農水省は3日、東京・有楽町および丸の内周辺を会場に、食の総合展「ジャパンフードフェスタ(食と農林漁業の祭典)」を開始した。3日(土)は、オープンニグイベントとして、全国から食と農林漁業の団体や企業が集まり、生産者と消費者の絆を強める催しが開かれた。
開催挨拶には、郡司彰農水大臣が挨拶(写真上)した後、全国77の高校からエントリーがあり、9校が勝ち残った「ご当地!絶品うまいもん甲子園」が開かれた。農水大臣賞は京都府の桂高等学校に授与されたが、東北代表の宮城県立農業高等学校(宮城県)は、牛乳や地元農産物を使った料理「農高(濃厚)ミルクトローネ」を披露した(写真下)。同校は東日本大震災による被害で校舎が使えず、仮設校舎での授業を乗り越えて参加したもの。
各エリアは「東北の恵み」「農林漁業学園(大学生による農業・食の大文化祭)」「各界の料理人たちのコーナー」などに分かれ、4日(日)には「牛からいただく大地の恵み」をテーマに乳搾り体験などが予定されている。
食と農林漁業の祭典は、
1:ファーマーズ&キッズフェスタ(11月10から11日)
2:アグリビジネス創出フェア(11月14から16日)
3:農林水産祭(11月23日)
などの開催が予定されている。(文責:関東支局)