全道共進会の頂点は上士幌町・熊谷肇さんの出品牛

2012 年 9 月 23 日

Filed under: — djito @ 5:57 PM ニュース

北海道ホルスタイン農協主催の「2012北海道ホルスタイン・ナショナル・ショウ」が22・23日、安平町早来の北海道ホルスタイン共進会場で開催された。
道内各地区の予選を勝ち抜いたホルスタイン種約450頭、ジャージー種約50頭が一堂に会し、乳牛の資質を競い合った。

オフィシャル・ジャッジ(主任審査員)は木村博文さん(大樹町・酪農家)、
アソシエート・ジャッジ&ジャージー部門オフィシャル・ジャッジは瀬能剛さん(岩見沢市・酪農家)、
リードマンコンテスト・ジャッジ&ジュニアカップ・ジャッジは成田純哉さん(釧路市・酪農家)。

ホルスタインの部でグランドチャンピオンに輝いたのは4歳クラスの1等賞1席、上士幌町・熊谷肇さん出品のハツピーグローリー ダンデイー エターナル ET(父 レーガンクレスト ダンデイー ET)【写真】。
リザーブ・グランドチャンピオンは5歳クラスの1等賞1席、豊富町・栗城一貴さん出品のエツセンス ダーハム レクサス アポロ ET(父 レーガンクレスト エルトン ダーハム ET)だった。

オフィシャル・ジャッジの木村さんはグランドチャンピオン牛について、「身体全体と乳器のバランスが極めて高い牛である」と講評した。

10-12月期の配合飼料値上げに特別対策

Filed under: — djito @ 9:10 AM ニュース

JA全農は21日、10-12月期の配合飼料供給価格を、
7-9月期に比べて全国全畜種総平均で1t当たり約4350円値上げすると発表した。
米国のトウモロコシ相場高騰の影響などを受けて大幅な値上げとなったもの。

なお、配合飼料安定基金制度による、同期の基金補てん財源に不足が生じることから、
JAグループは国に異常基金の発動要件の緩和等の財源確保を要請してきたが、
農林水産省は同日、10?12月期における通常基金の財源不足への対応として、以下の特別対策を決めた。

1 異常基金の要件緩和
 飼料自給率を向上させる取り組みを行なうことを条件として、
平成24年10月-平成25年3月の期間において、異常基金の発動要件を115%から112.5%に緩和する。

2 異常基金から通常基金への貸付
 異常基金の発動によっても満額補てんに不足を生じる部分については、異常基金から通常基金へ貸付を行なう。

これにより10-12月期の通常基金は満額補てんとなり、
実質生産者負担は7-9月期よりも軽減されることとなる。

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