「スマート農業」「飼養管理」「草種」の分科会で研修 北海道TMRセンター連絡協議会・夏期研修会

2017 年 8 月 1 日

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北海道TMRセンター連絡協議会(佐々木二郎会長、浜頓別エバーグリーン)は8月1日、札幌市で「第10回夏期研修会」を開催した。
道内のTMRセンター会員はじめ関係者など約270名が参加した。

基調講演では、社会保険労務士の小笠原俊介氏が「TMRセンターにおける安全管理・管理者責任」と題して、労災事故の懸念、労災保険、従業員によるフォークリフトやショベルローダーの運転に関する安全管理などを解説。

その後、参加者は「スマート農業」「飼養管理」「草種」の三つの分科会に分かれて研修した。

スマート農業分科会では「酪農における飼料生産に関するICTの活用」と題し、草地におけるドローン活用(生育診断など)やGPSガイダンスによるトラクターの自動操舵などについて、企業4社とコントラクター2団体がシステム紹介や活用事例などを発表した。

飼養管理分科会では「TMRセンターを利用して儲かる酪農」と題して、牛群検定WebシステムやAI事業体の交配相談が発表された。

草種分科会では「良質サイレージを作るための草種選びと更新」と題して、チモシー品種の組み合わせ、最近の粗飼料生産現場で起こっていること、植生改善とその効果、良質グラスサイレージ作りの取り組みなどが発表された。

※詳報はDairy Japan 9月号で。

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