TPP断固反対で、JA全青協が国会前で座込み抗議
2011 年 10 月 25 日
10月25日(火)、全国農協青年組織協議会(略称:JA全青協)は、
衆議院議員会館前で全国から約100名の会員を集め、
TPP参加への断固反対の意思を込めて、座込み活動を行なった。
同協議会は、JAの青年組織を会員とし、全国に約7万人の会員を持ち、
座込み活動の始めに、遠藤副会長(福島県)は、
「本来なら農作業に多忙な時期に、なぜ我々はここにいなければならないのか。
それは、TPP問題を政争の道具にして欲しくないからであり、
日本の地域を守りたいからだ。TPPには断固反対する」と述べた。
衆議院議員の加藤紘一議員(自民党:山形3区)は、
「自民党は、TPPへの参加反対を党の最高意思として決定した。
TPP参加は日本の食糧自給率を下げるもので、
日本は日本型の農業をつくるべき。一緒に頑張ろう」と挨拶。
漁政連からは「明確な農林水産業の施策が示されない中で、
TPPに参加するのは絶対反対」と、メッセージが寄せられた。
座込み活動は26日(木)午前10時まで行い、その後、トラクターなどでの
デモ行進を予定している。
なおJA全中は、1166万人のTPP参加反対の署名を集め、
国会に交渉参加反対の請願書を提出すると発表している。(文責:DJ関東)
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