子牛ペンの管理

2009 年 4 月 3 日

Filed under: — maetomo @ 3:27 PM 未分類

石狩ホルスタイン協議会の研修会が今日、江別市で開催されました。
講師は伊藤紘一氏(ウイリアムマイナー農業研究所)。
写真は今朝、伊藤氏が町村農場(江別市)を視察されたときの写真です。

子牛のグループペンで、フリーストール部分がとても清潔に管理されていて、
「理想的な管理。牛は清潔感覚があり、きれいな所に寝る」
「このように、きれいなゾーンをきちんと区別して作っておくことが極めて大事」
と伊藤氏はコメントしていました。

欲しい付加価値は「安全性」:全国農協乳業協会がアンケート調査

2009 年 4 月 2 日

Filed under: — admin @ 11:32 AM 未分類

社団法人全国農協乳業協会はこのほど、「牛乳消費」に関する消費者アンケートを行い、その結果を公表した。

これは、「生乳鮮度重視牛乳」が販売されている地域のエリア(北海道、静岡、愛媛、大分)で、牛乳を1週間に平均2回以上飲んでいる成人男女を対象にインターネットで行ったもの。

その結果:

☆好きな牛乳のタイプをもっている人が約9割
☆牛乳を飲む一番の理由は「栄養補給で体にいいから」
☆購入する牛乳を選ぶ理由の1位は「価格」
☆6年以上同じブランドを飲んでいる人が約5割
☆多少値段が上がっても欲しい価値は「安全性」

などの回答が得られた、としている。

なお、飲用牛乳消費はこの5年減少傾向にあり、平成15年度に448万トンだったものが、同19年度は402万トンに減り、同20年度も前年度比2-3%割り込む見通し。

アンケートの詳細は;
同協会HP=http://www.nopla.or.jp まで。

リッキングの効果は大きい!

2009 年 3 月 27 日

Filed under: — maetomo @ 8:41 AM 未分類

道央の酪農家同志が主催する道央広域酪農研究会の定例勉強会が昨日、長沼町で行われました。
今回のテーマは「哺乳子牛の栄養と管理」、講師は雪印種苗株式会社・北海道研究農場の阿部健太郎氏です。

初乳給与のポイント、全乳哺育の注意点、さまざまな異常便、哺乳ロボットを上手に使う方法、カーフハッチを上手に使う方法、スターターを優先して食べさせるコツなど、同農場でのやり方、事例やアドバイス、そしてトピックスを豊富に交えて解説されました。

そのなかで、リッキング(親牛に、生まれた子牛を舐めさせる)の効果として以下があり、
□子牛の体が乾きやすい(風邪防止)。
□マッサージ効果により血液の循環が良くなり、初乳免疫の吸収を高める。
□子牛がリラックスする。

「お金がかかるものではないので、ぜひやっていただきたい」とのことでした。

また、搾乳ロボット導入を検討している人へのアドバイスとしては、
□水槽の配置:哺乳ロボットに近いところは、子牛が集まる場所で、水槽が汚れやすいので下痢のリスクが高まる。
□哺乳ロボットの設置位置:授乳ホースが短くなるように設置すれば、ホース内にミルクが残りにくく衛生的なので、下痢のリスクが少ない。
□ペンの配置:小さい(日齢の若い)牛から大きい牛へ、という方向に除糞できるようにすること。

でした。

カユイ所に手が届く

2009 年 3 月 20 日

Filed under: — maetomo @ 6:03 AM 未分類

富良野酪農組合(19戸/礒江敏昭組合長)の2万t出荷記念講演が17日に、JA富良野で開催されました。
講師は伊藤紘一氏(ウイリアムマイナー農業研究所)です。

講演後、富良野市のO牧場を視察に行った伊藤氏。
一通り見まわった後、牛と会話しながら、このように、牛の尻―尻根を竹ボウキで擦ってやりました。
牛は目を細めて、気持ち良さそー。

カユイところを掻いてやると、牛は泣いて喜ぶ。
その牛の隣の牛は、「今度は自分の番だ」と思って、ワクワクしながら待っている。
それをやめようものなら、隣の牛は、地団太踏んで悔しがる。
…と元・普及員のMさんが言ってたのを思い出しました。

足寄産カマンベールチーズ揚げ

2009 年 3 月 19 日

Filed under: — maetomo @ 3:58 PM 未分類

十勝管内足寄町のオシャレな居酒屋さん「ららばい」(TEL 0156-25-5292)で、「足寄産カマンベールチーズ揚げ」を食べました。
このチーズ揚げ、なんとイチゴジャム(ソース)をつけて食べるんです。
これが美味い!
カマンベールチーズの風味、塩味に、イチゴの風味がバッチリ合います。
こういう食べ方、あったんですね。

ご主人によると、「足寄産カマンベールチーズは味が濃いタイプ。だから、よりイチゴジャムが合う」のだそうです。
足寄に行ったら、ぜひ食べてみてください。
また、ご家庭でも作って、ぜひ試してみてください。
美味いですよー。

「ららばい」のブログ=http://pub.ne.jp/lullaby/?entry_id=1615695

経営の「かきくけこ」とは? 千葉県畜産協会らが平成20年度講習会を開く

2009 年 3 月 18 日

Filed under: — admin @ 6:16 PM 未分類

3月17日(火)、千葉県畜産協会および長生地区畜産振興協議会は県内で、平成20年度畜産講習会を開いた。

講師は、「酪農経営の向上を目指して」(千葉県畜産協会総括コンサルタント・前之園孝光氏)、「乳牛健康セミナー「TMRダンゴ」システムで長命・連産」(北海道酪農コンサルタント・佐藤正三氏)、「家畜ふん尿処理の基本と理論」(千葉県畜産総合研究センター・山田真希夫氏)

前之園氏は、収益性の向上は乳産量のアップからとして、そのためには
か=観察
き=記録・記帳
く=工夫
け=計画
こ=行動 が大切と強調した。

佐藤氏は、牛が選び喰いできない微細切・超高水分「TMRダンゴ」システム(本誌2007年8月号参照)をビデオを映しながら解説し、6産までとれる牛群づくりを目標にしようと講演した。また同システムを採用している県内のTさんも実感を述べた。

水槽のお掃除セットです

2009 年 3 月 13 日

Filed under: — maetomo @ 6:25 AM 未分類

北海道十勝管内のF牧場の水槽はいつもピカピカ。
「ペットショップで売られている金魚すくい用の“ネット”と“たわし”は、水槽の掃除に必須です」とFさん。

イスラエルで開催の第17回国際農業技術展のご案内

2009 年 3 月 9 日

Filed under: — admin @ 10:55 AM 未分類

イスラエル農業がハイテク技術やエコロジーな農業技術の研究開発が盛んなことは、本誌で現在連載中の「イスラエル酪農は、なぜ世界一なのか?」でも、その一端を知ることができる。

在日イスラエル大使館は、同国テルアビブで国際農業展を5月5日から7日まで開催すると発表した。この博覧会は、「アグリテック2009」とも呼ばれ、3年に1回開かれるもの。前回は、海外からも105カ国5500名の参加があった。

展示は、イスラエルの得意分野である灌漑・温室栽培、ハイテク農業、酪農システム、再使用水システム、有機農業などの製品が並ぶ予定。

専門ツアーは前回の例では、酪農・最大搾乳のシステムなど、1日がかりで組まれた。在日イスラエル大使館では、東京発のアグリテックツアーを企画している。

問い合わせ;
イスラエル大使館経済部(担当:原田、山川)
? 03?3264?0398
メール:tokyo@israeltrade.gov.il

これ、何のサイレージ?

2009 年 3 月 6 日

Filed under: — maetomo @ 6:45 AM 未分類

網走農業改良普及センターのI普及員が、
「何のサイレージか、わかりますか?」
と言いながら、これを見せてくれました。
はて??
答えは、ひまわり(夏りん蔵、緑肥作物)のサイレージでした。

これは同管内のRファームが昨年、小麦収穫後の畑に播種し(8月4日)、コーンハーベスター+クラッシャーを使って収穫・調製(10月27日)したものだそうです。
小麦収穫後に空いた畑をムダにしたくない、ひまわりは景観にもいい、ということでRファームは試験的に作付したそうです。
I普及員は、ひまわりサーレージの栄養価、生育期間と栄養価、粒度分布、嗜好性などを調べていました。

新たなチャレンジ、楽しいですね。

稲WCSの泌乳牛への有用性を示唆:全国情報交換会、開かれる

2009 年 3 月 3 日

Filed under: — admin @ 3:07 PM 未分類

3月2日?3日、埼玉県さいたま市内で「平成20年度飼料イネの研究・普及に関する情報交換会」が開かれ、全国から約300名が集まった(共催:畜産草地研究所、関東農政局、全国農業改良普及支援協会)。

早くから飼料イネの研究・普及に携わってきた山形大学農学部・吉田宣夫教授による基調講演「飼料イネ・飼料用米の現状と可能性」が行われた後、5つの技術紹介と3つの事例報告がなされた。

技術紹介では、新潟県畜産研究センターの関誠氏は、試験研究の結果などを基に「イネWCSを主な粗飼料源とした発酵TMRは、泌乳牛への輸入チモシー乾草の代替として有用である」と述べた。

事例紹介では、茨城県水戸地域農業改良普及センターの石川恭子氏は「イネWCSの品質が安定し、乳牛全頭に給与する酪農家が増えている」ことなどを示し、
埼玉県の酪農家・長滝岳氏は「細断型収穫機によるWCSは嗜好性も良く、現在15?/頭・日、給与している」などと述べた。

総合討論では、?食用米との共生問題、?WCSの最大給与量はどのくらいか、?今後の行政の継続性、?広域流通と、できあがったエサの品質保証が今後の課題、などの発言があった。

なお現在、全国の作付面積はイネWCS用に8931ha、飼料用米に1611ha、合計1万542haと見込まれ、さらに広がろうとしている。

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