TPP交渉参加に向け「関係国との協議」を表明:野田首相
2011 年 11 月 12 日
11月11日(金)午後、野田首相は記者会見し、
TPP問題について「交渉参加に向け、関係国と協議に入る」と述べた。
APEC首脳会議で、正式表明する。
TPP交渉参加については、その是非をめぐって攻防が展開されてきたが、
野田首相の正式な方針表明により、
今後は、交渉国同士の攻防と、国内の政策づくりに注力が求められることになった。
想定される交渉の予定は、
APECでの表明後、米国政府が議会と調整(3ヶ月程度)、米国政府が議会に日本の参加を通告、
日本の参加が決定(来年春)、来年秋には米国大統領選挙、2013年に交渉妥結(各国の批准が必要)、
2014年にTPPが発効・・・となりそうだが、
その間に、それぞれの現場発信の、守るべきもの、農業現場的な検討などのシナリオづくりが必須だ。
外交の交渉力、政策の競争力が問われるだろう。
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