「全体最適で利益創出を」:関東地域6次産業化フォーラム、開く
2011 年 7 月 1 日
7月1日(金)、農水省関東農政局は埼玉県内で、
関東地域6次産業化フォーラムを開いた。参加者:約300名。
今回、6次産業化事業に認定されたのは関東管内では30件(全国で244)。
酪農関連では栃木県1件、千葉県1件、埼玉県1件が認定された。
同フォーラムでは、今村哲也氏(ミドルマネジャー教育センター常任理事)が、
大手化学品企業で新商品を手がけ、失敗した自身の経験を踏まえ、
「マーケィングの実践によるビジネスチャンス」と題し、
地域を豊かにして活性化させることが使命と役割、生産者はじめ地域関係者の
利益向上を図ることが地域食産物のブランディングの目標。
そのポイントは、第1次、第2次、第3次産業の全体最適で
利益創出事業の業際モデルをつくること・・・・などと講演した。
また、同事業の各県におけるサポートセンターが発表され、
すでに6次化している農業者(ボランィア)からの報告では、
ハーレー牧場(栃木県:Dairy Japan2011年4月号参照)の月井美好氏が
「自分のビジョンをしっかり構築し、3年後、5年後を見据えていくこと」などと話した。
会場には関係者らが多く集まったが、肝心の農業者は少なく、
意図不明なフォーラムだった、と言っていいだろう。(文責:DJ関東)
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