牛乳もアイスに学びたい:アイス協が20名を表彰
2009 年 2 月 24 日
(社)日本アイスクリーム協会は2月24日、東京都千代田区のホテルKKRで、第43回通常総会ならびに平成20年度アイスクリーム類製造業衛生功労者協会会長賞表彰式を開いた。
表彰式で挨拶した古川紘一同協会長は「食品の安全、信頼を確保すべく、これまでさまざまな法改正が行われてきたが、安全にかかわる事故は多々発生している。その中で我々の業界は法令を遵守し、食品の安全確保に一層努める所存だ」などと述べた。
今回、表彰されたのは次の20名。外島一信氏(ロッテアイス)、後藤隆夫氏(明治乳業)、矢吹淳氏(協同乳業)、小出一幸氏(スカイフーズ)、飯島庸男氏(富士乳業)、中山光司氏(フタバ食品)、秋田明生氏(ロッテアイス)、渡辺法秀氏(B-Rサーティワンアイスクリーム)、澤上隆男氏(赤城乳業)、丸野敬一氏(森永エンゼルデザート)、小出順一氏(ロッテ)、宝尺政和氏(森永乳業)、平野政文氏(ポレア)、長坂芳彦氏(知多セントラルシステムズ)、橋本長二郎氏(フタバ食品)、稲田洋一氏(ネージュ)、松浦久雄氏(蜂屋乳業)、仲本真希氏(やまひろ)、中野収氏(竹下製菓)、真戸原洋二氏(セイカ食品)。
来賓の厚労省医薬品局食品安全部・石原正敏部長は「国民の食の安全への関心は高い。アイス類は信頼感があるが、これが将来もずっと続くかどうかは、業界皆さんの日頃の取り組みにかかっている」と述べた。
また、(社)日本乳業協会の浅野茂太郎会長は「アイス類の消費は1994年をピークに10年近く低迷していたが、平成16年からプラスに転じた。一方で、牛乳は4年連続、前年比を下回っている。牛乳もアイスに学びたい」などと挨拶した。
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