家畜排泄物の新技術で平成21年度の研究会が開かれる

2009 年 11 月 13 日

Filed under: — admin @ 2:22 PM セミナー報告

11月12日(木)、13日(金)、茨城県:畜産草地研究所で、
平成21年度家畜糞尿処理利用研究会が開かれ、関係者約130名が集まった。
今年のテーマは、「既存施設の性能向上と、次世代に向けた基礎研究」。

基調講演1では、農水省畜産環境・経営安定室の金澤課長補佐は、
「1)耕種連携、2)ニーズに即した堆肥づくり、3)エネルギーとしての利用
をポイントに、家畜排泄物の利用促進に取り組む方向だ」と述べた。
基調講演2では、畜産環境整備機構の羽賀清典氏が
「アンモニア及び硝酸・亜硝酸性の窒素排出について、現在の暫定基準が
平成22年度の見直しで一律移行(100mg)する可能性もあり、窒素除去技術の
確立が喫緊の課題」と解説した。

技術紹介では、「臭気対策」「搾乳関連排水」「下水道放流の現状」、
「人工湿地等を利用した畜舎汚水処理」など、7題が研究者らから報告された。

「搾乳関連排水」について報告した猫山健司氏(酪農学園大学)は、
「排水処理のコストを左右するのは、糞尿と廃棄乳の混入の有無がポイント」
としたうえで、北海道の草地酪農地帯での3槽越流式沈殿槽による
搾乳関連排水の浄化処理法を紹介。
日々の排水管理をしっかりやることが重要で、
農場規模や経営スタイルに合った適切な排水処理法を検討することが大切
と述べた。

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