麦稈が短くなっている!?
2009 年 8 月 7 日
ようやく北海道にも夏が来ました。
十勝・帯広の昨日の最高気温は31.5℃。
その十勝は麦刈り、麦稈集めのピークです。
H牧場(経産牛85頭・未経産牛75頭・繋ぎ飼い)は約500個の麦稈ロールを集めます。
昨日は68個運んだそうです。
そのHさん、「年々、麦の丈が短くなっている。だから少しずつ反収が減っている」と話していました。
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Comments (0)ようやく北海道にも夏が来ました。
十勝・帯広の昨日の最高気温は31.5℃。
その十勝は麦刈り、麦稈集めのピークです。
H牧場(経産牛85頭・未経産牛75頭・繋ぎ飼い)は約500個の麦稈ロールを集めます。
昨日は68個運んだそうです。
そのHさん、「年々、麦の丈が短くなっている。だから少しずつ反収が減っている」と話していました。
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Comments (0)今年は長雨と低温が続き、小麦などには相当な被害が出ている北海道。
札幌は昨日、久しぶりに青空が出て、近郊の酪農家のみなさん一斉に二番牧草の収穫、敷料の麦稈集めに出ました。
「麦稈集めは平年なら7月25日くらいから。だから1週間くらい遅れています。うちは、その前にアルファルファ二番草の収穫を終えなければならないので、水分調整がままならないままラップにしちゃいました」というYさんも、麦稈集めで大忙しです。
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Comments (0)2005年に根室管内別海町のI牧場に初めて導入され、本誌2006年9月号、2007年6月号、2008年8・9月号で解説された「伏流式人工湿地(ヨシ濾床)浄化システム」です。
I牧場では1日に出るミルキングパーラー雑排水は約17t。
雑排水には、パーラーの洗浄水のほか、廃棄乳(治療中で出荷できない乳など)も含まれます。
それが見事に浄化処理されています。
このシステムの良い点についてIさんは、「廃棄乳が入れられること。そして、ほとんどメンテナンス、維持費がかからないこと。落差を利用しているので、電気代はポンプ1台分だけ」と言います。
一番下の段(4段目)からは、きれいに浄化された水が流れていました。
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Comments (2)昨年の10月に稼働した根室管内別海町の西春別TMRセンター(構成員18戸)は、圃場面積約1600ha、乳牛頭数約4000頭(経産牛約2200頭)で、圃場面積、乳牛頭数は道内最大級です。
供給TMRは、搾乳38kg、搾乳30kg、乾乳前期、乾乳後期、育成の5種類。
それぞれ1個・約900kgで、圧縮バッグにして配送しています。
そのTMRを混合するミキサーは26.9立米。
その大きさには驚きです。
しかも、それが2台!
バンカーサイロも超巨大。
幅15m×長さ75m×高さ3mで、それが15基もあります。
さすが最大級!
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Comments (0)十勝管内M牧場は、金ぐしと炭カルを常備しています。
金ぐしで背中や尻をこすってやると牛は大喜び。
とくに初産牛は、搾乳時にこすってやると気が紛れて、搾乳がスムーズにいくそうです。
炭カルは、ベッドに汚れた部分があれば、汚れを除去して、すぐに撒きます。
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Comments (0)「飼料の水分含量を知らずに飼料設計はできません」
「しかも水分含量は時々刻々と変化しています」
という岡本全弘先生(酪農学園大学・酪農学部・家畜栄養学研究室)。
その岡本先生が「手作り乾燥装置」を考案・作成したことは、本誌2007年10月号でご紹介しました。
これは手軽に作成でき、簡単に持ち運びができる超優れものです。
この「手作り乾燥装置」とはどういうものなのか、どのようにして水分測定をするのか、を岡本先生に解説していただき、ビデオ撮影しました。
ただいま編集中です。
近々、本誌の「お役立ち付録DVD」に盛り込まれる予定です。
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Comments (0)埼玉県北を中心とした酪農家後継者らのサークルで
構成している「ミルクマンプロジェクト」は、6月28日(日)、
深谷市内のショッピングモール「サングリーン」で、
「ミルクマンショー」を公演した。
このプロジェクトは2006年に始まったもので、
主人公ミルクマンが牛乳のパワーで悪軍団を退治するストーリー。
ナレーターなども含め、すべて自分達が役をこなし、
ショーを通して、牛乳を見直してもらい、牛乳嫌いや飲み残しを減らす
きっかけにしてもらおうとするもの。
これまでに、幼稚園や産業祭などで16公演をこなしてきた。
酪農の合間をぬいながら、より多くの子ども達にミルクマンを見てもらいたいと、
今回は、ミルクマンを主人公にした「絵本」や「CD」を作成し、展示販売も行なった。
酪農を継ぐ者として、生産者の声や思いをヒーローショーに乗せて、
牛乳牛製品を摂取する人達に伝えたい、としている。
参考 → http://cmizer.com/movie/49495
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Comments (0)6月前半の北海道は雨続き。
「平均降水量は平年の1.8倍、平均日照時間は平年のわずか4割」とのことで、農作物の生育や作業が心配されていました。
とくに牧草は、収穫作業が遅れることでの影響が心配され、やきもきしていました。
そして今週、ようやく北海道らしいスカッとした青空となりました。
そして昨日の札幌市の最高気温は31℃。
近郊の江別市をまわったら、牧草収穫作業に追われていました。
農業改良普及センターによれば、「(石狩地区の)牧草の収穫作業は平年よりも4-5日遅れ」。
そして、「この時期の4-5日遅れは影響が大きく、栄養低下がかなり心配される」とのことです。
また、「雨が続いたことで、牧草の下部が蒸れている場合もあり、それがカビにつながることも心配される」とも話していました。
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Comments (0)牛乳を研究している研究者達の「日本酪農科学会」は6月20日(土)、
埼玉県さいたま市・ラフレさいたまで、市民講座「ミルクですこやかな毎日を」を開き、
約200名の人達が来場した。
内容は、
増田哲也氏(日本大学准教授)による「牛乳と健康:牛乳の魅力の再発見」、
香川靖雄氏(女子栄養大学副学長・医師)の「医学的見地から見た牛乳の効用」、
竹内冨美子氏(管理栄養士)の「牛乳を摂るメリット:牛乳の栄養と調理性」。
最後に、講演者らによるパネルディスカッションが行なわれた。
増田准教授は、「乳は食糧として創出された唯一の天然物。全ての必須アミノ酸が
必要十分量存在し、非常に価値あるタンパク源。カルシウムの給源としても有用で、
牛乳にはカルシウムが効率的に吸収できるような仕組みが備わっている」と解説し、
さまざまな牛乳の効果・美味しさなどのメカニズムを解説した。
香川副学長は、「高齢社会にとって牛乳乳製品の摂取は大事。
牛乳には血圧、血糖を下げ、脳梗塞、認知症を予防する成分が含まれ、
寝たきり老人の発生を防ぐ。また生体内でのカルシウム代謝から見て、
夕方に牛乳を飲むと乳由来のペプチドが骨芽細胞を活性化させる」とし、
市町が一体となって牛乳乳製品摂取により栄養を改善した例などを示した。
竹内氏は「牛乳は栄養バランスの良い食品で、その調理性は、
1)味をマイルドにする、
2)加熱臭が濃厚感とコクを生む、
3)白くなめらかに仕上がる、
4)高温加熱で焼き色や香ばしさを生む」などとしたうえで、
牛乳1杯(200ml)に含まれるカルシウムを、他の食品から摂るとしたら割高になる、
などと解説した。
同会では今回のような講座を今年は全国9ヵ所で開く予定。
なお、同会会長の金丸義敬先生(岐阜大学教授)には、
弊社近刊の増刊号「ミルクの本:その価値を伝えるために」で、
第4章「牛乳タンパクの価値:生体防御機能」を執筆していただいています。
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Comments (0)食べました! 美味しい!
日清食品が今月1日から発売した『日清レンジ Spa王 ミルクで作るクリームパスタ《シチュー風》』
これは中央酪農会議が日清食品と、『牛乳に相談だ。』の共同販促キャンペーンを展開しているものです。
(もう一つ、ハウス食品の『フルーチェ』も共同販促キャンペーン)
同商品のパッケージには、「牛乳をご用意下さい(約250ml必要)」と大きく書かれています。
http://www.nissinfoods.co.jp/product/cm/show_cm.html?cm_id=276
牛乳を入れて、電子レンジで加熱するだけ。
これはお手軽、簡単です。
「牛乳を普段飲んでいる人に、さらにもう一杯分飲んでもらう」ことと、「これまで飲まなかった人に牛乳を味わってもらい、これから飲んでもらう」ことを区別して対応しなければならないでしょう。
―中略―
まずは前者への働きかけが有効ではないでしょうか。
そのためには、創意工夫が求められます。
直接飲用の増大もさることながら、牛乳の間接的利用による消費拡大を見出す必要があると、筆者は考えます。
【Dairy Japan 2009年6月臨時創刊号『ミルクの本』、第9章、牛乳の消費拡大に向けて、平岡祥孝】より
この商品は、まさに「牛乳を普段飲んでいる人に、さらにもう一杯分飲んでもらう」「牛乳の間接的利用による消費拡大」ですね。
牛乳の消費拡大につながる、こうした商品を、もっともっと開発してほしいです。
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