牛乳バー、2軒目は「ホワイト」と「黒」

2009 年 8 月 28 日

Filed under: — admin @ 7:39 PM 未分類

平成19年にJR池袋駅構内に初めてできた「牛乳バー」。
これは、駅弁などを手がける日本レストランエンタプライズが、
日本酪農乳業協会(J-milk)と連携してつくったショップ。

JR新橋駅構内に、今年5月にできた2軒目(写真)は、何と隣りは「黒酢バー」。
実は、元々「黒酢バー」だったところに、白い牛乳が入り込んだもの。

池袋店、新橋店ともに、ビン入り牛乳やドリンクヨーグルト、乳飲料などを揃え、
東京ではなかなか飲む機会の少ない地方の牛乳を月替わりで紹介。

今日の新橋店では、岩手県の「くずまき高原牛乳」がお勧めだった。
ここには、持ち帰り用だけでなく、簡単なイートインコーナーもある。

同社によると、今後も同じようなショップ展開を検討中とのこと。

後継者、スタッフに、どうしたら活躍してもらえるのか?

Filed under: — maetomo @ 1:52 PM 未分類

一昨日(26日)の晩に札幌市で、札幌市主催の「人事担当者・管理職向けセミナー」が開催されました。
講師は、弊誌にたびたび執筆いただいている平岡祥孝教授(札幌大谷短期大学部、近著はDairy Japan6月増刊号「ミルクの本/牛乳の消費拡大に向けて」)で、今回のセミナーのテーマは「ミドルの仕事―仕事で育て、仕事で育つ―」でした。
平岡教授は、ご専門は牛乳のマーケティングですが、こうした人材マネジメントなどについても造詣が深いことで有名なのです。
この日は、各企業の人事担当者がたくさん参加しました。

セミナーに参加してまず感じたことは、どの企業も、管理職と今の若者世代にはいろんな溝があるのだということ、その若者(人材)にどうしたら活躍してもらえるのか模索しているのだということ、でした。
酪農も、後継者やスタッフに対して同じですね。

では、それをどうするか?
そのアイデア・ヒントとして、人を育てる人の力量と腕前として、以下の七つが紹介されました。
1. 観察力:若手をよく観る。
2. 傾聴力:若手の話をよく聞く。
3. 伝達力・教育力:若手が理解できるように伝える。
4. 思考力:考えて、考えて、考えぬく。
5. 仕事の見直し:時間的、精神的余裕を生むようにする。
6. 結果評価と過程評価:結果を評価するだけでなく、そこに至るまでの過程(プロセス)も評価する。
7. 「気づき」と「思いやり」:「自分を大切にしてくれている」という実感を持ってもらう。

なお、平岡教授には、これから発刊するDairy Japan10月増刊号「人を活かす 酪農場マネジメント」(9月25日発刊)でも、それに関連した内容をご執筆いただきました。
乞うご期待!

モミガラと麦稈

2009 年 8 月 21 日

Filed under: — maetomo @ 10:17 AM 未分類

十勝管内N牧場は、既存のキング式牛舎をアブレスト式ミルキングパーラー(12頭用)に改造しました。
そして、その待機エリアの床の管理として、ストール付近にはモミガラを、それ以外には麦稈を敷いて(撒いて)います。
モミガラは「滑らない」というのが大きな理由です。
細かな気づかいですね。

今月は分娩が多いんです

2009 年 8 月 14 日

Filed under: — maetomo @ 6:51 AM 未分類

「8月は分娩が多いんですよ。今日も3頭、お産がありました」という十勝管内のH牧場(経産牛85頭・未経産牛75頭)。

8月に分娩が多い理由は…?
そう、そのとおりです。
「この時期、種がとまらず、秋になってからどんどん、とまるから」とのことです。

その理由は…?
そう、そのとおりです。
「夏バテもあるけど、圃場作業(麦稈集め、2番牧草収穫)が忙しくて、発情発見率が低下するから」とのことです。

麦稈が短くなっている!?

2009 年 8 月 7 日

Filed under: — maetomo @ 2:57 PM 未分類

ようやく北海道にも夏が来ました。
十勝・帯広の昨日の最高気温は31.5℃。
その十勝は麦刈り、麦稈集めのピークです。

H牧場(経産牛85頭・未経産牛75頭・繋ぎ飼い)は約500個の麦稈ロールを集めます。
昨日は68個運んだそうです。
そのHさん、「年々、麦の丈が短くなっている。だから少しずつ反収が減っている」と話していました。

さぁ、二番牧草! 麦稈集め!

2009 年 7 月 31 日

Filed under: — maetomo @ 6:51 AM 未分類

今年は長雨と低温が続き、小麦などには相当な被害が出ている北海道。
札幌は昨日、久しぶりに青空が出て、近郊の酪農家のみなさん一斉に二番牧草の収穫、敷料の麦稈集めに出ました。

「麦稈集めは平年なら7月25日くらいから。だから1週間くらい遅れています。うちは、その前にアルファルファ二番草の収穫を終えなければならないので、水分調整がままならないままラップにしちゃいました」というYさんも、麦稈集めで大忙しです。

伏流式人工湿地(ヨシ濾床)浄化システム

2009 年 7 月 24 日

Filed under: — maetomo @ 5:58 AM 未分類

2005年に根室管内別海町のI牧場に初めて導入され、本誌2006年9月号、2007年6月号、2008年8・9月号で解説された「伏流式人工湿地(ヨシ濾床)浄化システム」です。

I牧場では1日に出るミルキングパーラー雑排水は約17t。
雑排水には、パーラーの洗浄水のほか、廃棄乳(治療中で出荷できない乳など)も含まれます。
それが見事に浄化処理されています。

このシステムの良い点についてIさんは、「廃棄乳が入れられること。そして、ほとんどメンテナンス、維持費がかからないこと。落差を利用しているので、電気代はポンプ1台分だけ」と言います。

一番下の段(4段目)からは、きれいに浄化された水が流れていました。

道内最大級のTMRセンターだから、これも最大級

2009 年 7 月 17 日

Filed under: — maetomo @ 7:06 AM 未分類

昨年の10月に稼働した根室管内別海町の西春別TMRセンター(構成員18戸)は、圃場面積約1600ha、乳牛頭数約4000頭(経産牛約2200頭)で、圃場面積、乳牛頭数は道内最大級です。

供給TMRは、搾乳38kg、搾乳30kg、乾乳前期、乾乳後期、育成の5種類。
それぞれ1個・約900kgで、圧縮バッグにして配送しています。

そのTMRを混合するミキサーは26.9立米。
その大きさには驚きです。
しかも、それが2台!

バンカーサイロも超巨大。
幅15m×長さ75m×高さ3mで、それが15基もあります。
さすが最大級!

金ぐしと炭カル

2009 年 7 月 10 日

Filed under: — maetomo @ 8:38 PM 未分類

十勝管内M牧場は、金ぐしと炭カルを常備しています。
金ぐしで背中や尻をこすってやると牛は大喜び。
とくに初産牛は、搾乳時にこすってやると気が紛れて、搾乳がスムーズにいくそうです。
炭カルは、ベッドに汚れた部分があれば、汚れを除去して、すぐに撒きます。

今の「サイレージ」「TMR」の水分は何%ですか?

2009 年 7 月 3 日

Filed under: — maetomo @ 6:51 AM 未分類

「飼料の水分含量を知らずに飼料設計はできません」
「しかも水分含量は時々刻々と変化しています」
という岡本全弘先生(酪農学園大学・酪農学部・家畜栄養学研究室)。
その岡本先生が「手作り乾燥装置」を考案・作成したことは、本誌2007年10月号でご紹介しました。
これは手軽に作成でき、簡単に持ち運びができる超優れものです。

この「手作り乾燥装置」とはどういうものなのか、どのようにして水分測定をするのか、を岡本先生に解説していただき、ビデオ撮影しました。
ただいま編集中です。
近々、本誌の「お役立ち付録DVD」に盛り込まれる予定です。

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