初回AI受胎率は未経産52.7%(1.0%低下)・経産37.0%(0.2%上昇) 北海道家畜人工授精師協会

2019 年 7 月 8 日

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AI

北海道家畜人工授精師協会は、平成30年の人工授精実施成績を取りまとめた。

乳用牛の初回授精受胎率は、未経産・経産合計は42.0%で前年と同じ、未経産は52.7%で前年比1.0%低下、経産は37.0%で同0.2%上昇した。
未経産の成績は低下したが、未経産・経産とも性選別精液の利用が増加し、1/3を超える状況からすれば、評価される成績とも思える、としている。

乳用牛授精延べ頭数での精液種類別交配割合(精液の区別がされた地域のみの数値)は、未経産では通常精液が18.9%、F1が44.3%、性選別が36.8%。経産では通常精液が74.7%、F1が13.5%、性選別が11.8%だった。

初回AI受胎率推移グラフ

酪農家戸数は1万5000戸、乳牛頭数は133万2000頭 畜産統計

2019 年 7 月 3 日

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2019-07-03

農水省は7月2日、畜産統計(平成31年2月1日現在)を発表した。

乳用牛の飼養戸数は1万5000戸(前年比700戸減少・4.5%減少)、飼養頭数は133万2000頭(同4000頭増加・0.3 %増加)となった。
1戸当たり飼養頭数は88.8頭(同4.2頭増加)となった。

飼養戸数は10年前に比べ8100戸(35%)減少、5年前に比べ3600戸(19%)減少している。
飼養頭数は10年前に比べ16万8000頭(11%)減少、5年前に比べ6万3000頭(5%)減少している。

災害時対策、液体ミルク、生乳確保は 雪印メグミルク株主総会

2019 年 6 月 26 日

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ニュース_雪メグ株主総会photo

雪印メグミルクは6月26日、札幌市で「第10回定時株主総会」を開催し、その後、記者会見を行なった。

西尾啓治社長は、総会で取締役員選任の議案が承認・可決されたこと、また質疑応答では、法令遵守・リスク管理・ガバナンス強化・男女雇用機会均等法の取り組み、北海道胆振東部地震後の危機管理と対応、育児用液体ミルク発売などについて質問があったことを報告した。災害時の危機管理としては非常用電源導入の計画を進め、液体ミルクは発売の目処が立っているという。

池浦靖夫常務は、雪印種苗とホクレンくみあい飼料で合弁会社を設立したこと、磯分内工場の新バター棟は2020年下期に稼働予定であること、乳用若齢牛が増加基調にあることから搾乳牛頭数水準が回復することに期待していることなどを報告した。

また当期における買入乳量が98.4万t(前期比1.6%減)であったことの評価として小板橋正人常務は、「必要乳量は一定確保できたと認識しているが、その生乳に付加価値を付けて市場を膨らませ、酪農乳業ともに拡大生産が可能となるようにしていくことが大事。生産者の皆さんには引き続き、生乳生産基盤の強化を取り組んでいただきたい」と述べた。

アグリテクニカ2019開催案内

2019 年 5 月 13 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 3:04 PM イベント,イベント開催案内,ニュース

DLG(Deutsche Landwirtschafts Gesellschaft:ドイツ農業協会)は、農業機械・機器、および管理技術に関する国際展示会アグリテクニカ2019「AGRITECHNICA2019」を、11月12~16日(プレビューデイ:10、11日)、ドイツ連邦共和国ハノーバー市ハノーバー国際見本市会場で開催する。

アグリテクニカは、1985年から隔年開催している国際展示会。今年は「Global farming-local responsibility」をテーマに掲げ、52カ国から2800もの出展者が、新製品・イノベーションを発表、またさまざまなトピックスをピックアップしたテクニカル・プログラムを企画している。

【問い合わせ】
DLGサービス
日本サービス窓口(合同会社アグサプライ内)担当:上村
TEL 0153-74-9027 FAX 0153-72-9197
e-mail:expo@hdp-farm.com

千歳新工場が完成 オリオン機械

2019 年 4 月 19 日

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オリオン機械(株)(本社:長野県須坂市、太田哲郎社長)は、北海道千歳市上長都に建設していた新工場が完成し、5月6日から稼働させる。それに先がけ4月19日に竣工式を開いた。

酪農機械製品の製造を北海道に集約し、酪農家の旺盛な投資への対応力を強化することを目的に建てられた第二工場と呼ばれる新工場は、既存の第一工場およびトレーニングセンターに隣接し、延べ床面積は5160平方メートル。そこではバルククーラー、バルククーラー自動洗浄機、自動給飼機などが製造され、前年比2割増しの増産が可能となる。
第一工場は、搾乳ロボットやミルキングパーラーなど輸入品の物流中核拠点としていく。

太田社長は竣工式後の会見で、「酪農の中心地である北海道で生産強化していく。北海道の大地に根づいたオリオン機械の酪農機器として展開していきたい」と語った。

伝統のオークション大会 サツラク青年同志会春祭り

2019 年 4 月 14 日

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サツラク農協(札幌市)のサツラク青年同志会は4月14日、石狩管内恵庭市で恒例の「春祭り」を開催し、伝統のオークション大会などで盛り上がった。

この春祭りの発端は、47年前(昭和47年)に第1回目が開催された「遊休農機具セール」にさかのぼる。春を迎え、畑仕事が始まる前に、組合員各自が遊休農機具などを持ち寄り、オークション販売したのが始まり。以後、ガレージセール、春祭りと名称を変えつつも、同農協組合員とその家族、同農協職員、関連企業などが集まり、農繁期前の一日を楽しく過ごす貴重なイベントとして受け継がれている。

開催にあたり黒澤正太郎会長は、「昨年は地震や台風で皆が被災者となり大変な年だったが、皆の協力により今年も春祭りを開催することができた」と挨拶。
その後、協賛企業の展示ブースを巡回しながら提供商品を競りにかける「企業オークション」、同志会が仕入れた飼料添加剤や酪農機器・資材、電化製品など多数の商品を入札や競り販売する「大オークション大会」などが行なわれ盛り上がった。
婦人同志会コーナーでは、シュークリームとエクレアの無料提供、縁日コーナー、50周年記念「餅まき・お菓子まき大会」などが行なわれ、子ども達も思い出となる楽しい一日を過ごした。

平均乳量トップは1万5167kg 北海道乳検

2019 年 3 月 4 日

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北海道酪農検定検査協会は2月28日、2018年1~12月の年間検定成績(経産牛1頭当たり平均)を公表した。
全道の検定農家戸数は4052戸(前年4154戸)、平均実頭数は81.9(同80.3頭)。

●平均乳量は187kg増の9626kg
平均乳量は9626kg(前年9439kg)、乳脂率は3.95%(同3.95%)、蛋白率は3.34%(同3.35%)、無脂固形は8.80%(同8.81%)、体細胞数は20.8万(同20.8万)、リニアスコアは2.5(同2.5)、分娩間隔は426日(同426日)だった。

●3地区で1万kg超
地区別の平均乳量は、石狩1万113kg、空知9401k、上川9741kg、後志8803k、桧山8731kg、渡島8980kg、胆振9620kg、日高9191kg、十勝1万193kg、釧路9102kg、根室9217kg、網走1万52kg、宗谷9141kg、留萌8829kgで、3地区が1万kg超となった。

●1万2000kg以上が103戸
検定農家別の平均乳量のトップは1万5167kg、それに続き、1万3000kg代が18戸、1万2000kg代が84戸となっている。

上田敏光氏・瀧澤義一氏・木村博文氏に宇都宮賞

2019 年 3 月 2 日

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既報(DJニュース1月11日)のとおり、宇都宮仙太郎翁顕彰会は3月1日、札幌市内で「第51回 宇都宮賞表彰式」を開催した。
宇都宮賞は、北海道酪農の父である宇都宮仙太郎翁の業績を顕彰し、かつ継承されることを念願し、翁の命日にあたる3月1日に功績者を表彰するもの。
受賞者は表彰後、それぞれ挨拶し感謝を述べた。

【酪農経営の部】上田敏光氏(美瑛町)
経営改善に悩んでいた時期に、地域の仲間から多くの指導をいただいたことから今の自分があり、上田牧場がある。後継者の育成を目的に地域の仲間と設立した「上川酪農を考える会」では、10名の後継者を海外視察研修に派遣できた。これからも後継者には広く高い視野に立ってもらい、酪農仲間を増やし、上川酪農の原動力になり、そして北海道酪農に貢献してほしいと期待している。

【酪農指導の部】瀧澤義一氏(鶴居村)
このたびの受賞理由のなかに、北海道の生乳をしっかりと販売してきたことがある。ホクレン販売事業の評価をいただき、職員の代表として私が賞をいただいたと受け止めている。酪農経営安定化に理解をいただいている乳業各社にもお礼を述べたい。酪農仲間に貢献をしたいという思いで、団体職に就いてきた。今後も今まで以上に貢献していきたい。

【乳牛改良の部】木村博文氏(大樹町)
朝晩の搾乳が楽しくなる牛群にしたいという思いで改良に取り組んできた。先輩から「共進会は心を豊かにする。ミルクは経済を豊かにする」と教えられ実践してきた。同じ方向を向いてきてくれた家族、家族経営をバックアップしてくれている地元農協に感謝している。全道の牛飼い仲間により、乳牛改良に対するモチベーションを長期間維持してこられたことに感謝している。

優良登録委員/地区連登録担当者13名を表彰 北海道ホル農協

2019 年 2 月 27 日

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優良登録員表彰式

北海道ホルスタイン農協および日本ホルスタイン登録協会北海道支局は2月27日、札幌市内で「第44回 優良登録委員表彰式/第8回地区連合会登録担当者表彰式」を開催した。
同農協および同協会支局は、北海道内で長年にわたり登録業務に精励し、地域の酪農振興、乳牛改良、登録事業の普及推進と指導に貢献している登録委員を毎年表彰している。

今年度の表彰者は以下の13名(敬称略)。
〈石狩〉山本康朗(NOSAIみなみ)
〈空知〉塩越直矢(NOSAI道央)
〈上川〉阿部直幸(上川生産連)
〈十勝〉長井勉(JA十勝池田町)
〈釧路〉小山内克尚(JA摩周湖)
〈釧路〉小澤裕司(NOSAI道東)
〈根室〉高橋剛(JA道東あさひ)
〈根室〉伊藤智幸(JA道東あさひ)
〈網走〉曽我部義幸(JAつべつ)
〈網走〉島田英雄(HSブリーディングサポート)
〈留萌〉武良雅史(NOSAI道央)
〈留萌〉池上誠(NOSAI道央)
〈地区連〉小竹秀樹(日高生産連)

オルテック ONE アイディア・フォーラム開催

2019 年 2 月 22 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:49 PM セミナー開催案内,セミナー開催告知,ニュース

オルテック・ジャパン合同会社は4月に都内でシンポジウムを開催する。

今回はオルテックインク社の新社長・CEOであるマーク・ライオンズ博士に加え、同社のバイス・プレジデントであり、反芻動物向け栄養ソリューションマネジメントグループの責任者であるマシュー・スミス氏が来日する。また東京大学大学院農学生命科学研究科の杉浦勝明教授と株式会社フリーデン相談役および一般財団法人日本GAP協会理事の澤田一彦氏が招かれ講演が行なわれる。

【開催概要】
日時:4月23日 14:00~18:00 
(その後懇親会を開催、20時ごろ終了の予定)

13:00 開場・受付開始
14:00 開会
14:00~14:10 オルテック・ジャパン合同会社代表、中山圭氏より挨拶
14:10~15:00 オルテックインク 社長、マーク・ライオンズ氏による講演
15:00~15:45 株式会社フリーデン相談役 / 一般財団法人日本GAP協会理事澤田一彦氏による講演
 休憩
16:00~16:45 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 杉浦勝明氏による講演
16:45~17:30 オルテックインク バイス・プレジデント、 マシュー・スミス氏による講演
17:30~17:50 閉会の挨拶
18:00~20:00 懇親会

会場: 品川インターシティホール (〒108-0075東京都港区港南2丁目15-2) 
会費:懇親会まで無料

【申し込み方法】
申し込み書(近く配布開始)のFAXまたは電話 にて、オルテック ONE アイディア・フォーラム参加希望と明記のうえ、下記を伝える。
※連絡事項=社名・団体名、氏名、参加人数、参加者名、連絡先(電話またはメールアドレス)、懇親会参加の有無

【問い合わせ】
オルテック・ジャパン合同会社 担当:森田
TEL 092-718-2288 FAX 092-781-6355
e-mail:mmorita@alltech.com

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