安全安心な国産牛乳を生産する会らが県に要請:口蹄疫

2010 年 6 月 16 日

Filed under: — admin @ 8:57 PM ニュース,未分類

安全安心な国産牛乳を生産する会と千葉酪農協は、
口蹄疫問題に関して、6月15日、
首都圏で発生したら、他の地区とは異なり、移動禁止や交通や人の遮断などに
格段に困難が予測されることから、千葉県に下記内容の要望を行なった。

1 発生した場合を想定して、県内全家畜の殺処分後の埋設場所
2 県内全地区での発生を想定した半径10kmの全面的交通規制とそのシミュレーション
3 発生農場と一定半径内の全住民の完全移動禁止 (半径500m?)
4 移動制限区域内での日常人の集まる施設の一時自粛処置
5 集乳車、飼料運搬車などの消毒体制の準備
6 発生時の補償の明確な提示
7 対策チームの設立
8 農場での対策マニュアルの配布と全農場への具体的現地指導
9 万が一発生時の殺処分や埋設など作業員の対応

そして、口蹄疫に予防および発生に対する県の対策を全県民に公報し、
その恐ろしさと対策の理解・協力を得ていただきたい。

さらに、全国の獣医学を学ぶ学生も、今回の事態に関する実際を研修し、
今後の獣医師業務に役立てて欲しい、としている。

酪農新規参入18戸・離脱175戸で、157戸の減少 北海道

2010 年 6 月 15 日

Filed under: — djito @ 6:04 AM 未分類

北海道農政部が発表した「北海道における酪農家の離脱状況について」によると、今年(平成22年)2月1日現在の生乳出荷農家数は7190戸で、昨年(平成21年)2月1日から今年1月末までの1年間に酪農以外からの新規参入が18戸あったものの、175戸が出荷を中止したことから、157戸の減少となった。
減少率は2.14%であり、去年の2.69%を下回った。

減少率を地域別に見ると、後志の4.40%が最も多く、以下、日高、石狩、上川の順となっている。
減少率が最も低いのは根室の1.17%で、以下、胆振、桧山、十勝、留萌の順となっている。

離脱要因は、「経営転換」が最も多く全体の49.1%、次いで「高齢化と後継者問題」が20.0%、「将来への不安および負債問題」が14.9%となっている。

千歳空港も「靴底消毒実施中」

2010 年 6 月 11 日

Filed under: — maetomo @ 5:48 AM 未分類

一昨日(9日)、千歳空港に着いたら、手荷物受取所に入る(および出口に通じる)ゲートに、「靴底消毒実施中です」(石狩地区農協組合長会)、「口蹄疫 侵入防止にご協力をお願いします」(北海道ほか)というポスターとともに、消毒マットが敷かれていました。

北海道は、「これからの観光シーズンを控え、空港や港湾等でのポスターの掲示や靴底、車輌消毒を要請するとともに、畜産農家にむやみに立ち入らないことや観光牧場などでの入場者の消毒への協力やパンフレットの配布により、道民や国内外から来道する方々への協力を依頼する」としています。

草地農業を成功させるポイントとは

2010 年 6 月 4 日

Filed under: — maetomo @ 5:53 AM 未分類

ニュージーランドにおける草地農業研究の第一人者であるガビン・シース博士(ニュージーランド国立研究所)の特別講義が5月31日、酪農学園大学(北海道江別市)で行われました。
主催は、ニュージーランド大使館、同大学、創地農業21です。

同博士は草地農業を成功させるポイントとして、
「牧草の生長の仕方をきちんと理解すること」
「放牧地の健全な土壌を認識すること」
「放牧地のマネジメントとして、1ha当たりの牛の頭数、季節繁殖が重要であること」
などを紹介しました。

また、放牧草の緑色が多く消化率が80%と高ければ、乾物摂取量は18kg/日、代謝エネルギーは212MJ/日にもなるのですが、消化率が60%と低くなると、それぞれ10kg、88MJとなることから、いかに放牧草の維持・管理が重要であるかを強調しました。

護蹄研究会開催中止

2010 年 6 月 3 日

Filed under: — maetomo @ 5:05 PM ニュース,未分類

護蹄研究会は、第13回護蹄研究会研究集会の開催中止を決定した。
宮崎県における口蹄疫発生被害の拡大を受けて決定したもの。

事務局は、「蹄に特化した会だけに何とか開催の方向で取り組んできたが、直接牛に接する人が多い会だけに、中止が賢明と判断した」としている。

口蹄疫を農場に持ち込まないチェックリスト

2010 年 5 月 28 日

Filed under: — maetomo @ 6:45 AM 未分類

北海道農政部は口蹄疫侵入防止対策の徹底を図るため、「口蹄疫を農場に持ち込まないチェックリスト」を作成し、5月20日付けで、道内全戸の偶蹄類飼養農家がこのチェックリストを参考に自らが点検を実施してもらうよう通知しました。

これは家畜伝染病予防法/家畜衛生管理基準のなかから、口蹄疫に関して重要なポイントをまとめたものだそうです。
「防疫意識を高めそれを維持するためにも、ぜひご活用いただきたい」と北海道農政部は話していました。

北海道も消毒徹底

2010 年 5 月 21 日

Filed under: — maetomo @ 5:28 AM 未分類

宮崎県での口蹄疫発生に伴い、北海道は4月21-30日に牛・豚・羊などの飼養農場全戸(1万450戸)を対象にした緊急調査を行い、4月30日時点で口蹄疫の疑いがないことを発表しました。
それと同時に、口蹄疫侵入防止の徹底、農場立入時における消毒の徹底を呼びかけるポスターを全戸、関係機関に配布しました。

根室管内のJA中標津は4月26日に、家畜飼養組合員全戸に石灰と薬液(踏み込み消毒槽用)を配布しました。
以来、どの農場も入口は石灰で真っ白です。
集乳車も農場に出入りするごとに消毒しています。

「人や物資の移動がある以上、(宮崎県との)距離は関係なく防疫体制を強化しなければならない。国民全員にその認識を持ってもらうために、そうした情報をもっと報道してほしい」と関係者は話していました。

平成22年度幕別町畜産祭り、開催中止のお知らせ

2010 年 5 月 14 日

Filed under: — admin @ 4:32 PM 未分類

幕別町畜産祭り実行委員会は、宮崎県内にて口蹄疫が確認されたことを受け、、平成22年度幕別町畜産祭りの開催中止を決定した。

明治乳業(株)は減収増益

Filed under: — admin @ 12:14 PM 未分類

 明治ホールディングス株式会社は、5月13日、東京本社で平成22年3月期決算短信を発表した。同期の売上高は1兆1066億円、営業利益287億円で、売上高では連結業績予想を下回ったが、営業利益は上回った。

 同社は、昨年4月に明治製菓株式会社と明治乳業株式会社が経営統合し共同持株会社「明治ホールディングス株式会社」を設立し、東京証券取引所第一部に上場した。そのため、今期が初年度となり前年実績を持たない。完全子会社となった明治乳業株式会社は、売上高が7044億円、営業利益175億円で、減収増益となった。減収の主な要因は、飼料価格の値下げ、夏場の天候不順における飲料・アイスクリームの物流減。これらに対し、各種原材料コストの減少、家庭用商品の拡販・伸張、価格改定により増益を果たした。

 次期平成22年3月期は統合2年目、昨年度からの取り組みをさらに前進させるべき年と位置づけ、市場競争力の強化、新たな需要の発掘、またあらゆるコストの見直しをし、グループとしての経営体質を強化に取り組むとした。さらに、主要商品群やチーズ・流動食といった成長事業などの一段の拡大、高付加価値商品の開発を強化・推進するとした。また、今後の成長原資創出のため、あらゆる面からのコスト削減を図るとした。

詳細1:明治ホールディングス株式会社平成22年3月期決算短信
詳細2:補足説明資料

尻尾はブラシ

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM 未分類

「きれいで見事な牛たち!」
十勝管内のN牧場をうかがったときの第一声でした。

「とにかく牛体が汚れるのが嫌なんです」とNさん。
ストールや敷料の管理はもちろん、尻尾を毎朝洗います。

「牛にとって尻尾はブラシでもある。そのブラシが汚れていては、体はきれいにならない」
これは、かつてNさんが実習したときに親方から教わった言葉だそうです。

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