌乳持続性を改良することで、体調を崩しにくく、生産性の高い乳牛をつくり、酪農の収益性を向上する。
(分娩後の泌乳ピーク以降の泌乳量の減少の程度をゆるやかにする)
Dairy Japan本誌 関連記事:
・2010年05月号「泌乳持続性の遺伝評価をチェックしよう」(白井達夫氏)
・2011年11月号「2011年8月から国内種雄牛の遺伝能力評価が変わりました」(仲西孝敏氏)
・2011年12月号「2011年8月 種雄牛評価成績の解説」(河原孝吉氏)
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