GM(遺伝子組み換え)トウモロコシの成育状況を公開:日本モンサント

2009 年 8 月 21 日

Filed under: — admin @ 11:13 PM 発表会

日本モンサント株式会社(本社:東京)は8月20日、茨城県にある
同社研究農場に報道陣を招き、GM作物の成育状況を公開した。

今回公開されたGM作物は、
雑草防除が容易になり、農薬散布回数が少なくなる「除草剤耐性」大豆と、
殺虫剤の散布が少なくなり、農薬残留リスクの減る「害虫抵抗性」トウモロコシ。

GMトウモロコシでは、対照区のNon-GM作物との違いが明瞭で、
害虫被害も殆どなかった(写真)。
米国モンサント社では、2030年には2000年比で
トウモロコシの単位当たり収量を2倍にすると予測。

同社によると、世界のGM作物は1億2500万haと推定され、
日本には、すでに約1700万トンのGM作物が輸入・利用されている、
としている。

GM作物の次の世界の話題は小麦のGM導入に移っており、
生産性向上の切り札の一つである、この技術への「正しい知識」の
理解が必要だろう。

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