JミルクレポートVol.39を発刊ーーJミルク

2021 年 2 月 2 日

Filed under: — maetomo @ 11:30 AM ニュース

Jミルクは1月29日、「Jミルクレポート」Vol.39を発刊した。
「Jミルクレポート」Vol.39では、「ミルクバリューチェーン」を特集し、神奈川県伊勢原市で地域ブランド「いせはら地ミルク」を展開するプロジェクトチームとJミルクによる座談会を取り上げている。
座談会では、地域ブランド牛乳が生み出す価値や酪農の持続可能性への貢献などについて議論されている。

「Jミルクレポート」Vol.39は以下のURLからダウンロードできる。
https://www.j-milk.jp/about/report/index.html

堂地修教授が学長に 酪農学園大学

2021 年 1 月 25 日

Filed under: — djito @ 5:13 PM ニュース

学校法人酪農学園(北海道江別市/谷山弘行理事長)は1月25日の理事会において、学長に堂地修教授を選任した。
任期は2021年1月26日から2023年3月31日まで。

世界初「ホエイ酒」の製品化が決定 酪農学園大学の学生の卒論研究で

2021 年 1 月 21 日

Filed under: — djito @ 6:14 PM ニュース

酪農学園大学・食と健康学類4年生の亀田くるみさんは現在、卒業論文として「ホエイ酒の試作」をテーマとした研究を進めている。
その研究成果として、4月以降に田中酒造(小樽市)が「ホエイ酒」を製品化することが決定した。
チーズ生産過程の副産物であるホエイを使用し、野生酵母と麹で発酵させる手法で、世界初といえる研究成果だ。
「ホエイ酒」の見た目は、にごり酒のようであり、フルーティな香りで爽やかな味わいだという。
亀田くるみさんのコメントは以下で。
https://www.rakuno.ac.jp/archives/13122.html

サイレージ用乳酸菌が原料作物に与える影響を解析

2021 年 1 月 15 日

Filed under: — 前田真之介 @ 1:40 PM ニュース

ラレマンドバイオテック(株)は、サイレージ乳酸菌の新製品「マグニバ」を発表し、同製品がサイレージ原料作物に与える効果をメタゲノム解析試験によって明らかにした。

試験では、トウモロコシホールクロップ(乾物率35.2%)に「マグニバ プラチナ1」を添加することで、貯蔵中に存在する乳酸菌として好ましいラクトパチルス属細菌の存在割合が高くなることがわかった。コーンサイレージを64日貯蔵したとき、同製品を添加したサイレージではラクトパチルス属細菌が占める割合は90%に達し、対照の無添加コーンサイレージの50%に比べ明らかに多い結果となった。

このことから、同製品がサイレージ発酵に好影響をもたらすと同時に、無添加サイレージには好ましくない菌が相当量含まれていることが明らかになった。

同社はこの試験結果を動画にて紹介している。

「マグニバ」特設サイトはこちら

キーナン公式日本語サイトを開設

2021 年 1 月 14 日

Filed under: — 前田真之介 @ 9:31 AM ニュース,業界情報

 

オルテック・ジャパン合同会社は、グループ傘下の農業機械メーカーであるキーナン社の日本語公式サイトを開設した。

同社は、今回日本語サイトを立ち上げることで、ステイホームが推奨される昨今においてより活発に情報共有ができることを目指している。

公式サイトには「バーチャルショールーム」機能を備えており、画面上で各マシンのサイズ感や特長を体感することができる。ウェブサイト上から資料請求や質問をすることも可能。

https://www.alltech.com/ja-jp/keenan

 

 

宇都宮賞が決定:加藤賢一氏(帯広市)・高橋芳幸氏(札幌市)・穀内和夫氏(大樹町)

2021 年 1 月 7 日

Filed under: — djito @ 4:30 PM ニュース

宇都宮仙太郎翁顕彰会(瀧澤義一理事長)は1月7日、「第53回 宇都宮賞」の表彰者を、以下の3氏に決定した。表彰式は例年どおり、同翁の命日にあたる3月1日に札幌市で開催する。

●酪農経営の部=加藤賢一氏(帯広市、69歳)
常に「牛も人も同じ家族であり共生の環境にある」という基本理念のもと、乳牛の飼養管理に取り組み、また生乳需給バランスによる変動に対して安定的な供給と乳成分向上を目指してジャージー種を導入し、その生乳から乳製品の開発・加工製造・販売する6次産業化を始め、多様性に富む先駆的な経営の発展に尽力し、(株)十勝加藤牧場を築き上げた。
良質な粗飼料確保のため積極的に自給飼料畑を拡大し、堆肥投入により化成肥料を極力抑制する栽培に取り組み、牧草地は化成肥料ゼロ、飼料用とうもろこしは施肥基準の約4割に抑えて生産し、令和2年11月の検定成績では乳飼比27%、体細胞数平均12.4万を実現しており、自給飼料率の向上と乳質の安定化への取り組みは地域を代表する模範経営である。
昭和63年にジャージー種8頭を導入し、現在は経産牛69頭まで増頭し牛群を二分するほどに拡大し、ホルスタイン種と併せた158頭の搾乳牛の検定成績は、乳量8940kg、乳脂率4.35%、乳蛋白率3.60%、無脂固形分率9.10%と乳成分率の高い牛群を実現している。

●酪農指導の部=高橋芳幸氏(札幌市、72歳)
昭和58年に北海道大学獣医学部に助教授として着任以来、約30年間にわたり一貫して臨床繁殖学研究に従事し、家畜繁殖学の専門家として、とくに酪農分野における教育・研究・普及活動に著名な功績をあげている。
平成26年に北海道家畜人工授精師協会の会長就任後は、北海道家畜人工授精技術研修大会を主催し、道内で活躍する技術者の、調査・研究活動の発表の場として技術の交流・向上に努めるほか、道内の家畜人工授精師や受精卵移植師の資格取得や資格取得後の若手技術者のための講習会を長年務めている。
日本家畜人工授精師協会理事としても活躍し、家畜人工授精師が超音波検査装置を適正に活用するためのルール作成や、平成27年には牛に係る家畜人工授精師資格取得講習会用テキストの全面改訂の編纂にあたるなど、多くの執筆活動を通じて最新の知見や技術の啓発・普及、家畜人工授精技術や受精卵移植技術の裾野を広げ、優れた実践的技術者の養成・育成を通じて、北海道酪農の発展に大きく貢献している。

●乳牛改良の部=穀内和夫氏(大樹町、64歳)
昭和51年に就農し、土作り・草作りの草地改良と、とくに乳器や肢蹄にこだわり、飼養管理のしやすい長持ちする牛群作りを目指してきた。牛群検定や牛群体型審査に積極的に取り組み、効率的な遺伝改良を進めるため、早くから採卵と受精卵移植や性選別精液を活用した自家繁殖による規模拡大に努めており、平成30年に経営を法人化し(株)エンブレム-Kを設立した。
牛群検定成績(平成元年)では、平均乳量1万1420kg、乳脂肪率3.91%、乳蛋白率3.41%、無視固形分率8.96%と乳量・乳成分率の高い牛群を実現し、その高い能力を支える体型審査では、エクセレント(EX)級1頭、ベリーグッド(VG)級21頭、グッドプラス(GP)級45頭を保有している。
これまでにEX級(90点以上)を獲得した17頭すべてが自家生産牛であり、体型・能力のバランスの良さはまさに北海道屈指の牛群である。牛群の遺伝評価である耐久性成分は全国トップ2%以内に入る遺伝レベルであり、長命・連産性に富んだ牛群の作出に努力している。

フリ普及率30.9%、パラ29.9%、搾ロボ382戸・795台 北海道フリパラ調査

2020 年 12 月 28 日

Filed under: — djito @ 11:03 AM ニュース

北海道農政部畜産振興課は12月、「新搾乳システムの普及状況について」(通称:フリパラ調査)を発表した。
本調査は、令和2年2月1日現在の道内の搾乳農家(5311戸)のうち、フリーストール牛舎・ミルキングパーラー(搾乳ロボット含む)を導入している全農家を対象に調査したもの。

ミルキングパーラーを導入している酪農家は1588戸(道内搾乳農家比29.9%)、フリーストール牛舎を導入している酪農家は1640戸(同30.9%)、そのうち両方とも導入している酪農家は1578戸(同29.7%)で、前年同期に比べて27戸増加していた。

搾乳ロボットの導入状況は、平成27年度以降、畜産クラスター事業などの活用により導入が加速している。
とくに1戸で複数台を導入する酪農家が増加し、382戸で795台が稼働していた。

一段上げて77.8万円 ホクレン家畜市場12月の初妊牛相場

2020 年 12 月 25 日

Filed under: — djito @ 2:17 PM ニュース

ホクレン家畜市場・初妊牛相場の12月集計(速報)がホクレン酪農部家畜販売課より発表された。

12月は、上場の一部が春分娩となり、全国的に需要が活発化したことから、平均価格は77万8000円(前月比5万2000円高・前年比1000円安)と一段値を上げて推移した。

1月は、春分娩中心の出回りとなり、引き続き導入需要の増加が見込まれることから、相場は強含みで推移することが予測される。

放牧牛の位置管理や状態検出をセンサーで ズコーシャ

Filed under: — djito @ 9:56 AM ニュース

ズコーシャ(本社/北海道帯広市)は、牛装着センサーを用いたICT(情報通信技術)により、放牧地での牛の位置管理や発情などの状態検出の実用化に目途がついたと発表した。

公共放牧場などでの牛の見まわりは重労働であり、牛の状態を見極められる熟練職員の高齢化も進んでいて、若手のなり手不足、人手不足が大きな課題となっている。
そうした課題を解決しようと開発されたのが本システム。放牧牛の管理を効率化・自動化にすることで、職員の負担や求められる熟練度を低減し、就労者の間口が広がることが期待される。
なお本システムは、同社と岩手大学農学部共同獣医学科岡田啓司教授との共同研究によるもの。

問い合わせは以下へ。
(株)ズコーシャ IT事業部
TEL 0155-33-2200
https://zukosha.co.jp/

「畜大Webフェスティバル」 畜大オリジナルの壁紙やぬり絵をゲットしよう

2020 年 12 月 22 日

Filed under: — djito @ 9:56 PM ニュース

帯広畜産大学はホームページ上で「畜大Webフェスティバル」を開催している。
https://www.obihiro.ac.jp/fureai-fes
大学の概略がわかる「だいたい5分でわかる!ちくだい紹介」動画や、イラストマップを基に大学の主要施設の解説を掲載した「畜大マップで探索してみよう!」、教員が監修した「畜大クイズに挑戦してみよう!」の三つのコンテンツで構成されている。
「畜大クイズに挑戦してみよう!」では、クイズにご参加すると、畜大オリジナルの壁紙やぬり絵の画像をダウンロードすることができる。

当フェスティバルは、大学が行なっている教育・研究・社会貢献活動の取組について楽しみながら学んでもらうことを目的に、毎年とかちプラザで開催してきたが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、従来のようなイベントとしての実施が困難となったため、ホームページ上での開催となったもの。

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