ようこそ、農業イノベーションへ ファームノートサミット2015

2015 年 3 月 4 日

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ファームノートS

農業ITサービスを手掛ける(株)ファームノート(本社/北海道帯広市)は3月4日、帯広市で北海道最大級の農業ITカンファレンス「ファームノートサミット2015」を開催した。
第2回目となる今回は、昨年を大幅に上回る300名以上の酪農家、農業者、関係者が参加した。

同社の小林晋也社長は「最先端企業が考えていることは、必ず明日のヒントと活力になる」と挨拶。
ITとブランディング(ブランド作り)で農業の未来がどのように変わっていくのかを、アマゾン、ソフトバンク、エバーノートなどIT企業のトップランナーおよびブランディングに成功している酪農家や畜産農家などが話題提供した。

ブランディングを始めたきっかけについて、釧路管内浜中町で酪農・レストラン・スイーツ製造販売を手掛ける(有)ファームデザインズの海野泰彦社長は「マス(大量生産販売)の世界へ行かないようにという想いから」、十勝ハーブ牛の生産販売および生乳生産を手掛ける(株)ノベルズの西尾康弘取締役は「特徴を伝え、それをわかってもらう人達に買ってもらいたいという想いから」と語った。
ブランディングおよびロゴの重要性について、十勝農産品のデザインやブランディングを手掛ける(株)ファームステッドの阿部岳社長は「ブランディングとは自分がやっていることを表現すること」と語った。

(株)ファームノートが開発した牛群管理PC・スマートフォンアプリ「Farmnote」は昨年11月にサービスを開始。顧客牧場は増え続け、すでに4万頭以上のデータを管理するまでに成長している。

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