牛乳消費の将来予測:畜産経営経済研究会シンポジウム

2013 年 4 月 27 日

Filed under: — admin @ 9:06 PM セミナー報告,ニュース,業界情報

27日、畜産経営経済研究会(会長:小林信一日本大学教授)は平成25年度シンポジウムを都内で開いた。テーマは「畜産物とくに牛乳の消費予測について」。3つの講演と、演者らをパネリストにシンポジウムが行われた。

日本大学の小泉聖一教授は消費者行動学の視点で牛肉などの食肉および生協組合員の牛乳消費を報告した。それによると、A生協での消費動向調査では、牛乳の嗜好度と消費量に相関があるとしたうえで、「同生協の場合は価格よりも利便性が消費に影響を与えていると思われる。価格だけで消費を訴求することはできず、牛乳を軸にした生協であっても消費が減少している実態は深刻だ」とした。

日本乳業協会(J-milk)専務理事の前田浩史氏は、「牛乳乳製品に関する食生活動向調査2012」を概説。コミュニケーション戦略構築の視点から、生活者の牛乳関与の実態、健康・食生活意識と牛乳関与の関係、食育意識・思い出・共感意識、生活者の情報接触、牛乳の4大機能(骨、ストレス、生活習慣病、免疫)に対する取り組み意識、の5つに整理したうえで、牛乳消費の二極化が歴然としてきたこと、牛乳乳製品や牧場に良い思い出のある人ほど牛乳の飲用・利用頻度が高いこと、生活者の意識と牛乳乳製品の価値を結びつけるルートづくりが大事などと述べた。

元専修大学教授の森宏氏は、牛乳を例にしたコウホート分析による消費の近未来予測を報告した。将来予測(理論値)では、一人当たり年間消費量(加重平均)は2010年の26.90リットルが2015年は25.48リットル、2020年は24.79リットル、2025年には23.52リットルに減少するとした。

シンポジウムでは一人当たりの牛乳消費の減少要因とその打開策が論議された。若い世代が加速度的に牛乳を飲まなくなった傾向の中でターゲット別にコミュニケーション活動を推し進めることが大事などの意見が出た。

*関連ウェブサイト:日本酪農乳業協会 http://www.j-milk.jp/

生産能力は1.6倍に:雪印メグミルク大樹工場新棟竣工披露式

2013 年 4 月 24 日

Filed under: — admin @ 10:45 PM ニュース,業界情報

雪印メグミルク(株)(本社:東京都、代表取締役社長:中野吉晴氏)は4月24日、北海道の十勝管内にある大樹町で、同社のナチュラルチーズ(以下、NC)のうち、主力商品である「さけるチーズ」を製造する同社大樹工場の新棟竣工披露式が行なわれた。
新棟は、同工場の敷地内に新たに建設され、同社中期経営計画におけるカテゴリーNo.1戦略を推進する大型設備投資の中でも重要な施策の一環として取り組まれてきたもの。同工場は、平成24年12月から本格始動している。

同社は、68億円の設備投資により完成した新棟を稼働させたことで、同工場の生産品目(さけるチーズ、ゴーダチーズ、カマンベールチーズなど)の生産能力は、同21年度対比で1.6倍になった。しかし、同工場の集乳エリアである広尾町・大樹町からの集乳量に関しては、同24年度実績においては年間約14万tで、新棟稼働の前後で変動はないとしている。

中野氏は記者会見で、「大樹工場は国産NCの基幹工場。地元である大樹町と広尾町をはじめ、北海道と共にあると改めて感じる」と冒頭で話し、「今までもこれからも、大樹町と広尾町を拠点として、国産NCの需要拡大・振興を図っていくことがポイントである」と挨拶した。

若い世代に需要がある「さけるチーズ」だが、今までは需要に対して充足できていなかったと説明。今後は、新棟稼働により需要に応えていくとした。

※詳しくは、Dairy Japan6月号をご覧ください。

ホクレン家畜市場:3月初妊牛平均価格は54万円で保ちあい

2013 年 4 月 2 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM 業界情報

ホクレン家畜市場の初妊牛相場3月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

3月について、春産み中心の出回りとなっており需要が継続していることから、平均価格は54万円(前月比2000円高・前年比1万2000円安)と保ちあいでの推移となった。

4月については、一部夏産みが出回り始める時期となることから、平均相場としては軟調傾向が予測される。

ホクレン家畜市場:2月初妊牛平均価格は53.8万円で保ちあい

2013 年 3 月 4 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM 業界情報

ホクレン家畜市場の初妊牛相場2月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

2月については、引き続き春産み中心の出回りであったが、初妊牛価格の高値推移に対する警戒感から、平均価格は53万8000円(前月比1000円安・前年比1万円安)と保ちあいでの推移となった。

3月についても、春産みの駆け込み需要を中心に、堅調な相場展開が予測される。

ホクレン家畜市場:1月初妊牛平均価格は53.9万円で強含み

2013 年 2 月 1 日

Filed under: — djito @ 10:08 AM 業界情報

ホクレン家畜市場の初妊牛相場1月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

1月については、春産みの出回りが本格化したことによって、平均価格は53万9000円(前月比2万4000円高・前年比6000円高)と強含みの推移となった。

2月についても、引き続き春産み中心の出回りとなり、需要の継続が見込まれることから、強含みでの推移が予測される。

ホクレン家畜市場:12月初妊牛平均価格は51.5万円で強含み

2012 年 12 月 27 日

Filed under: — djito @ 4:53 PM 業界情報

ホクレン家畜市場の初妊牛相場12月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

12月については、一部春産みが出回り始める時期となり、導入意欲が活発化したことによって、平均価格は51万5000円(前月比2万8000円高・前年比3万1000円高)と強含みの推移となった。

1月については、出回りの中心が春産みとなり、更新需要の継続が見込まれることから、強含みでの推移が予測される。

ホクレン家畜市場:11月初妊牛平均価格は48.7万円で持ちあい

2012 年 12 月 3 日

Filed under: — djito @ 6:02 PM 業界情報

ホクレン家畜市場の初妊牛相場11月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

11月については、前月に比べ出回り頭数は増加するなか、通常の回転需要に加え更新需要の活発化によって、平均価格は48万7000円(前月比3000円安・前年比9000円高)と保ちあいでの推移となっている。

12月については、更新需要は継続するものと見込まれるなか、出回り資源は現状程度が予測されることから、保ちあいでの推移が予測される。

「ジャパン フード フェスタ 2012」(農水省:主催)が始まる

2012 年 11 月 3 日

Filed under: — admin @ 3:36 PM ニュース,業界情報

農水省は3日、東京・有楽町および丸の内周辺を会場に、食の総合展「ジャパンフードフェスタ(食と農林漁業の祭典)」を開始した。3日(土)は、オープンニグイベントとして、全国から食と農林漁業の団体や企業が集まり、生産者と消費者の絆を強める催しが開かれた。

開催挨拶には、郡司彰農水大臣が挨拶(写真上)した後、全国77の高校からエントリーがあり、9校が勝ち残った「ご当地!絶品うまいもん甲子園」が開かれた。農水大臣賞は京都府の桂高等学校に授与されたが、東北代表の宮城県立農業高等学校(宮城県)は、牛乳や地元農産物を使った料理「農高(濃厚)ミルクトローネ」を披露した(写真下)。同校は東日本大震災による被害で校舎が使えず、仮設校舎での授業を乗り越えて参加したもの。

各エリアは「東北の恵み」「農林漁業学園(大学生による農業・食の大文化祭)」「各界の料理人たちのコーナー」などに分かれ、4日(日)には「牛からいただく大地の恵み」をテーマに乳搾り体験などが予定されている。

食と農林漁業の祭典は、
1:ファーマーズ&キッズフェスタ(11月10から11日)
2:アグリビジネス創出フェア(11月14から16日)
3:農林水産祭(11月23日)
などの開催が予定されている。(文責:関東支局)

 

ホクレン家畜市場:10月初妊牛平均価格は49万円で値上げ基調

2012 年 11 月 1 日

Filed under: — djito @ 6:38 PM 業界情報

ホクレン家畜市場の初妊牛相場10月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

10月については、出回り頭数が増加する下牧時期であるが、暑熱期を過ぎた更新需要が確保されたことから、平均価格は49万円(前月比6000円高・前年比1万3000円高)と値上げ基調での推移となった。

11月については、通常の回転需要を中心に一定量の需要が見込まれるなか、出回り資源は現状程度もしくは減少が予測されることから、強含みの推移が予測される。

ホクレン家畜市場:9月の初妊牛平均価格は48万4000円(前月比1000円高)

2012 年 10 月 1 日

Filed under: — djito @ 1:34 PM 業界情報

ホクレン家畜市場の初妊牛相場8月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

9月については、暑熱事故などによる一定量の需要は確保されたものの、全国的な厳しい残暑により導入意欲が減退したことから、平均価格は48万4000円(前月比1000円高・前年比7000円高)と保ちあいの推移となった。

10月については、引き続き初妊牛の出回り資源は減少傾向が予測されるなか、更新需要の活発化が見込まれることから、強含みの推移が予測される。

« 前ページへ次ページへ »

Copyright (C) 2005 Dairy Japan Corporation. All Rights Reserved.