足寄産カマンベールチーズ揚げ

2009 年 3 月 19 日

Filed under: — maetomo @ 3:58 PM 未分類

十勝管内足寄町のオシャレな居酒屋さん「ららばい」(TEL 0156-25-5292)で、「足寄産カマンベールチーズ揚げ」を食べました。
このチーズ揚げ、なんとイチゴジャム(ソース)をつけて食べるんです。
これが美味い!
カマンベールチーズの風味、塩味に、イチゴの風味がバッチリ合います。
こういう食べ方、あったんですね。

ご主人によると、「足寄産カマンベールチーズは味が濃いタイプ。だから、よりイチゴジャムが合う」のだそうです。
足寄に行ったら、ぜひ食べてみてください。
また、ご家庭でも作って、ぜひ試してみてください。
美味いですよー。

「ららばい」のブログ=http://pub.ne.jp/lullaby/?entry_id=1615695

経営の「かきくけこ」とは? 千葉県畜産協会らが平成20年度講習会を開く

2009 年 3 月 18 日

Filed under: — admin @ 6:16 PM 未分類

3月17日(火)、千葉県畜産協会および長生地区畜産振興協議会は県内で、平成20年度畜産講習会を開いた。

講師は、「酪農経営の向上を目指して」(千葉県畜産協会総括コンサルタント・前之園孝光氏)、「乳牛健康セミナー「TMRダンゴ」システムで長命・連産」(北海道酪農コンサルタント・佐藤正三氏)、「家畜ふん尿処理の基本と理論」(千葉県畜産総合研究センター・山田真希夫氏)

前之園氏は、収益性の向上は乳産量のアップからとして、そのためには
か=観察
き=記録・記帳
く=工夫
け=計画
こ=行動 が大切と強調した。

佐藤氏は、牛が選び喰いできない微細切・超高水分「TMRダンゴ」システム(本誌2007年8月号参照)をビデオを映しながら解説し、6産までとれる牛群づくりを目標にしようと講演した。また同システムを採用している県内のTさんも実感を述べた。

水槽のお掃除セットです

2009 年 3 月 13 日

Filed under: — maetomo @ 6:25 AM 未分類

北海道十勝管内のF牧場の水槽はいつもピカピカ。
「ペットショップで売られている金魚すくい用の“ネット”と“たわし”は、水槽の掃除に必須です」とFさん。

イスラエルで開催の第17回国際農業技術展のご案内

2009 年 3 月 9 日

Filed under: — admin @ 10:55 AM 未分類

イスラエル農業がハイテク技術やエコロジーな農業技術の研究開発が盛んなことは、本誌で現在連載中の「イスラエル酪農は、なぜ世界一なのか?」でも、その一端を知ることができる。

在日イスラエル大使館は、同国テルアビブで国際農業展を5月5日から7日まで開催すると発表した。この博覧会は、「アグリテック2009」とも呼ばれ、3年に1回開かれるもの。前回は、海外からも105カ国5500名の参加があった。

展示は、イスラエルの得意分野である灌漑・温室栽培、ハイテク農業、酪農システム、再使用水システム、有機農業などの製品が並ぶ予定。

専門ツアーは前回の例では、酪農・最大搾乳のシステムなど、1日がかりで組まれた。在日イスラエル大使館では、東京発のアグリテックツアーを企画している。

問い合わせ;
イスラエル大使館経済部(担当:原田、山川)
? 03?3264?0398
メール:tokyo@israeltrade.gov.il

これ、何のサイレージ?

2009 年 3 月 6 日

Filed under: — maetomo @ 6:45 AM 未分類

網走農業改良普及センターのI普及員が、
「何のサイレージか、わかりますか?」
と言いながら、これを見せてくれました。
はて??
答えは、ひまわり(夏りん蔵、緑肥作物)のサイレージでした。

これは同管内のRファームが昨年、小麦収穫後の畑に播種し(8月4日)、コーンハーベスター+クラッシャーを使って収穫・調製(10月27日)したものだそうです。
小麦収穫後に空いた畑をムダにしたくない、ひまわりは景観にもいい、ということでRファームは試験的に作付したそうです。
I普及員は、ひまわりサーレージの栄養価、生育期間と栄養価、粒度分布、嗜好性などを調べていました。

新たなチャレンジ、楽しいですね。

稲WCSの泌乳牛への有用性を示唆:全国情報交換会、開かれる

2009 年 3 月 3 日

Filed under: — admin @ 3:07 PM 未分類

3月2日?3日、埼玉県さいたま市内で「平成20年度飼料イネの研究・普及に関する情報交換会」が開かれ、全国から約300名が集まった(共催:畜産草地研究所、関東農政局、全国農業改良普及支援協会)。

早くから飼料イネの研究・普及に携わってきた山形大学農学部・吉田宣夫教授による基調講演「飼料イネ・飼料用米の現状と可能性」が行われた後、5つの技術紹介と3つの事例報告がなされた。

技術紹介では、新潟県畜産研究センターの関誠氏は、試験研究の結果などを基に「イネWCSを主な粗飼料源とした発酵TMRは、泌乳牛への輸入チモシー乾草の代替として有用である」と述べた。

事例紹介では、茨城県水戸地域農業改良普及センターの石川恭子氏は「イネWCSの品質が安定し、乳牛全頭に給与する酪農家が増えている」ことなどを示し、
埼玉県の酪農家・長滝岳氏は「細断型収穫機によるWCSは嗜好性も良く、現在15?/頭・日、給与している」などと述べた。

総合討論では、?食用米との共生問題、?WCSの最大給与量はどのくらいか、?今後の行政の継続性、?広域流通と、できあがったエサの品質保証が今後の課題、などの発言があった。

なお現在、全国の作付面積はイネWCS用に8931ha、飼料用米に1611ha、合計1万542haと見込まれ、さらに広がろうとしている。

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中曽根氏(岩見沢)・細澤氏(千歳)・加藤氏(旭川)が宇都宮賞を受賞

2009 年 3 月 2 日

Filed under: — djito @ 6:58 AM 未分類

(財)宇都宮仙太郎翁顕彰会は3月1日、札幌市内で第41回宇都宮賞表彰式を開催した。
今回の受賞者は以下の3氏。

《酪農指導の部》中曽根 宏氏(岩見沢市)
乳牛の能力・体型の技術的向上を図るための仲間作りに努め、地域検定組合の設立に尽力。BSE擬似患畜の範囲縮小、耳標装着の実現に奔走。酪農ヘルパー利用組合の設立など、JA・行政に地域酪農振興対策への支援を働きかける中心的な役割を担った功績は多大。また、空知地域を越えた北海道の農政運動を展開し、その牽引役として果たした役割は多大。

《酪農経営の部》細澤 伸一氏(千歳市)
 「よい土・よい草・よい牛づくりを基本とした、時代に対応する技術への挑戦」をモットーに、常に新時代を見据えた取り組み姿勢を持ち続けている。企業として成り立つ新たな挑戦として農事組合法人を設立し、効率的な酪農システムを導入。バイオガスプラントを導入し、近隣の食品加工工場から出る残渣物処理と、それから発生するメタンガスを燃料として販売。新しい畜産業の可能性を示した。

《乳牛改良の部》加藤 孝志氏(旭川市)
 牛群検定成績乳量1万955kg、乳脂率3.71%、乳蛋白率3.36%、平均体格得点86.6点と体型・能力のバランスの良さは北海道屈指。雌牛NTPのトップ10%以内に、牛群の26%にあたる10頭が入っており、改良集団のトップクラスに位置づけられている。生涯生産性の向上のために、長命連産性に富んだ牛群の作出に努力している。共進会においても常に上位成績。

健康な子牛とは、健康な母牛から生まれた、胸腺の充実した子牛である

2009 年 2 月 27 日

Filed under: — maetomo @ 5:49 AM 未分類

江別酪農研究会の例会が24日に開催されました。
今回は『子牛の疾病予防管理』をテーマとした、小岩正照先生(酪農学園大学・獣医学部・教授)の講習会が行われました。

○米国の調査によれば、母牛体重比7%で生まれた子牛、妊娠期間が282日(つまり、ほぼ予定日どおり)に生まれた子牛は死亡率(分娩後4時間以内)が一番少ない。
○子牛は酸欠で生まれてくる。酸素の戻りが悪いと、初乳を与えても抗体が上がらない。

《下痢子牛に対する処置》
○吸乳欲ある(指を出すと吸う)→拍水音(腹を触るとバシャバシャ音)ある→断乳、ネッカリッチサプリメント
○吸乳欲ある(指を出すと吸う)→拍水音(腹を触るとバシャバシャ音)ない→ミルク給与(回数を増加)、ネッカリッチサプリメント
○吸乳欲ない(指を出しても吸わない)→強制哺乳しない→輸液が必要、ネッカリッチサプリメント
※ちなみに子牛に差し出す指は、指のなかで細菌学的に一番きれいな「小指」がよい。

○虚弱子牛は「胸腺」が形成不全であり、充実した胸腺は肺炎予防につながる。
○子牛の健康は胎子(生まれる前)で決まる。
○子牛の病気の原因は、妊娠母牛の栄養(分娩前2カ月、アミノ酸、微量ミネラル、ビタミンA)に起因する。

などを小岩先生から解説してもらい、質疑応答も活発でした。
その後、同研究会会員の子牛の発育調査結果が発表され、来年度はさらに発育調査を充実させることなどが、深夜まで話し合われました。

二つの「ワクワク」

2009 年 2 月 20 日

Filed under: — maetomo @ 6:03 AM 未分類

今週は、外国人を講師として招いたセミナーを二つ、取材しました。
一つは、全酪連の酪農セミナーで、講師は、米国ニューヨーク州で活躍している、栄養・飼養管理コンサルタントのダニエル・ホタン氏。
もう一つは、北海道アルバータ酪農科学技術交流協会のセミナーで、講師は、カナダ・アルバータ・ミルクの総括部長であるマイク・サウスウッド氏。

その二つのセミナーで、くしくも“ワクワク”という言葉が出てきました。

前者の“ワクワク”は、「成功する酪農家は、毎朝起きると、新しいチャンスを発見することに“ワクワク”している」というもの。

後者の“ワクワク”は、「消費者に、“ワクワク”する新商品を開発して届けたい(オーガニックミルク、オメガ3乳製品、メラトニン強化ミルク、共役リノール酸、プロバイオティック・ヨーグルトやチーズ、エスニック・チーズなど)」というものです。

どの仕事においても、こうした“ワクワク”は大事ですね。
みなさんも、“ワクワク”していますか?

繁殖性と長命性、そしてジェノミクス

2009 年 2 月 6 日

Filed under: — maetomo @ 5:22 PM 未分類

石狩乳検主催の研修会が2月3日、北広島市で行われました。
講師は中込稔氏(?野澤組・札幌営業所長)、テーマは『遺伝子と牛群検定の利活用による酪農経営の向上』です。

そのなかで中込氏は、
「遺伝改良の目的は、それを上手く取り入れて、自分の経営をより安定させること」
「改良目標は、酪農家個々に設定すべきものである」
「理想的な牛群、最も収益性の高い牛群とは、高能力、高成分、健康で繁殖性、長命性に優れている牛群であろう」
「それらなかでも、繁殖性と長命性は、世界的に最大のテーマである」
と述べ、アメリカとカナダの改良方針や内容、また繁殖と生産寿命に影響を与える要因などを解説しました。

さらに、アメリカとカナダが精力的に取り組んでいる『ジェノミクス』が、今後、遺伝改良や酪農経営にどのようにインパクトを与えるかも解説しました。
ちなみに『ジェノミクス』とは、まだ日本語が無いようです。
いわゆるDNAで遺伝子型を測定するもので、それによる改良能力評価の信頼度はかなり高いのだそうです。
そして北米では、実用化の時代に来ているそうです。

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