ミルクプロテイン摂取は知的活動の効率を維持・向上する 帯広畜産大学と明治

2018 年 6 月 7 日

Filed under: — djito @ 6:22 AM ニュース

帯広畜産大学の浦島匡教授らと(株)明治の共同研究グループは、健康な男子学生33名に、ミルクプロテイン飲料または糖質飲料を摂取してもらい、その前後の計算課題の正解数を測定し、知的作業効率を評価した。
その結果、ミルクプロテイン飲料摂取時は、糖質飲料摂取時と比較して、知的作業効率が向上することが明らかになった。
この研究成果は5月に、国際学術誌Nutrientsに掲載された。

なお、ミルクプロテインは牛乳・乳製品に含まれる乳由来の良質な蛋白質。
ミルクプロテイン飲料はミルクプロテインと糖質を含む飲料。
糖質飲料は糖質を含む飲料。

六本木牧場今年も開催

2018 年 6 月 4 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 3:00 PM イベント,ニュース

中央酪農会議は6月3日都内で「六本木牧場」を開催した。「六本木牧場」は「日本の酪農家と触れ合いながら酪農を見て・知って・楽しめる」というテーマで展開する家族向けの体験型イベントで、毎年牛乳月間の6月に実施しており今年で5回目の開催。
六本木牧場では、酪農について学びながら酪農家と交流できるクイズラリーや、紙芝居、手作りバター教室、簡単チーズケーキ教室、模擬搾乳体験、俺と牛コンテストなどが行なわれた。また、全国から集められた牧場アイスクリームやご当地牛乳の販売、チーズフェスタチー1グランプリレシピ販売、サントリー「BOSS LATTE BASE」の試飲も行なわれ、終日家族連れをはじめとする多くの来場者で大賑わいだった。

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牧草ベッド

牧草ベッド

酪農家による紙芝居「牧場劇場」

酪農家による紙芝居「牧場劇場」

酪農家による簡単チーズケーキ教室

酪農家による簡単チーズケーキ教室

模型の牛での搾乳体験

模型の牛での搾乳体験

チーズフェスタチー1グランプリレシピの「とかちパイ」餃子の皮にクリームチーズとあんこを包んだ

チーズフェスタチー1グランプリレシピの「とかちパイ」餃子の皮にクリームチーズとあんこを包んだ

アジア初のAMR披露

2018 年 5 月 16 日

Filed under: — maetomo @ 4:38 PM ニュース

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デラバル株式会社は5月16日、北海道中標津町の有限会社希望農場でAMR(オートマチックミルキングロータリー)の完成を披露した。希望農場へのAMR導入は国内のみならずアジア初となる。

AMRはロータリー式の搾乳ロボットで省力搾乳が可能。搾乳ストールは24ポイントのみで、1日当たり最大1600頭の搾乳が可能という。2回搾乳なら800頭、3回搾乳なら533頭の牛群をAMRで搾乳できる計算だ。

AMRは乳牛の出入りスペースとして4ストール分を、乳頭洗浄・ミルカー装着に4ストール分を、そしてポストディップで1ストール分を使う。24ポイントにサイズを限定した理由は、1.生理的な泌乳時間、2.オキシトシン分泌が最大になるまでの時間、3.前述した必要ストール数とそれに必要な時間、などを総合的に計算して導き出したもの。これによって、回転中に搾乳が終わり乳牛が無駄に立たなければならないような時間が最小限になり、乳牛の過度な負担を防ぐことにつながる。

希望農場ではAMRの導入と合わせて400頭用フリーストールの搾乳牛舎も新築し、ハイブリッド換気を備えた機能的で快適な環境を求めた。

希望農場は6月からAMRの試運転を開始し、秋頃までには本格稼働させたい考え。

「One Health シンポジウム」:エランコジャパン(株)

2018 年 5 月 8 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 11:00 AM セミナー開催案内,セミナー開催告知,ニュース

 
  エランコジャパン(株)は「One Health シンポジウム」を開催する(共催:一般社団法人日本科学飼料協会、後援:東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センター)。今回のテーマは「世界と日本の耐性菌問題の現状と持続可能な畜産への課題」で、本来の「ワンヘルス」の考えに基づき、畜産のみならず薬剤耐性菌問題に関する医療分野における現状や課題の理解、消費者からの視点、諸外国の状況と日本の立場、そして、畜産分野における抗菌剤とその有効活用と持続的な畜産への課題等について理解を深める。各分野の専門家を招き、それぞれの立場からの講演が行なわれる予定。

【日時】7月5日 13:00~18:00(12:30 開場)※参加費無料
【会場】東京コンファレンスセンター・品川 5F 大ホール B
(東京都港区港南 1-9-36 アレア品川)
【講演】
・「畜産における抗菌性物質の使用と耐性菌問題(仮) 」岐阜大学大学院連合獣医学研究科 応用獣医学連合講座 浅井鉄夫教授
・「薬剤耐性菌問題に対するOIE及び各国の取り組み及び課題について(仮)」 OIE(国際獣疫事務局) アジア太平洋地域事務所 地域代表 釘田博文氏
・「肉用鶏生産現場における抗菌剤の使用と課題(仮)」(株)ウェルファムフーズ霧島産業動物診療所長 橋本信一郎氏
・「ヒトの医療における抗菌性物質の使用と耐性菌問題(仮)」東邦大学微生物・感染症学講座感染制御学分野 石井良和教授 ・「消費者の視点から見た薬剤耐性菌問題とリスクコミニケーションの重要性(仮)」一般社団法人全国消費者団体連絡会 浦郷由季事務局長
【パネルディスカッション】
「世界と日本の耐性菌問題の現状と持続可能な畜産への課題(仮)」
モデレーター:東京大学大学院農学生命科学研究科 食の安全研究センター長 関崎勉教授 パネリスト:上記講演者
【参加方法】
6月25日までに氏名、所属、連絡先を記入した参加申込書を同社へFAXする(詳細は下記問い合わせまで)。
【問い合わせ】
エランコジャパン(株)
担当:今岡・根本
TEL 078-242-8791 FAX 078-242-9309

牛乳月間での消費者向け活動:Jミルク

2018 年 4 月 27 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 9:21 AM イベント,ニュース

Jミルクは、平成30年度も「牛乳の日(6月1日)・牛乳月間(6月)」の期間内に、酪農乳業関係者が業界一体的に牛乳乳製品の価値向上や酪農乳業産業への共感を高める消費者向け活動を推進する。
「愛してミルク?」のテーマで、ロゴは昨年同様。今年は無料で缶バッジ、ステッカー、ポスターを配布し(送料のみ負担)、5月11日締切で現在申込み受け付け中。
また、昨年も実施した「6月1日 World Milk Day(=世界牛乳の日)に、牛乳で乾杯している様子の写真をSNSに投稿しよう」という「ミルクで乾杯!※」のイベントも行なう。今年は、6月1日に限らず、牛乳月間内も行なう。

【参考】
Jミルク「牛乳の日・牛乳月間」特設サイト
http://www.j-milk.jp/worldmilkday/index.html

※GDP ” World Milk Day “特設サイト
https://worldmilkday.org/

【問い合わせ】
一般社団法人 Jミルク
広報グループ 担当:鈴木
TEL 03-6226-6351 FAX 03-6226-6354
h-suzuki@j-milk.jp

春だ! 祭りだ! オークション大会だ! サツラク青年同志会

2018 年 4 月 15 日

Filed under: — djito @ 3:30 PM ニュース

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サツラク農協(札幌市)のサツラク青年同志会は4月15日、石狩管内恵庭市で恒例の「春祭り」を開催し、伝統のオークション大会などで盛り上がった。

この春祭りの発端は、46年前(昭和47年)に第1回目が開催された「遊休農機具セール」にさかのぼる。春を迎え、畑仕事が始まる前に、組合員各自が遊休農機具などを持ち寄り、オークション販売したのが始まり。以後、ガレージセール、春祭りと名称を変えつつも、同農協組合員とその家族、同農協職員、関連企業などが集まり、農繁期前の一日を楽しく過ごす貴重なイベントとして受け継がれている。

開催にあたり黒澤正太郎会長は、「青年同志会役員が一生懸命に企画し、準備してきた。多くのご協力・ご協賛をいただき感謝いたします」と挨拶。その後、協賛企業の展示ブースを巡回しながら提供商品を競りにかける「企業オークション」、同志会が仕入れた飼料添加剤や酪農機器・資材、電化製品など多数の商品を入札や競り販売する「大オークション大会」などが行なわれ盛り上がった。
婦人同志会コーナーでは、からあげの無料提供、縁日コーナー、子ども抽選会などが行なわれ、子ども達も思い出となる楽しい一日を過ごした。

姉歯義宣氏・小岩政照氏・田中牧場に宇都宮賞

2018 年 3 月 1 日

Filed under: — djito @ 5:59 PM ニュース

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既報(DJニュース1月11日)のとおり、宇都宮仙太郎翁顕彰会は3月1日、札幌市内で「第50回 宇都宮賞表彰式」を開催した。
宇都宮賞は、北海道酪農の父である宇都宮仙太郎翁の業績を顕彰し、かつ継承されることを念願し、翁の命日にあたる3月1日に功績者を表彰するもの。

「酪農経営の部」を受賞した姉歯義宣氏(中頓別町)は、「担い手や新規就農者が意欲を持って経営に取り組めるよう地域発展のために尽力していく」と挨拶した。

「酪農指導の部」を受賞した小岩政照氏(江別市)は、「乳牛に思い入れ・愛情、酪農経営に夢・希望・哲学を持っておられる酪農家の皆さんに付き添ってサポートすることが臨床獣医師の仕事だと思っている」と挨拶した。

「乳牛改良の部」を受賞した(有)田中牧場(清水町)の田中辰男氏と松原秀雄氏は、「牛作りに多くの時間・情報・技術を要したが、周囲の皆さんのお力添えで近年、すばらしい乳牛達に恵まれるようになった」と挨拶した。

ゲノミック・妊娠率・Webシステム

Filed under: — djito @ 12:30 PM ニュース

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北海道酪農検定検査協会が札幌市で開催している「検定関連研修会」の三日目(3月1日)は「検定情報活用研修会」で、3題の講演が行なわれた。

大澤剛史氏(家畜改良センター 改良部 情報分析課)は「ゲノミック評価・乳牛改良について」と題して、ゲノミック評価の方法やメリット、国内外の動向などについて解説。酪農家のゲノミック評価の利用方法として、1 牛群内すべての未経産牛のSNP検査を実施、2 上位何%から後継牛を残すかを牛群規模や経営方針などで設定、3 設定に応じて和牛・通常精液・性選別精液を利用、を解説した。

奥啓輔氏(トータルハードマネージメントサービス 獣医師)は「繁殖成績が生産性に与える影響を再考する」と題して、繁殖成績を良くすることで収益がどれだけ増えるかを、事例を基に解説した。そして、繁殖管理の目的は妊娠牛を多く得ることであると強調し、分娩間隔・空胎日数・受胎率の解釈の仕方、妊娠率〔授精率(発情発見率)×受胎率〕を高めるための具体例を紹介した。

橋口昌弘氏(家畜改良事業団 情報分析センター 電算課)は「~牛群検定~ポケカウ/繁殖台帳Webシステムについて」と題して、繁殖台帳Webシステムとポケカウの内容と機能、使い方などを紹介。検定農家はもちろん、検定組合・獣医師・授精師なども利用することで、効率的な酪農家支援が実現可能となることなどを解説した。

酪農経営をシステムとして捉える~ひらかわ牧場~ 北酪検 検定員中央研修会 その2

2018 年 2 月 28 日

Filed under: — djito @ 3:33 PM ニュース

乳検研修会2-2

北海道酪農検定検査協会の「検定員中央研修会」の二番目の講演は、平川賢一氏(桧山管内せたな町、ひらかわ牧場)による「システムとしての酪農経営~乳検データの活用方法~」。

平川氏は2010年に新規就農。経産牛37頭・育成牛23頭、採草地40ha・放牧地10ha、夫妻+雇用スタッフ3人。そして2016年に「農場HACCP認証」を取得した。

同氏はまず、「就農当時はとにかく忙しくて、やるべきことが多すぎて考えている暇がなかった」と当初の悩みを紹介。
そこで頭を切り替え、課題を整理し、課題を解決するために以下に取り組んだ。
・作業を標準化できる機械や装置(ミルカー自動離脱機、粗飼料重量を量るフロアスケール、分娩監視装置など)への投資
・乳検データを用いて経験や勘に頼らない合理的な飼養管理
・業務マニュアルの整備
・牛群検定webシステムを利用した情報共有
・従業員の教育、訓練システムの構築
・追播、簡易更新による植生改善
・牛群改良情報を基にした積極的淘汰とETによる遺伝改良のスピードアップ

また、衛生管理システム、生産のマネジメントシステム、人材教育・育成システムを内容として「農場HACCP認証」を取得し、それにより「経営をシステムとして捉えられるようになった」と語った。

そして、就農当初から変わったこととして、以下をあげた。
・毎日時間に追われることなく、経営戦略を考える時間的余裕ができた
・人を育て、任せることで、休みを取れるようになり、家族と過ごす時間も取れるようになった
・データを活用し、徹底した管理をすることで、1頭当たり乳量も増え、売り上げも年々増え続けている
・経営をシステムとして捉え、それを改善し続けることで、精神的な安心感が生まれ、皆が自分の成長を感じられるようになった
・目標を達成するプロセスがはっきりと理解できるようになり、将来への不安がなくなった

「検定員中央研修会」はその後、丸谷智保氏(株式会社セコマ 社長)が「顧客満足度ナンバーワンを支えるセコマの取り組み」と題して講演した。

潜在性ケトーシスをモニターする 北酪検 検定員中央研修会 その1

Filed under: — djito @ 3:28 PM ニュース

乳検研修会2-1

北海道酪農検定検査協会が札幌市で開催している「検定関連研修会」の二日目(2月28日)は「検定員中央研修会」で、全道の乳検検定員はじめ関係者ら325名が参加した。

まず、及川伸氏(酪農学園大学 獣医学群 獣医学類 ハードヘルス学ユニット・教授)が「乳牛群の潜在性ケトーシスとその対策」と題して、ケトーシスの分類、予防と対策などを講演した。

見た目ではわからない潜在性ケトーシスをモニターすることが重要であるとして、以下のモニター基準を紹介した。
・BHBA(ケトン体)濃度が1.2ミリモル以上
・基準濃度を超える牛が10%いたら警戒レベル
・分娩後3~50日の牛を対象とする
・給飼後4~5時間に採材する
そして、乳中BHBAモニターも利用可能で、4月から北海道乳検に追加されることから、非常に有効なツールとなると語った。

また予防と対策は、分娩後に乾物摂取量を下げない飼養管理をすることであり、そのためには以下のような飼養環境のモニタリングが重要であると解説した。
・採食環境:飼槽スペース、水場、飼料調製
・居住環境:編成、移動、密度、ストール
・検査データ:血液、乳汁、尿
・乳検:ケトン体情報
・関連データ:診療データ、更新データ

《続きは、その2で》

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