ルーメン健康がわかる新情報「脂肪酸組成」を提供開始 北酪検

2021 年 3 月 29 日

Filed under: — djito @ 6:04 AM ニュース

北海道酪農検定検査協会は4月から、新たに「脂肪酸組成」情報の提供を開始する。
乳脂肪を構成している「デノボ脂肪酸」や「プレフォーム脂肪酸」を分析測定することで、ルーメンの健康状態をモニターすることができ、そこから問題点を解明して飼養管理に反映できるもの。
測定数値は、乳検情報とバルク情報に追加される。
乳検情報は、検定終了後に報告される検定日速報でも確認でき、牛群検定WebシステムDLで問題牛の特定や、牛群の傾向を把握できる「ルーメン活動レポート」を利用することができる。
バルク情報は、集乳旬報、牛群検定WebシステムDLで確認できる。
新情報の活用方法などについては詳しく解説されたパンフレットが用意されており、全道の検定加入農家に配布される。
同パンフレットは同協会のホームページからダウンロードもできる。
【問い合わせ】
北海道酪農検定検査協会 乳牛検定部 検定課
TEL 011-271-6057

宇都宮賞3氏を表彰

2021 年 3 月 1 日

Filed under: — djito @ 6:24 PM ニュース

既報(1月7日、http://dairyjapan.com/news/?m=20210107)のとおり、宇都宮仙太郎翁顕彰会(瀧澤義一理事長)は3月1日、札幌市で「第53回宇都宮賞表彰式」を開催した。
宇都宮賞は、北海道酪農の父である宇都宮仙太郎翁の業績を顕彰し、かつ継承されることを念願し、翁の命日にあたる3月1日に功績者を表彰するもの。

受賞者挨拶で、加藤賢一氏(酪農経営の部)は「身に余る栄誉であり、今までを振り返るとともに、大きな喜びと責務を痛感しています。酪農は私にとって唯一無二の仕事です。妻そして多くの友人に感謝します」と語った。

高橋芳幸氏(酪農指導の部)は「技術者の養成・育成を評価いただき、ありがとうございました。いろいろなところでお世話になり、皆さんに仕事をいただいたおかげで受賞できたと感謝しています」と語った。

穀内和夫氏(乳牛改良の部)は「目標・手本とする多くの牧場が身近にあり、常に刺激を受けてきました。多くの仲間や同志の皆さん、地域の皆さんに感謝します」と語った。

優良登録委員および地区連登録担当者を表彰 北海道ホル農協

2021 年 2 月 28 日

Filed under: — djito @ 5:22 PM ニュース

北海道ホルスタイン農協および日本ホルスタイン登録協会北海道支局は2月、「第46回優良登録委員表彰」および「第9回地区連合会登録担当者表彰」を行なった。
同農協および同協会支局は、北海道内で長年にわたり登録業務に精励し、地域の酪農振興、乳牛改良・登録事業の普及推進と指導に貢献している登録委員および担当者を毎年表彰している。
今年度の表彰者は以下の13名(敬称略)。

篠田浩二郎(石狩・NOSAIみなみ)
山口光雄(空知・NOSAI道央)
平澤憲吾(上川・上川中央NOSAI)
佐藤広和(道南・JA新はこだて)
松田吾朗(胆振・JA伊達市)
佐々木政英(十勝・JA本別町)
菅原卓志(釧路・NOSAI道東)
松井宏篤(釧路・JAくしろ丹頂)
佐々木尚洋(根室・JA中標津)
早川浩巳(網走・大空町東藻琴乳検組合)
鈴木直輝(網走・NOSAIオホーツク)
小川寛史(留萌・JA幌延町)
宮岡博昭(上川生産連)

WCDS2021はオンラインで開催

2021 年 2 月 9 日

Filed under: — maetomo @ 1:02 PM セミナー開催案内,ニュース

ウエスタン・カナディアン・デーリィ・セミナー(WCDS)事務局は、WCDS2021をオンライン開催すると発表した(https://wcds.ualberta.ca/)。

WCDSは、生乳生産や酪農のマネジメントに関する知識や技術の目的などに、酪農家や普及員、研究者、関係事業者らを対象に開催されるセミナー。カナダ国内外から多くの関係者が参加する。

今回は2021年3月8日から12日に、子牛の健康、栄養、繁殖などのテーマにした各セッションのほか、3農場のバーチャルツアー、大学院生による研究発表コンテストなどが予定されている。

・開催日時:2021年3月8日午前10:00から12日午後12:00(時刻は米国山岳部標準時=日本時間より16時間遅れ。日本時間は3月9日午前2時から3月13日午前4時まで)

・参加費:50カナダドル

・公式HP:https://wcds.ualberta.ca

・プログラム詳細:https://wcds.ualberta.ca/program/

・参加登録:https://wcds.ualberta.ca/registration/

平均乳量は9878kg(144kg増)北海道乳検

Filed under: — djito @ 9:05 AM ニュース

北海道酪農検定検査協会は、2020年1~12月の年間検定成績(経産牛1頭当たり平均)を公表した。
全道の検定農家戸数は3853戸、平均実頭数は87.0頭(前年84.3頭)。

《全道平均》
平均乳量9878kg(前年9734kg)
乳脂率3.96%(前年3.96%)
蛋白率3.35%(前年3.34%)
無脂固形8.82%(前年8.81%)
体細胞数20.3万(前年20.3万)
リニアスコア2.4(前年2.5)
分娩間隔425日(前年425日)

《地区別の検定農家戸数と平均乳量》
石狩:76戸、1万337kg(前年1万182kg)
空知:48戸、9518kg(前年9413kg)
上川:181戸、1万291kg(前年1万17kg)
後志:46戸、9315kg(前年8822kg)
桧山:45戸、8657kg(前年8614kg)
渡島:78戸、9077kg(前年8959kg)
胆振:72戸:9815kg(前年9567kg)
日高:82戸、9247kg(前年9076kg)
十勝:881戸、1万438kg(前年1万335kg)
釧路:437戸、9249kg(前年9120kg)
根室:819戸、9512kg(前年9337kg)
網走:601戸、1万359kg(前年1万186kg)
宗谷:342戸、9242kg(前年9192kg)
留萌:145戸、8927kg(前年8798kg)

《乳量階層別戸数比較》
1万1000kg以上:619戸(比率16.1%)
1万kg代:862戸(比率22.4%)
9000kg代:908戸(比率23.6%)
8000kg代:734戸(比率19.1%)
7000kg代:455戸(比率11.8%)
6000kg代:204戸(比率5.3%)
6000kg未満:71戸(比率1.8%)

JミルクレポートVol.39を発刊ーーJミルク

2021 年 2 月 2 日

Filed under: — maetomo @ 11:30 AM ニュース

Jミルクは1月29日、「Jミルクレポート」Vol.39を発刊した。
「Jミルクレポート」Vol.39では、「ミルクバリューチェーン」を特集し、神奈川県伊勢原市で地域ブランド「いせはら地ミルク」を展開するプロジェクトチームとJミルクによる座談会を取り上げている。
座談会では、地域ブランド牛乳が生み出す価値や酪農の持続可能性への貢献などについて議論されている。

「Jミルクレポート」Vol.39は以下のURLからダウンロードできる。
https://www.j-milk.jp/about/report/index.html

堂地修教授が学長に 酪農学園大学

2021 年 1 月 25 日

Filed under: — djito @ 5:13 PM ニュース

学校法人酪農学園(北海道江別市/谷山弘行理事長)は1月25日の理事会において、学長に堂地修教授を選任した。
任期は2021年1月26日から2023年3月31日まで。

世界初「ホエイ酒」の製品化が決定 酪農学園大学の学生の卒論研究で

2021 年 1 月 21 日

Filed under: — djito @ 6:14 PM ニュース

酪農学園大学・食と健康学類4年生の亀田くるみさんは現在、卒業論文として「ホエイ酒の試作」をテーマとした研究を進めている。
その研究成果として、4月以降に田中酒造(小樽市)が「ホエイ酒」を製品化することが決定した。
チーズ生産過程の副産物であるホエイを使用し、野生酵母と麹で発酵させる手法で、世界初といえる研究成果だ。
「ホエイ酒」の見た目は、にごり酒のようであり、フルーティな香りで爽やかな味わいだという。
亀田くるみさんのコメントは以下で。
https://www.rakuno.ac.jp/archives/13122.html

サイレージ用乳酸菌が原料作物に与える影響を解析

2021 年 1 月 15 日

Filed under: — 前田真之介 @ 1:40 PM ニュース

ラレマンドバイオテック(株)は、サイレージ乳酸菌の新製品「マグニバ」を発表し、同製品がサイレージ原料作物に与える効果をメタゲノム解析試験によって明らかにした。

試験では、トウモロコシホールクロップ(乾物率35.2%)に「マグニバ プラチナ1」を添加することで、貯蔵中に存在する乳酸菌として好ましいラクトパチルス属細菌の存在割合が高くなることがわかった。コーンサイレージを64日貯蔵したとき、同製品を添加したサイレージではラクトパチルス属細菌が占める割合は90%に達し、対照の無添加コーンサイレージの50%に比べ明らかに多い結果となった。

このことから、同製品がサイレージ発酵に好影響をもたらすと同時に、無添加サイレージには好ましくない菌が相当量含まれていることが明らかになった。

同社はこの試験結果を動画にて紹介している。

「マグニバ」特設サイトはこちら

キーナン公式日本語サイトを開設

2021 年 1 月 14 日

Filed under: — 前田真之介 @ 9:31 AM ニュース,業界情報

 

オルテック・ジャパン合同会社は、グループ傘下の農業機械メーカーであるキーナン社の日本語公式サイトを開設した。

同社は、今回日本語サイトを立ち上げることで、ステイホームが推奨される昨今においてより活発に情報共有ができることを目指している。

公式サイトには「バーチャルショールーム」機能を備えており、画面上で各マシンのサイズ感や特長を体感することができる。ウェブサイト上から資料請求や質問をすることも可能。

https://www.alltech.com/ja-jp/keenan

 

 

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