第44回宇都宮賞 枳殻氏(根室)、佐藤氏(猿払)が受賞
2012 年 3 月 1 日
(財)宇都宮仙太郎翁顕彰会(理事長・黒澤信次郎氏)は3月1日、札幌市で「第44回宇都宮賞表彰式」を開催し、100人を超える関係者らが参加した。
本賞は、北海道酪農の父である宇都宮仙太郎翁の業績を顕彰するとともに、継承されることを念願し、北海道酪農の振興に大きく貢献した人を毎年表彰するもの。
今回の受賞者およびその功績は以下のとおり。
【酪農指導の部】=枳殻勝久氏(根室市)
昭和51年に根室農協理事に選任されて以来、組合長、会長として卓越した指導力により、農協の健全な運営と地域農業の振興に貢献。
また、ホクレン代表理事副会長、日本酪農乳業協会副会長、ジェネティクス北海道副理事長、北海道酪農畜産協会会長など、多くの要職に就き、北海道のみならず全国の酪農畜産経営の安定向上や生産振興に貢献してきた。
【酪農経営の部】=佐藤裕司氏(猿払村)
昭和46年に後継者として酪農に従事して以来、地域ぐるみで乳牛改良に取り組み、共進会が後継者の育成の場との信念から、その活動支援に尽力。
また、経営の基本は最大の泌乳を引き出す牛作りであるとの認識のもと、きめ細かい飼養管理を実践し、生産効率の向上とともに収益性の高い酪農経営を実践努力している。
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